キング・オブ・コング(原題)(2007)
Fri.09.05.2008 Posted in ドキュメンタリー
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king of kong
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原題:The King of Kong: A Fistful of Quarters

旦那が借りてきたDVDを勝手にみています。

80年代に流行ったドンキーコングに高じる人々がアメリカにはいまだにいて(日本にもいるのかな、ていうかまだゲーセンにおいてあるのかな。)、こういうドキュメンタリーができてしまった。

ドンキーコングやパックマンなど初期のゲーセン機を「クラシック(名作)ゲーム」と呼んでる人たち。

その記録は80年代から破られていなくて、伝説化していたワールドチャンピョン(記録保持者)は、いまはもう中年になってて、フロリダでホット(激辛)ソースの製造販売業をしている。

そのチャンピョンがいて、それをとりまくゲーム審査委員会「ツイン・ギャラクシー」のメンバーがいて、二十年来のゲーム仲間同士でなりたってるクラシックゲーム界はとても閉鎖的なところなのだ。

だから新参者がくると、王様の権威を守るために厳しいルールが課せられる。

ワシントン州出身の中学教師が、ビデオテープにおさめて委員会に提出した1,060,600点だかの記録は公式として認められず、実際にゲーセン大会に出ないとだめだ、といわれてしまう。

教師がニューハンプシャーまで行って、大会で記録を破ると、すかさずチャンピョンがビデオを提出してきて、その記録を破ってしまう。

チャンピョンならビデオ提出でもいいの?新参者はだめなのに??

さいしょ、30代〜50代のルーザーとしかいいようがない人たちの戦争ごっこを、バカにしてわらってたけど、知らないうちに教師を真剣に応援してまうところが、製作側の思うつぼだった。

ドキュメンタリーにしては起承転結&勧善懲悪の構図が完ぺきすぎるよ。


でも本人たちはシリアスらしいです。

映画の公開後も、二人のバトルは続いているようで、続編はドキュメンタリーじゃなくて俳優が演じるらしいです。


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エマニュエルの贈りもの (2005)
Mon.28.01.2008 Posted in ドキュメンタリー
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原題:Emmanuel’s Gift


文字通り、感動ドキュメンタリー。
80分と短いのがちょうどいい。

涙、じゃなくて、ウォ〜ォ〜と叫びたいかんじです。
主人公エマニュエルの視野(ヴィジョン)というのが想像も付かないくらい大きくて、人間の力の無限性を目撃できる、素晴らしい作品。


エマニュエルはガーナの貧村で生まれた。
右足が使えないくらい短くて、折れ曲がった障害をもって。

ガーナでは障害者が多いそうで、人口の10%だとか。
貧困と、医療制度の遅れから小児麻痺などにかかる人が減らないらしい。

そして伝統によれば、それは呪いとされ、都市にはそんな家族から捨てられ物乞いをする障害者であふれているのだ。

エマニュエルのお父さんは障害を持つ赤ん坊を嫌がって家出した。
でもお母さんは違った。
愛情深くエマニュエルを育てて、決して物乞いにはなるなといって、エマニュエルが大人になる前に亡くなった。

お祖母ちゃんをはじめとした大家族を一日2ドルの靴磨きで支えながら、エマニュエルは物乞いをする障害者の暮らし見て、ひとつの考えに達する。

アメリカの非営利団体に手紙をだす。自転車をもらうために。

食べ物を送ってくださいとか、お金をください、とかではなくて、マウンテンバイクが欲しい、と書く。

自転車でガーナを横断して、障害者を励まし差別をなくし、サポートするキャンペーンをする計画を立てる。


するとなんと、マウンテンバイクとヘルメットがエマニュエルに届く!

それまで自転車に乗ったことがなくても、エマニュエルは平気だ。
すぐに片足でマウンテンバイクをものすごい力でぐいぐいと漕いで、ガーナでもなんでも横断してしまう。

少年時にまつば杖と片足でサッカーをするシーンがある。
ものすごくすばやいです。

「釣りバカ」とか「役者バカ」とかよくいうけど、彼の場合は「チャレンジバカ」って感じかな。

水泳も覚えてトライアスロンまでやるのよ。片足で。

大半の人はトライアスロンなんてやろうとも思わないよ。両足あって、お金も暇もあっても。
やっても自分のためにでしょ?

