シネマガールのえいが日記 − プラス ワシントンDC郊外での日常
『ヘルボーイ』にでてたセルマ・ブレアが主人公の恋愛もの。
セルマ・ブレアって目の下のくまが特徴で、どこか病的なのが魅力なのです。
『ヘル・ボーイ』でも精神病院に入れられてる女がぴったりだった。
わたしの同僚、ヘレンはセルマの大ファンで、是非見てみてということで借りました。
そんで彼女の病的魅力炸裂なのかなとおもったら、意外に健全で、あまり特徴のない女の子だったな。
舞台はニューヨークで、男女が別れたり再会したりのプロットは
『デフィニトリー・メイビー』 に似てる。
大学時代付き合っていた二組の男女が、それぞれ別れたあとも女同士、男同士親友でいる。
ある日、セルマが親友デヴラ・メッシング(ウィル&グレイスのグレイス役)とレストランで食事をしていると、二人の彼氏だった男二人も偶然入ってきて、4人は12年ぶりにばったり会う。
それぞれ過去の別れとか、傷ついたこととか、まあ色んなことをおもいだしつつヤケボックリに火をつけたくもなり、男も女も、それぞれいろんな行動に出て、ストーリーは約束通りに展開します。ほんとうに約束どおり。
で、いつも思うんだけど、やっぱりあの人が運命だった、という人に会うときって、今の彼氏(彼女)とか夫(妻)とか、ものすごくぜったい合わないような人で、なんでもともと付き合ったのか不思議なくらいミスマッチで、もうこれはわかるでしょう、わかれるのは。こっちの方が運命の人なのよ。という、演出は不可欠みたいだけど、今回はものすごく「そう」でした。
セルマの夫役はデブで嫉妬深くて、イギリス訛りも嫌味で(カナダ人俳優だった)、ぜったいもう別れるべきなので、答えは簡単だけど、旦那と別れることイコール、昔の彼に戻るじゃないんだよ、私は私の人生を立て直さなくちゃ、というのがテーマなのでした。
私はそれをサポートしたね。
しかも昔の男がいまはメチャ売れてる作家で、ビーチ沿いの別荘も凄くて。
そこに飛び込まないセルマ、えらい。
それを昔の彼が理解しないところがさ、このメインカップルの魅力半減だったな。
そして自分を立て直したあと、やっぱり飛び込んだところもね。
脚本、監督、出演のエド・バーンズは、こういうロマンチックものの常連で、
『27のドレス』にでてたけど、旦那いわく、『プライベート・ライアン』にもでてたらしい。ぜんぜん思い出せません。
本人はウケるからロマンチックものに出るけれど、本当はマフィアものとか、男らしいものがやりたいらしくイライジャ・ウッド主演で『アッシュ・ウェンズデー』というの脚本・監督やってたの思い出します。
でもそういうのは売れなくて、やっぱ恋愛ものに出ると評判がいい。
そのジレンマが、この映画にでてくる作家の青年に投影されていました。
そしてその親友役での演技は、周りを食っていた。
あと、また疑問ですが、この作品では男の友達同士でよく恋愛の話をことこまかく相談しあったりするんだけど、そんなことあるかなー?とおもって旦那に聞いたら「ちょっとゲイっぽいな」といってますが、どうでしょう?
このブログ、男性は読んでるんかい?