エマニュエルは底なしのようなエネルギーを自分のためにじゃなくて、ガーナの障害者のために使う。
ハンディキャップを持って貧しい暮らしをするガーナの同胞たちに車椅子を送りたい。
教育のチャンスを与えたい。
政府に働きかけて、障害者をサポートする制度をつくりたい。

夢は果てしないエマニュエル。
彼のことを知ることができてよかった。


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不都合な真実 (2006)
Fri.27.04.2007 Posted in ドキュメンタリー
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an inconvenient truth

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原題:An Inconvenient Truth


友人みんなに観るように薦めたい作品。
といいたいところですが、途中うつらうつら寝てしまって、しっかりとしたレビューができない気がする。

隣で見てた旦那も私と交互してグーグー寝てたし。


アル・ゴア元副大統領が、大統領選挙でブッシュ(息子)に負けて、落ち込んで、最後には立ち直った。
環境問題を世界中にうったえるという使命を胸に。

ゴア、辛かったんだなー。
そして、頑張ったんだなー。
えらいなー。といってもらいたいような気もしてくる彼の世界じゅうでの講演を追ったドキュメンタリー。

今年はじめ、全米の教師に教材として使ってもらいたいと、DVDを無料で配ったという。
もちろんDVDのパッケージは100%リサイクルだそうです。
やっぱえらいね。

世界中の氷河がどんどん溶けている様子を写真で見せたり、二酸化炭素の濃度と地球の温度、海水の温度の変化のスライドとか効果的なのに、なぜか眠くなる。

全部見てない私がいうのもなんですが、ゴアの声がとっても退屈なのだ。
理科のクラスで子供たちがみてても寝ちゃうよ。

ナレーターを誰か雇えばよかったのかも。
スティーブ・マーティンでもデイヴィッド・レターマンでも。

そしてゴアの政治的なメッセージ(環境問題に熱心な政治家に投票しろ、とか)には???な私。

実際、地球温暖化についてについては真剣なつもりで見て、ちょっと期待はずれでした。

でもみなさん、一度じっくり見てみてください。
そして自分が地球に対してできることを考えてみる。
そういう意図ははっきりと伝わってきました。

我が家では遂にプリウス買ったもん!


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エンロン/ザ・スマーテスト・ガイズ・イン・ザ・ルーム(原題)(2005)
Thu.13.07.2006 Posted in ドキュメンタリー
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原題:Enron: The Smartest Guys in the Room

先週の水曜日(7月5日)に心臓発作で死亡した、エンロン創立者、ケン・レイにちなんで借りてみた。

2001年のスキャンダル以来、ケン・レイは2004年に起訴され、今年の5月に有罪が確定、10月に刑期も確定し牢屋に入るところだった。

そんな状況での急死、ということで自殺かな、と疑ってしまうのは私だけ?投獄後を憂いて生きるに耐えられずの心臓発作だったのかしら。極秘で安楽死の薬を飲んだとか。

映画自体は長いバージョンの「60ミニッツ」(CBSのテレビ番組)を見てるようだった。どうりで「60ミニッツ」好きの旦那が薦めてくるわけだ。

映画館にお客が入るのかな、とおも思える硬い内容に、分かりやすい音楽をBGMに展開するドキュメンタリー。

エンロンを破綻に追いやったキーマン数人に焦点を当てて、当時を知る社員やアナリスト、記者などのインタビューで綴るバブルのストーリー、はやはり眠くなりました。本物の60ミニッツだか、Foxでやったエンロン特集よりは人物中心でわかりやすかったけどね。

初めて知ったのは、10年ほど前のカリフォルニア州でのエネルギー危機と大停電は、実はエンロンが金儲けのために起こしたものだったということ。

これを見たら殆どの人、というかカリフォルニア住民はみんな腹立つんじゃないか。

エンロンが発電所に働きかけて、メンテナンスのためとかなんとか言わせて工場をシャットダウンし、電力の値段を吊り上げてから売る、ということをしていたのだ。そのときの電話が凄いです。

「カリフォルニアのお爺ちゃん、お婆ちゃんたちから大金巻き上げて30歳までに引退するぞー」「山火事で送電線が燃えた?燃えろ!燃えろー!」なんてトレーダーの会話が録音されていたのだ。

カリフォルニア電力危機のあと、当時の知事は事態を収拾できないとして追い出され、代わりにシュワちゃんが知事になった。

シュワちゃんの登場と、ブッシュ大統領とケン・レイが仲良かったり、大統領選挙でのエンロンからの貢献、などなど、そこらじゅうに胡散臭い政治との絡みがみえたりする。

さらに、今は潰れた会計事務所アーサー・アンダーセンや、メリルリンチをはじめとする大手証券会社の数々もみんなでエンロンのバブル事業に加担し、巨大な利益を得ていたわけで、後になってみんなで「そんな悪いことをしてたなんて知らなかった。裏切られた」と平気でのたまい被害者づら。


この映画の元になった本を書いたのは、雑誌「Fortune」の記者べサニー・マクリーン。
彼女はなんと私と同じ1971年生まれなのです。凄いなー。尊敬!

bethany mclean
べサニー・マクリーン


有名アナリストを始めとする誰もがエンロンは最優良企業と言って「買い」を薦めていた2000年に「エンロンの株価はバブッてないか?」という疑問を投げかけた記事を書いた。

彼女は当時CEOだったジェフ・スキリングにインタビューの電話をかけて、「財務諸表の数字が合わないけど、エンロンは実際にどうやってお金を稼いでるの?」という単純な質問をしたら、物すごい剣幕で怒られたそう。

そして、彼女には経理の知識が不足していて、聞いている質問の意味が分かっていないようだ、といわれた。

実際痛いところを突かれたCEOスキリングは彼女を打ち負かそうと、CFOを含む経理のスタッフをニューヨークに送りミーティングを行ったが、彼女の経理知識のほうが上をいっていたそうだ。

当時30歳にも満たない小娘にしてやられたエンロン。
彼女曰く、エンロンのような状況は珍しいケースではなく、人間だからどこでも起こりうること、だそう。
現金が入ってくれば人間悪いことにも目をつぶるのだ。

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フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白 (2003)
Thu.22.06.2006 Posted in ドキュメンタリー
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fog of war
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原題:The Fog of War: Eleven Lessons from the Life of Robert S. McNamara

ベトナム戦争時代にアメリカの国防長官を務めたロバート・マクナマラが85歳になって、戦争と共にあった人生を振り返る。エリートなんだなと分かる語りっぷりだけど、比較的分かりやすいインタビューだった。

DVDにはフランス語やスペイン語に混じって、日本語の字幕もあって、さらに助かりました。特に戦争用語は難しいからね。

【あらすじはこちらから。下にロールダウンして参照】

インタビュー全体は大学で国際政治のクラスをとっていた頃に教科書で読んだような内容だった。だから途中難しくなってくると眠くなるんだけど、なかなか面白いインタビュー。(なんで面白いのに眠くなるんだよっていわないで。疲れてました。)

時には涙しながら熱く語るので、散々戦争でアメリカ政府に力を貸してきたけれど、結局は僕は平和主義者なのだよ、なんて言い分もふんふん聞いてしまう。彼の挙げる11の教訓はもっともらしいし、イラク戦争への批判めいたようにも聞こえてきます。

「一晩で10万人が亡くなった東京大空襲は、間違っていた。でも戦争には何が正しくて何が間違っているというルールがないのだ。」

第二次世界大戦でメイルという上官の「勝てば官軍。勝たねば戦犯」というポリシーが、すべての爆撃、原爆投下に帰する、というところは単純すぎる気もする。

ベトナム戦争では泥沼化し始めた頃、ジョンソン大統領に撤退するように何度も助言したのに、大統領は聞き入れなかった。だそうで、最後に自分の責任について聞かれると、きっぱり「語りたくない」というところがアメリカ人だな、と思いました。