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原題:Chances Are
映画チャンネル(HD Net MV)でやってて、コマーシャルなしなのでついつい見てしまった。
何にも期待してなかったから、まあ予想外に好印象のラブ・コメディーでした。
80年代特集だったのかな。
疲労感がなくて初々しいロバート・ダウニーJr.を見るのは新鮮だったし、シビル・シェパードは40代でも若々しく、ちょっとデミ・ムーアっぽい可愛らしさがあっていいかんじ。
ちょうど「こちらブルムーン探偵社」の終わりごろだとおもう。
最近だと(3年位前?)、マーサ・ステュワートの伝記ものテレビドラマでマーサ役で出てたけど、怒りに満ちたカリスマ主婦、うまかった。
この人は意外と長身だなと発見した作品。
コリーン(シビル・シェパード)は20年間死んだ夫のことを思い続けていたが、夫は娘(メアリー・ステュアート・マスターソン)のボーイフレンド(ダウニーDr.)として生まれ変わっていて、家に遊びにやってくる。
夫ルイとしての記憶が家の部屋やトイレをみてよみがえってくるボーイフレンド、アレックスは、娘の母に信じられないかもしれないけど自分は夫だといって、アタックをかけはじめる。
ありえないと分かってるけど、生まれ変わりって信じちゃうんだよなぁ。
夫が天国に到着したところとか、もちろん非現実的ですが、そういうのもありと思ってみたら、意外にプロットは複雑で、きちんと複線も意味があって展開しており、フィナーレも微笑ましく、納得いって満足。
ワシントンDCが舞台だから、ルーズベルト島とかがキーになって出てきて、うれしく見させてもらいました。
テイタム・オニールのお父さん、ライアン・オニールも出てます。
みんな高感度高いです。
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原題:Charlie Bartlett
オタク君が主人公の『天才マックスの世界』とか『ナポレオン・ダイナマイト』みたいなフリーキーな雰囲気のハイスクールもの期待してたら、ちがいました。
往年のティーン・ムービーを寄せ集めて、また一作つくりました、というかんじ。
主人公チャーリーは『フェリスはある朝突然に』のマシュー・ブロデリックようなこましゃくれ具合なんだけど、微妙。
リッチな家のお坊ちゃんで、私立名門高校でもなじめず、校内で偽の運転免許証を偽造ビジネスを繁盛させて、バレて、退学になり、公立の高校に転校してくる。
新しい学校にはすんなりなじめないチャーリーは、いじめにあいながらも、持前の頭脳とビジネスの腕で、生徒たちの精神セラピストになる。
男子トイレの個室を懺悔部屋みたいにして、一人一人の悩みを聞いたあと精神科医にいって処方箋もらって、また生徒たちに薬を売る。
いじめっ子と「ビジネス・パートナー」になり、薬のディーラーを担当させ、商売繁盛。
みんなの人気を得るが...
そんなあらすじを読んで、面白そうな展開だなーとおもったんですが。
学校で人気者になりたいのを隠さないのはいいけど、それだけがモチベーションだからななんか哀れでちょっとうざいキャラになってしまってるんだよなあ、チャーリー。
でも映画自体は適度のドタバタあり、恋愛あり、機知の聞いたセリフありで楽しめます。
初めてスクールバスに乗るとき、間違えて小さいバスに乗ってしまってから、障害者の友達ができたり、それはそれなりに可愛らしい。
(アメリカで「ショート・バス」と呼ばれている小さいバージョンの黄色いスクールバスは通常、障害者用、なんだそうです。)
普通の生徒たちからは引かれてもおかまいなしに特別学級の生徒とランチしてるチャーリーの純粋さがアピールどころなのだ。
けど、変わり者とどんどんともだちになっていって、いつの間にか学校中の人気者になるのが...翌日からなんて、早すぎない?
脇役たちの意外なロマンスは『ブレックファスト・クラブ』だし、転校生が人気のある生徒、ない生徒、スポーツ系、オタク系、フリーク系なんかのグループのどこにも属せないでいる状態は『ミーン・ガールズ』ですね。
ティーン・ムービーが好きな人は、「あるある、こういうの」と流せるでしょう。
ロバート・ダウニーJr.が校長先生というところは、意外でナイスな配役。
このひとはアル中役がやっぱ似合う。
チャーリーのママにホープ・デイヴィスは、あんな母親いまどきいないよねー。頑張りすぎかも。
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原題:Penelope
これが日本里帰りのときの機内上映のさいごです。
クリスティーナ・リッチーちゃんが、豚鼻の貴族令嬢で、本当の愛を見つけるまで豚鼻がとれないという、先祖代々の呪いがかかってて、ジェームス・マカヴォイがでてきて、どうなるかお楽しみ、というファンタジー。
乱雑なあらすじですみません。
親指姫とか、眠り姫とか、これは王子様に救われる姫系の童話で、時代は現代にして、舞台はロンドンだけど、なんででしょう。リッチーちゃんはアメリカ訛りバリバリですよ。(そのほかのキャストも、英国訛りとほかのがごっちゃですよ。)