きっと、彼の「答えたくない質問には答えない」の法則をラムズフェルド長官も使ってるよね。

以下はドキュメンタリーを構成する、戦争の11の教訓です。

1.Empathize with your enemy.
(敵の身になって考えよ)
2.Rationality will not save us.
(理性は助けにならない)
3.There's something beyond one's self.
(自己を超える何かのために)
4.Maximize efficiency.
(効率を最大限に高めよ)
5.Proportionality should be a guideline in war.
(戦にも‘釣合い’が必要だ)
6.Get the data.
(データを集めよ)
7.Belief and seeing are both often wrong.
(目に見えた事実が正しいとは限らない)
8.Be prepared to reexamine your reasoning.
(理由付けを再検証せよ)
9.In order to do good, you may have to engage in evil.
(人は善を成さんとして悪をなす)
10.Never say never.
(決して「決して」というな)
11.You can't change human nature.
(人間の本質は変えられない)


一つ一つの教訓とあてはまる実践の例が、ホント、アメリカの大学の教科書っぽい。教科書って、実践やエピソードが散りばめてあって結構面白いのです。また大学に戻る気はさらさらありませんが。

第二次世界大戦、キューバ危機、ベトナム戦争、とおどろおどろしい映像が効果的で、反戦のメッセージを込めつつ、マクナマラが後に世界銀行でで貧困のために尽くしている、と紹介するところ、難いですね。

ケネディー、ジョンソン大統領とマクナマラの電話の会話も聞けるし、歴史好きの人にはさらに興味深いでしょう。

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デブラ・ウィンガーを探して(2002)
Wed.24.05.2006 Posted in ドキュメンタリー
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Searching for Debra Winger
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原題: Searching for Debra Winger

「マドンナのスーザンを探して」、「グレート・ブルー」のロザンナ・アークエットが「仕事と家庭の両立はありえるのか」という疑問をもって、34人の女優達にインタビューをする。

面白いテーマのわりに、作品の評価が低いようなので(Netflixで★★★)下世話な話も聞けるのかな、なんて期待してみたら、女優さんの愚痴大会になってました。「40代になると、役が来なくなる」だそうです。

80年代の青春映画には欠かせなかったマーサ・プリンプトンやアリー・シーディが酔っ払いのたわごとのように、女優を選ぶのに外見重視のハリウッドを嘆いているのをみているのは痛い。

ダイアン・レインが「キャリアがある自分の人生に、男が入る余地はない」と言ってるのもツライ。

「少女のような容貌に決別しなくてはならないのが、辛かった。」といってるけど、若作りには相当お金かかってそうなシャロン・ストーンを見るのも相当ツライ。

子供との時間をとるために、仕事を減らしている、というロビン・ライト(ショーン・ペーン夫人)やメグ・ライアンだって、普通じゃ雇えないほどのベビーシッターやらお手伝いを使ってるんだろうから、同情しろって云われてもねぇ。


その中でもウーピー・ゴールドバーグは面白かった。
「年をとるとお尻が大きくなって胸がたれる。あんまり大きいケツなもんで、誰のかと思うくらい。どんなに運動したってダイエットしたってついてくるストーカーみたいなものよ。胸だって、もう垂れてやるって聞かないのよ。」

ウーピーのようにコメディーの才能があれば、歳は関係なく仕事はくるだろう。

題名に使われたデブラ・ウィンガーは『愛と青春の旅立ち』や『愛と追憶の日々』で脚光を浴び、キャリア絶頂のまま90年代半ばで引退した。久々にインタビューで登場の彼女は、引退してから久しいけれど、女優業に未練のない様子が潔くてカッコよかった。その後テレビで復帰したらしいので、この映画をどう捕らえたらいいのかわかりません。

同じく引退したジェーン・フォンダのインタビューも含蓄あったけど、去年JLo(ジェニファー・ロペス)の映画に出てたしね。

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売春窟に生まれついて (2004)
Fri.21.04.2006 Posted in ドキュメンタリー
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bornintobrothells
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原題:Born Into Brothels: Calcutta's Red Light Kids

ドキュメンタリーづいてるシネマガールです。

題名が凄いですが、”Brothell” (売春宿)の意味が分からずレーティングの高いドキュメンタリー、ということでDVDを借りてみました。

昨日の『ステップ!ステップ!ステップ!』とは180度違う世界だけど、これもまた別の意味で子ども達の笑顔に心が動かされた作品でした。

インドの有名な売春宿地区で育つ子ども達に、写真を教えている女性がいる。

ロンドン生まれ、NY在住の写真家ザナ・ブリスキ。
彼女のことをザナおばさんと呼ぶ8人の生徒。
カメラをおもちゃのような感覚で使いながら、ザナの指導で写真を撮って回る。

被写体は自分の家族、小さな住みか、通りの人々、友達、さまざまだけど、一人一人の個性がでるし、かなりの芸術的才能を持つ子もいる。

みんなの母親やお祖母ちゃん、そのお祖母ちゃん代々、売春で生計を立ててきている環境はすさまじい。

ある男の子が云う。「こんな汚いところに住んでいる人は世界中にいないよ。食べ物の残骸の横に靴が転がってる。」

インド人の子どもって、目がくりくりしてて可愛いです。
ぽっちゃりした男の子もいれば、やせっぽちの女の子もいて、それぞれ笑顔は天真爛漫そのもの。とても売春宿に住んでるとは思えない。

でも、字幕を見る限り、周りの大人たちの言葉遣いのキタナサったらない。ヒンドゥー語分からなくて良かった。
「聞こえなかったの?アンタの耳にはチンチンが刺さってるんじゃないの?」とか、罵り言葉満載で恐ろしいです。

そんな生活を映すだけなら、そうなんだ、可哀想だな、で終ったかもしれないけど、子ども達の可能性を見たザナ先生が、売春地帯から子ども達を離し、全寮制の学校に入れようと奔走するところから、ドラマは動き出します。

犯罪者(=売春婦)の子どもは受け付けない学校が多いし、HIV感染しているかどうかの検査もしなければならない。学力も遅れていて、学年を下げないとダメ、とか、親が子どもに客を取らせたいので、放さないとか。

そんな中、チャンスを与えられた子ども達は学校に向かう。
将来に夢をもって、もう二度と売春宿に帰ってこないように。

子ども達は自分の人生を変えられるのでしょうか?
少したってからの近況も最後に紹介されている。
希望をもって、見てみてください。

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ステップ!ステップ!ステップ!(2005)
Thu.20.04.2006 Posted in ドキュメンタリー
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madhotballroom
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原題:Mad Hot Ballroom

ニューヨークの公立小学校で社交ダンスを習う5年生の子供達と先生のドキュメンタリー。

とにかく、子供達が文句なしでかわいい!
まだティーンじゃなくて、でも分別のついてきた年齢がとにかく魅力的です。

「ダンスはメレンゲが好き。先生に上手いわねーって褒められると楽しいわ。」

「女の子は嫌い。いつもボスになりたがって、自分が一番上手いと思ってるんだ。」

「男の子達が私達に興味があるのは知ってるわ。でもしばらくはデートには興味がないわ。」

なんて生の声が聞こえてきて、笑っちゃうと同時に懐かしくなったりもする。

5年生といっても、飛び級があるアメリカでは10歳くらいから12歳くらいまでがいて、身長も体重も様々。
160cmくらいの女の子と100cmくらいの男の子のペア、なんても出てくる。

そして移民(中国、東欧、イタリア等)の種類が多いトライベッカ、ドミニカ共和国移民が90%を占めるワシントンハイツ、など、人種のるつぼニューヨークの縮図のような小学校がまた面白い。

家庭事情が複雑な子供、英語が話せない子供、非行に走りそうな子供。
そんな子たちが、ダンスを通して自分の道をみつけていく。

そしてダンスを子供達に教える熱血先生方。

子供達の成長ぶりに思わず涙してしまったり、注意するときはスペイン語になるバイリンガルの先生、非行に走らないよう子供のお手本となろうとする若い先生、など、こちらも多彩でエネルギーにあふれている。

昔ウッちゃん、ナンちゃんがラテンダンスに挑戦してたけれど、あのときの熱血先生のノリを思い出した。

体育の選択科目に社交ダンスを取り入れているのは、さすがニューヨーク、というカンジですが、子供達は最初からダンスに興味があるわけではなく、練習するうちに、ダサい(lame)からカッコイイ(cool)に変わっていくところが、作られていない「メイクドラマ」であります。