でもひたすら王子様を待っているだけじゃないのが、現代の姫なのですね。
自ら色んなことを行動に移して、それはそれですごいです。
「醜くても自分を好きになれば頑張れる」みたいなメッセージがまああんまりポジティブすぎてなんか引いてしまいました。
リース・ウィザースプーンが脇役やってたのは自分が製作してたからなのね。
そしてジェームス・マカヴォイは、いまどきの若手では急上昇ですな。
あんまり出ると食傷気味になるから抑えてほしいところ。
アンジェリーナ・ジョリーとのアクションが公開中で、痛いなーと思う。
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原題:27 Dresses
日曜日に日本からかえって来ました。
今回は弟の結婚式があり、の帰国。
式当日は、雨もざんざかふってましたが、身近な家族だけで、おごそかな神前式がやっぱり素敵でした。
ああいうのやってもよかったな、と思いつつ、自分に高島田のかつらは想像するだけでも恐ろしいです。
お嫁さんは白無垢に角隠しがよく似合って、弟も紋付袴姿にいまどきあまり見ない角刈り(?)頭がいいかんじでした。身内ながら、結婚式自慢。
ついでにいうと、お嫁さんの家族は大分県からわざわざ出向いてこられていた。
お兄さんと弟がきりりとした男前で、弟さんは消防士だって。
九州男児、いいね。
こんなイケメンの親戚ができたことで、また自慢してみるシネマガールです。
さて、帰りの飛行機で真っ先にみたのがこれ。
設定も、展開もむりやりなお決まりのチック・フリックってやつですが、大いに楽しませてもらった。
だって、ジェームズ・マースデンがついに日の目を見たというか、主役を射止めるメインキャラとなった、記念すべき第一作だから。
『Xメン』、『きみに読む物語』、『ヘア・スプレー』、『魔法にかけられて』とか、みーんな二番手で「イイ奴」キャラできてましたから、その路線を破れてよかった。
すごいハンサムで、芸達者だから、どんどん主役張って欲しかったんだよね。
夢がかなえられて、もう満足です。
主人公の二人が惹かれあっていくところは、キツイんだけど、ちゃんとケミストリーはあるから許したい。
エルトン・ジョンの「ベニー&ジェッツ」(って題名?)をバーで二人で歌いだすところもいかしてた。
キャサリン・ハイグルは可愛くて意外にコメディもちゃんとやれてて、新世代のアシュリー・ジャドっぽいね。
妹役は『ベスト・フレンド・ウェディング』のキャメロン・ディアズを髣髴とさせる役柄で、この女優も売れていくことだろう、とにらんでいます。
「花嫁付添い人(ブライズメード)」の習慣が日本にはないので、あんまりピンとこない方もおられるかも。
一晩に結婚式二つ掛け持ちは、無理だし、披露宴のアレンジすべてさせられるというのは普通ではないとおもいます。
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原題:Definitely, Maybe
いま日本にいます。
行きのユナイテッド航空での機内上映で、いちばんよかったのが、これ。
離婚することになった父親が、娘に「パパとママの馴れ初めは?」と聞かれて、寝る前のおとぎ話のように、自分にどんな彼女がいたのかを語り始める。
真剣に付き合った3人の女性について、仮名で話していくうちに、どれがママなのかを娘に当てさせるゲームのつもりで始めた語りがフラッシュバックで始まります。
娘役は「リトル・ミス・サンシャイン」アヴィゲイル・ブレスリンちゃん。
彼女以外にこの役は務まらないだろうと思いました。
大人も顔負けの洞察力をもった、童顔の女の子、うまかった。
友達に話すようなノリで、好きだった女性との過去を8歳の娘にざっくばらんにしゃべっちゃう父親が実際いるのかわからないけど、アヴィゲイルちゃんが相手だと、無理がないの。
お父さん役はウィル・フェレルをかっこよくした感じの、ライアン・レイノルズ。
クリントン大統領の選挙戦とか、ニルヴァーナとか、携帯電話の発展とか90年代を昔のこととして懐かしく描いていて、あー、あれはもう10年以上前なのねー、と思いはするんだけど、90年代ってあまり特徴がなかったというか、あまり恥ずかしいファッションとかでてこなかったのが、ちょっと残念。
「ウェディング・シンガー」がでてきたときは80年代の風刺が超ウケて、ああいうのがあってもよかった気がするけど、コメディ要素よりもロマンチックでトレンディーな要素がメインなのだわね。
お父さんの元カノ役の3人ともいい演技で、とくにアイラ・フィッシャーとレイチェル・ワイスは知的で素敵なキャラでまた「ニューヨーク」っぽいところ憧れました。
でも男は結局無難な古きよきミス・アメリカを選ぶんだわねー。
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原題:Sex and the City
実は最近これほど期待しつつ期待しないようにがんばって、待ち焦がれてた映画はありませんでした。