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10週間のクラスの最後に待っている、ニューヨーク市全校参加のコンテストへ向けて、代表チームの選抜、練習、衣装えらびなどの様子をカメラが捉える。

決勝に出場する子供達は、やっぱりラテン系が多くて腰の関節が日本人よりも多くて反則なんじゃないか、と思うくらい。

特に女の子たちはすでに妖しげな動き&ステップをマスターしていて、5年生とは思えない。

ダンスものが大好きなシネマガール、彼らの可愛いダンスに魅了された2時間でした。

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DOGTOWN & Z-BOYS (2001)
Tue.28.03.2006 Posted in ドキュメンタリー
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Dogtown&Zboys
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原題:Dogtown & Z-Boys

以前紹介した『ロード・オブ・ドッグタウン』のドキュメンタリー版。70年代の西海岸のスケボーシーンのノスタルジーたっぷりで、映画版より面白かった!

ドキュメンタリーと比べると、映画版はメロドラマ仕立てでお子様向けに思えてくる。
ストーリーは殆ど一緒でも、70年代の実際のスケボーの映像は、ドキュ版は迫力が違う。

ビデオカメラが普及してる今ならともかく、よくあんなにも映像が残ってたなーと思う。
12人のZ−Boysたちが小学校の運動場のコンクリートで、空のプールで、ベニスビーチの通りで、狂ったようにスケボーで遊ぶ様子、カッコイイです。
これがアメリカのスケボーの歴史なんだなぁー。

サイケデリックな時代だったんだね。
それ以前のスケボーのスタイルよりも荒々しく、お行儀悪く、時にはダルーいカンジが70年代の音楽にマッチしている。

ジミ・ヘンドリックスが4曲(!)も使われていたの、気に入りましたね。
なかなか許可を出さないので有名なレッド・ツェッペリンの歌も。
その他、ブラック・サバス、オールマン・ブラザーズ、ニール・ヤング、など懐かしの名曲オンパレード。
サントラ盤に歌が全部入ってないのが惜しいところ。

当時10代のZ−Boysが今を振り返るインタビューも興味深い。
一番育ちが良かった少年(ステイシー・ペラルタ)が、スケボーのビジネスでも成功し、この映画を監督するに至り、才能はあったけどチャランポラン系の少年(ジェイ・アダムス)は薬物所持で現在服役中という状況が悲しい。

他、12人中行方不明のもいれば、半分くらいは離婚していたり、アメリカの社会の縮図のようでもあります。

また映画ではスポットが当てられなかった日系のショーゴ・クボ、ペギー・オキのインタビューもあり、伝説扱いされているのは日本人としては嬉しかった。

ナレーションを務める俳優ショーン・ペンは、ベニス・ビーチでサーフィンをしてた頃もあったことからこの仕事を受けたそう。
ショーンってサーファーだったのね。

Peggy Oki
「男の子達より上手かった」ペギー・オキ



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スーパーサイズ・ミー (2004)
Thu.23.03.2006 Posted in ドキュメンタリー
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Super Size Me
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原題:Super Size Me

ご存知、一ヶ月間マクドナルドだけを食べ続けたらどうなるか?という課題に挑戦した人 =  監督(モーガン・スパーロック)自身のドキュメンタリー。

出だしは、ちょっとイカシたパワーポイント・プレゼンテーションみたいだったけど、それがどんどん娯楽になっていくのがこの映画の凄いトコ。クイーンの「Fat Bottomed Girls」が流れてなんとも呑気なかんじで始まるのが憎いっすねー。

ハリウッドの映画には超肥満な人はエキストラにだって出て気やしないから、アメリカに住んでみないと、この問題は現実味がないのかもしれへんね。

そうなんです、アメリカって、多くの人の食生活が最悪で、小錦のような肉付きの人々って珍しくない、トホホな国です。

別に新しいことを探ってるわけでもないけれど、一ヶ月マクド三昧は目からうろこの実験。おいしいポテトフライだって、スーパーサイズで食べれば、ゲロはきます。

そんでもってこの映画を見た後、チキン・マクナゲットが食べられなくなった。あんなにいいにおいがするのに、チキンが工場で何もかもいっしょくたにミンチにされて油で揚げられるアニメを見たら、ゲゲー、何が入ってるかわかんないじゃないのよー。