平日の夕方だけど、女子グループで映画館にくるなり、チケット切るインド系のお兄さんにうざったそうに、「セックス・アンド・ザ・シティーは二階ですよ」といわれ、私たちの意図はもう明らかなわけです。
二階に行ったら、OLグループ、おばさんグループ、ありとあらゆる女グループが大勢いて、私もこの一部なのかとおもうとゾッとしたけど、やっぱりセックス・アンド・ザ・シティーは待ちに待ったよ。
予想通り男性の姿は5人も見かけなかった。
野郎同士で座ってるのはぜったいゲイだとおもった。
テレビシリーズを6年間ケーブルで毎回必死にみていた。
DVDを買って宗教のように見ていた。
友達と回し見した。
というようなファンの方々に伝えます。
ストーリー、ジョーク、キャラクターの展開、すべて上出来。満足しました。
(最初の2分くらいで6シーズンのあらすじを盛り込んであるので、全くテレビを見てない人にもストーリーを追えるようにはなってます。でもぜったいファン向けだよね。)
ファッションは田舎ものの私には相変わらず突飛過ぎた。
ああいうブランド物とか好きな人にも目のキャンディーだったことだろう。
そう、今回もニューヨークならではのゴージャスでハイソで、セレブなライフスタイルが目白押しなのだけど、最後に「やっぱりお金じゃ買えないものがある」みたいな、マスターカードの宣伝みたいな感じで、にくいのよね。
矛盾してるじゃんとおもいつつ、心温まったりするの。
でもって、ニューヨークにいきたくなるし、ニューヨークじゃなくても人生は楽しめるとみんなに思わせる感じ。
シリーズ開始から10年たってるだけに、サラ・ジェシカ・パーカーをはじめみんな年とった。
サマンサが一番いけてたかも。ナイスパディ。
SJ・パーカーはあんまり美人じゃないのに、知的でキレイっぽく振舞えちゃってて、奇抜なファッションも着こなしてるところが、平民の共感をえたんだろうなぁ。
感慨深くみさせていただきました。
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原題:Elizabethtown
会社の友達に借りました。
彼女の旦那が家で何度も見てるほどの映画、というから。
冒頭、主人公の仕事での大失敗(Fiasco)からはじまるんだけど、作品自体大失敗という感じで、残念です。
脚本、監督キャメロン・クロウだから期待されてたんだろうなとおもうと、余計つまらなさが引き立つ気がする。
まずスポーツ・シューズ一足のデザインに失敗しただけで、10億ドルの損失が出る会社なんておかしいし、それが若い設計者一人の責任になるのも非現実的で、それで自殺したい主人公の悲壮感ってものが、嘘っぽいのよ。
そういった大企業はクオリティー・コントロールとか、テスト販売とかいろいろとありそうなものですよ。
オーランド・ブルームは主演としてストーリーをリードしていけてないくて、うすっぺいらいの。
そして今回あまりハンサムにも見えない。
キルステン・ダンストは彼氏が欲しいがためのおせっかい娘で、スーザン・サランドンは笑わせようとしてる演技がうざくて、妹役にはぜったいに年上にしか見えない女優を使ってて、田舎の親戚の人たちはコテコテのうるさくて気のいいやからで、あーつぎからつぎへと、ヤバイのよ。
もうこんな作品つくったら恥ずかしくて人前にでれないだろうなー、と思うくらい。
トム・クルーズが製作にたずさわってるのはちょっと納得。
かれのワザとらしい演出が随所にでてるわ。
適当にハート・ウォーミングで、適当に面白いラブコメディを作ろうとして、かなり悲惨な結果を生んでしまった作品。
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原題:Stage Beauty
くだらなくて、少女漫画のようなストーリー展開だけど、久々に興奮してしまった。
高校時代にダーティー・ダンシングを見たあのときの新鮮さ、とはいいません。
でも、なんかこういうコーチ系の恋愛がすきなんだとおもう。
シェイクスピアの時代の17世紀ロンドンでは女性は舞台に立てませんでした。
それは『シェイクスピア・イン・ラブ』でも紹介されてますね。
そんな時代に実在した最後の女形/美形スター、ネッド・キナストン(ビリー・クラダップ)と、その衣装係から初のスター女優になったマライア(クレア・デインズ)の恋愛と友情の物語。
ある日当時の王様が「これからは女性も舞台にたってよろしい。そして男性は女性役をやってはいかん」との発令をだしたから、キナストンは失業し、マライアは女優の道を歩み始める。
でも演技の基礎ができてないマライアは、王様に命じられた「オセロー」のデステモーナができない。
今は落ちぶれたキナストンがマライアの演技指導にあたる。
演技を指導していくことによってキナストンは自分の中の男性にめざめる。
「オセロー」が頻繁に登場する文学的なテイストやら、当時の衣装やら、女形の芸術的な舞台でのエクスプレッションなど、見所は適当に色々あるらしいです。
でもやっぱインパクトがあったのは、美青年でホモで、パトロン貴族のおもちゃだったネッドを衣装係の少女がストレートに戻した、というところ。
ホモがストレートになるということは実際あるのでしょうか?
ほんとうはバイセクシャルだったということなんだろうけど、女性と寝たことがなかった、というイケメンを落とすのは女冥利に尽きるよ。
B・クラダップは前回紹介の『トラスト・ザ・マン』ではこの上なくうざったい役回りだったけど、毎回別人のようにみえるところが役者のプロなのだ。
今回の長髪は『あの頃ペニーレインと』のラッセルの面影もあり、袖のふくらんだブラウス姿はベルばらのフェルゼンのようで、少し萌えました。
クレア・デインズは『ロミオとジュリエット』と同じく、シェイクスピアのセリフは固いね。
でも二人のケミストリーはある。
Bクラダップが、長年連れ添い妊娠8ヶ月だった彼女(メアリー・ルイーズ・パーカー)を捨てて、クレア・デインズに走ったといういわくつきの映画です。
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原題:Trust the Man
超つまんない映画みちゃった。
M.ギレンホールで借りたんだとおもう。
そのほか、B・クラダップ、D・ドゥカヴニー、J・ムーア。
才能ある俳優があつまっても、脚本が悪ければどうしょうもない作品になるということですね。
脚本、監督J・ムーアの旦那だって。
才能ない人と結婚したのね。
ジョークも空回り、ストーリーも何も起きないし、終わりに何かやってくれると思ったら、古臭くてみえみえだし。
ニューヨークのちょっといけてる倦怠期の男女が織り成すコメディーってのをめざしたんだろうなぁ。
一緒に観た友人に申し訳なかったです。
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原題:Fast Times At Ridgemont High
公開から26年たってますね。
先日はじめてみました。
私のテコンドーの先生(38歳)のお薦め作品。
面白かった!
80年代のポップソングを網羅したようなサウンドトラックは泣けるし。
なにげに、フォーレスト・ウィテカーも出てるし。
そういえばフィービー・ケイツは当時日本でも大人気で、コマーシャルにでてたけど、彼女の映画、みたことなかった。
まあ、可愛らしい顔してオッパイを惜しげもなくさらすのは、さぞ話題になったことだろうな、と思いました。
ジェニファー・ジェイソン・リーはあんまり童顔なんで、旦那も私も誰だか気づかないほどで、これまたオッパイ見せまくりなのがね。テコンドーの先生が「名作」というわけですね。
旦那が懐かしがってたのはミスター・ハンズ。
この先生とショーン・ペンとのやり取りがいいそうです。
脚本はキャメロン・クロウで奥さんのナンシー・ウィルソン(ハートのボーカルじゃなくてギタリストだ。ボーカルは太った方だ。)もちょこっとでてる。(あんまりキレイじゃない。)
『あの頃、ペニーレインと』に比べると、全然洗練されてないストーリーのクロッシングが80年代らしく許せてしまうというか、懐かしいというか。
こういう、まだまだ観てない80年代の青春映画の名作を、みなさんお薦めがあったら教えてください。
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原題:Once
不思議なつくりの映画です。
主人公二人の名前もでてこない。
男(Guy)と少女(Girl)という役柄になってます。
二人はアイルランドの暖かい感じのする街角で出会います。
男は路上でアコギを弾いて、フォーク系のシャウト系な歌を歌う。
そこに少女がやってきて「誰について歌ってるの?」とか突っ込んでくる。
彼女のアクセントはなんだろう、ロシアかな?と思いつつお話が進むとチェコなんだな、とわかります。
『恋人までの距離(ディスタンス)』にも似た、若者の出会い。
二人を演じる役者はミュージシャンらしく、男のギターと少女のピアノのセッションも、声のハモりも切なく心地よい調べとなって、二人の歌でお話はすすみます。
音楽はよく分かりませんが、いまでいうとコールド・プレイとかだろうか。
少女の方はちょっと前で言うとスザヌ・ベガとかそんな感じの二人の弾き語り。
歌の一番、二番、繰り返し、全部聞きたいほどのタイプな音楽ではなかった。
歌詞がちょっと演歌はいってそうな、くどい系でした。
うちの旦那は気に入って終わってもハミングしてました。
そしてエンディング。簡単ながらも、ひねってあり、ちょっと感動。
これでパート2もありかもね、と思いつつ終わる。