現実的な話、マクドだけ食べて生活するってことはありえないけれど、ファーストフードや冷凍のジャンクフード中心の生活している人は多い。

私の同僚のヴィッキーは2児を抱えるシングルマザー。彼女は月曜日と水曜日のディナーに息子二人をマクドナルドに連れて行く。

ハッピーミール(おもちゃがついてくるお子様セット)が1ドルだから。高卒のお給料で二人の子供を養うって、大変そうです。

こうやって小さい頃からマクドナルドに慣れ親しんだ子供達が、知らないうちにファーストフード中毒になっていくのね。

ヴィッキーはソーダも凄い量を飲みます。職場にコーラの12缶入りBOXを持ってきて2日とたたずに飲み干す。彼女の歯はボロボロで、35歳にして近々入れ歯を入れるんだといっている。

彼女にこの映画のDVDプレゼントしようかなぁ。嫌われそうだな。

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デイヴ・シャペルのブロック・パーティ (2006)
Tue.21.03.2006 Posted in ドキュメンタリー
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原題:Dave Chappelle’s Block Party

コメディアン、デイヴ・シャペルが自ら製作費を出して開いたブルックリンでの路上ヒップポップ・コンサートのドキュメンタリー。インディ映画のための低予算コンサートだけど、出演者は豪華。有名どころではエリカ・バドゥ、フージーズ。

コメディ・チャンネルの「デイヴ・シャペル・ショー」が大好きな彼氏の希望で見てきました。友人のNちゃんとダンナも巻き込んで。Nちゃんと私は「デイヴ・シャペルってあんまり知らないんだけどおもしろそうじゃん」という感じでしたね。

シャペルって、黒人さんのコメディアンらしく、人種に関連する辛らつなジョークが売りだけど、彼氏曰く、シャペルは特別に面白くてSophisticated(高尚)だそうです。

映画の最初はシャペルが実家のあるオハイオの田舎町へ行き、地元の高校生のマーチング・バンドや商店のおばちゃんをニューヨークでのコンサートに招待するところから始まる。

白人のおばちゃんらは60歳以上で、ラップのコンサートなんか見るタイプじゃないけど、高校生と一緒に嬉しそうにツアーのバスに乗り込んでいくところが可愛い。高校生バンドは映画『ドラムライン』さながらの迫力あるバンド。ナイスボディのバトンガールも、ドラムの男の子達もみーんな「ニューヨークにいける!」、「コンサートが見れる!」と大はしゃぎ。

ドキュメンタリーの監督ミシェル・ゴンドリーは先日紹介した『エターナル・サンシャイン』の監督で、ミュージックビデオの出身。コンサートのリハーサル、製作の裏側と当日の雨の中のコンサートをテンポ良く織り交ぜて、観客をグングンと引き込んでいく。

「あー、このコンサート行きたかったなー」と思わせるのが目的なんだろうね。臨場感溢れまくりで、ヒップポップ好きでなくても楽しかったなー。

コンサートの目玉であり、「とり」でもあるフージーズは1997年以来はじめての再結成パフォーマンスだったらしい。ローリン・ヒルが「Killing Me Softly」をピアノ伴奏で歌うんだけど、これを見るだけでも映画館で$7払った値打ちがあった。奇跡のような歌声で、もう鳥肌が立っちゃいましたよ〜。

デイヴ・シャペルはジョークを連発しながらMC(司会)をやったり、ブルースのパフォーマンスをしたり、芸達者なんですねー。「Dave Chappelle’s Show」のシーズン1と2のDVD出てるみたいで、借りてみたいところ。

シーズン3の契約を破棄して、南アフリカへ旅に出たり、人気がでても奥さんと息子とオハイオに住み続けたり、今後の動向が注目されるコメディアンといえるのではないでしょうか?

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