あとで読んだ話をひとつ。
男は少女が国に旦那を残してきていると知る。
そしてなんで一緒にいないのかを思い切って聞いてみるシーンがあります。
男「チェコ語で“奴を愛してるのか”ってなんていうの?」
少女「ホニャラホニャラ(まあ適当にチェコ語当てはめてください)、よ。」
男「ホニャラホニャラ」
少女「○×○×(これもチェコ語)」
というのですが、「○×○×」のところ、英語の字幕も出ないんですよ。
だから男と一緒になって「彼女はなんていったんだろう」って思うんだけど。
本当は「いいえ。あなたが好きよ」って云ってるらしんですよね。
それが分かって、物語の見方が少しかわりました。
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原題:JUNO
明けましておめでとうございます。
今年初めての映画は、ここ数年で見た中でも逸脱する出来で、出だし好調!
なので張り切ってご紹介だよ!
ジュノは16歳。
親友のような彼氏のような同級生ポーリーと、リクライニング・チェアの上で初体験をして妊娠してしまう。
即座に中絶を考えたが、「もう赤ちゃんにも爪が生えてるのよ」という学校の友達の言葉で悩み、生むことを決意する。
アメリカではティーンに中絶せずに生んで養子に出しましょう、と勧める風潮があります。
妊娠で悩むティーンを、中絶と養子と両方でサポートする団体もいろいろとある。
中絶か養子縁組か、十代の少女の普通の悩みとか、里親希望の金持ち若夫婦の内なる事情とか。
いろいろテーマはつきませんが、これはもう脚本がすごい、でした。
ポンポンと出てくるアナーキーな会話に、映画館のお客さんたちがみんなで笑うから、会話の続きが聞こえないよー、とりのこされるー。という嬉しい悲鳴パターン。
主人公のジュノを演じた若手女優もすごい。
私はあんなキャラのティーンに生まれ変わりたいです。
見事なまでに竹を割ったような性格でものすごい口のききかたなんだけど、めちゃめちゃ可愛い。
70年のロックとか、ギターとか、スラッシャー・ムービーとか好きで、服装もグランジー。
ああいうフリーキーな子の親友がチアリーダーってのも、あの配役だと信じられるものがある。
でも実際の私は、里親希望の女性ジェニファー・ガーナーに近いなー。(ガーナーもうまかった。)
「子供部屋の壁のペンキはカスタード色とチーズケーキ色、どっちがいいかしら?」
とか、私もやってます。ベージュ10色くらいサンプルで買ってきて。
旦那もあきれてる、というパターンも同じだよ。
お父さん役の俳優もよかった。
いつも脇役で刑事ものとかにでてくる味のあるオジさん。
ステップ・マザーのアリソン・ジャネイも適役。
J・ガーナーの旦那役はテレビドラマによく出てくる俳優で、これもいい味。
そして気になるポーリー役のマイケル・セラ君、注目すべし。
『スーパーバッド』 の延長のようなキャラクターだけどさ。
いいぞ、そのまま行ってくれよー。
まとまらない感想ですが、絶対お薦め作品。
2008年夏、日本公開。
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原題:The Invisible
これも飛行機でみた。
結構インテンスなので最後までみてしまったのに、いうのもなんですが。
恐ろしくつまんなかった。
ティーン・ムービーをバカにする大人にはなりたくなかったです。
すいません。
主人公は成績優秀、容姿端麗、将来も有望な高校生ニック。
ある日、親友に裏切られ、学校の不良系のグループに濡れ衣を着せられ、
殴られ、気絶し、昏睡状態のまま森に置き去りにされる。
夜明けに一人起き上がったニックは徒歩で帰宅、登校するが、
だれも彼の存在に気づかない。
つまりインヴィジブルになってしまったのだ。
ってこれ、幽体離脱だね。
昏睡(仮死)状態の主人公が、幽体離脱して誰かに助けを求めるうちに、
自分を仮死状態に追いやった張本人の(不良)女子生徒アニーが、自分の存在を気づいてることをがわかる。
自分の体がどこにあるか、手遅れになる前に誰かに知らせて欲しいのだが、アニーは殺人罪への関与を認めさせられるのを恐れ、黙っている。
ニックは「アニー、大丈夫だよ。僕は生きている!」と説得しつづける。
するとアニーはなぜかニックと恋に落ちて、ニックを助けるために走るのだった。
『恋人はゴースト』を覚えてますか?
あれをもっとダークでクールぶった高校生たちにやらせた、そんな作品。
みないでいいよ。
ちょっと紹介してみた。
航空会社の映画の選び方はひどいもんです。
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原題:No Reservations
日本からの帰りの飛行機で見たのがこれ。
主演、いつまでもお美しいゼタ=ジョーンズ女史と
、『サンキュー・スモーキング』のA・エッカート。
それに
『リトル・ミス・サンシャイン』の子役アビゲイルちゃん。
凄い顔ぶれなのに安易でコテコテのロマンチック・コメディー以下になってしまいましたね。
ニューヨークをおとぎの国チックに描くはいいけど。
設定も配役もわざとらしすぎで、みてて恥ずかしくなりました。
キッチンで働く人とか、美しすぎ。
メキシカンとかアラブ人のバスボーイ、掃除夫とか、いないですもん。
みんなブロンド美人か、ドレッドも清潔なハンサム黒人で、なんかメッチャ「トレンディー」やなー。(笑)
第一ゼタ=ジョーンズが何で精神科のセラピー受けてるのか分からない。
これもニューヨークっぽいから?
美人で一流シェフなのに彼氏がいないから?
それにエッカートの登場の仕方がもう、安っぽい安っぽい。
そういうキャラに徹したんだろうな。
お話はどうやらドイツ映画のハリウッド版リメイクだそうです。
そっちのほうが素朴でよかったんじゃないかな。
最後まで見たのはエッカートに魅せられてのことなんですが、
終わり方がまた無理やり急展開で、編集されまくって一時間半に小さくまとめた感じがしましたね。
余談ですが、ゼタ=ジョーンズは役に望むため、
ニューヨークのレストランで一日ウェイトレスをしたらしい。
そして客に「キャサリン・ゼタ=ジョーンズに似てるね」といわれるたび、
「いつもよく、そう云われるわ。」と答えてたそう。
かっこいいなー。女優って。
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原題:Running with Scissors
A・ベニングとA・ボールドウィンのコンビにつられて借りて、あー、これ私に合わないわ、失敗。
ところどころ、ちょっと面白くても、全体的につまんない。
十代で母親に捨てられた少年が、預けられた先の精神科医の家で、同じ境遇のエキセントリックな「兄弟&姉妹」たちに出会い、いろんな刺激&影響を受ける。
原作がノンフィクションだからかでしょうか。
起承転結とか意外な展開とかぜんぜんないの。
それなのに、物語の深い意味、とか教訓とかを求めてしまった自分がいけなかった。
いや、そういうのがあったのかもしれないけど、ゲイに目覚めて悩んだりとかの気持ち、よくわかんないです。
少年は可愛いし、ファッショナブルゲイ少年、上手だったけど、あんまり興味が湧かず。。。。
しかもうつ病の母親、アネット・ベニングが鬱になればなるほどストーリーも退屈で、エロオヤジ精神科医はメッチャ気持ち悪いし、アレック・ボールドウィンはイマイチ本領を発揮してないし、グウェネス・パルトロウ浮きまくってて大根だし。
って、久しぶりにコケ下ろしてしまった。
期待を持ちすぎでみたのが敗因でした。
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原題:Waitress
今週末、ジョン・キューザックの怖そうな新作(1408)とどっちか迷って、こっちをとった。
いま一歩ホラーをみる勇気がでないの。
主演、「フェリシティーの青春」(テレビドラマで人気だったらしい)のケリー・ラッセル。
南部の田舎のダイナーのウェイトレス、ジェナは得意なパイ作りで、周囲の人々を魅了しながら、暴力的な夫の束縛にも負けず、強く生きていく。
ロマンスあり、友情あり、人生の教訓ありの心温まる、チックフリック。
なぜか、ナタリー・ポートマンがやった、ウォールマートで赤ちゃんを産む、っていうお話を思い出した。
南部、貧乏、若い娘、出産−つながり、という感じです。
アメリカの低所得層で、夫からの虐待をうけるとか、シングルマザーになるとかってキャラは、若い女優さんだったら一度は通る道なのかな。
コメディーのセンスはなかなかいいです。
夫とのセックスのあと、「凄いよかったわー」と毎度のごとく棒読み調でいうところ、観客の女性陣(たぶん50〜60代であろう)みんなで笑ってたわ。
主人公は、ポスターにもあるように、日記を書くようなノリで、どんどんとパイを焼く。
自分の心境にあわせて「悪い赤ちゃんパイ」、とかって自由に焼いてダイナーで出してみたり。
その他、「私は不倫してるわパイ」、「夫が大嫌いパイ」なんてのも。
ブリーチーズ入りのキッシュは美味しそうだったけど、たいていすっごい甘そうなチョコとかチェリーの砂糖漬けとか、カロリーもメチャありそうで、強烈です。
日本人にはこってり過ぎる。(笑)
衝撃だったのが、あとで知った事実。
監督エイドリアン・シェリーは去年11月にニューヨークのアパートで殺人事件に巻き込まれ亡くなったという。
彼女の遺作となったこの映画の最後に監督自身のまだ小さい娘が最後のシーンに登場しています。
可愛らしくも、鋭い視点の『ウェイトレス』を遺して40歳の若さで逝った監督を惜しみつつ。
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原題:Music and Lyrics
いま実は日本に里帰りできています。
飛行機のなかでやっていたのが、これ。
いいよね、80年代。
冒頭のワム!もどきビデオで胸躍りました。
ああいうのが、時代の最先端だったんだね。
わたしもジャケットの袖をめくり上げてたなー。
ヒュー・グラントを過去の栄光から抜け出せない元ポップスターにするというアイディアはどこから来たのかな。
傑作だとおもう。
このひとの軽さがあの時代にぴったりだよ。
ミュージック・ビデオも、ヒットナンバーも上手く作ってあって、文句なし。
架空のグループ「PoP!」はトンプソンツインズとかワム!あたりのコピー。
そしていまをときめく若者のカリスマアイドル(コーラ)はシャキーラもどき。
こういうおふざけな設定の一つ一つ、芸が細かい。
80年代のパロディーだと、「ウェディング・シンガー」並みにウケました。
そしてドリュー・バリモア。
彼女はETからだから芸暦が長くて、こなれた演技が安定している。
ヒュー・グラントとは10歳くらい離れてるけど、負けてない。
あんまりお似合いのコンビじゃないけど、コメディーの重鎮同士の演技合戦でクオリティが高まったような。
コメディーといえば、「サード・ロック・フロム・ザ・サン」のクリステン・ジョンソンも持ち味でてましたね。
ドリュー・バリモアの大げさなところをさらにパワーアップさせた感じが、姉妹っぽくて笑えました。
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原題:The Devil Wears Prada
不思議なことがありました。
この映画、ネットフリックス(郵送のレンタルDVD)で、頼んでないのに送られてきたのです。
もしかして、タダ借り?
普段の行いがいいから?
やったー、ってなもんで、喜んで見ましたよー。
主演のアン・アサウェイ扮するはオハイオからニューヨークに出てきた垢抜けいないけど聡明なアンドレア。
やっぱ女優だから、どちらかというと美人でスタイルいいのに。
「垢抜けない田舎の芋娘」って設定はもちろんアリなのか。
芋娘が、ニューヨークのオシャレでキレイな女子どもを蹴倒して、有名ファッション雑誌編集長のアシスタントに決まる、っていうオープニングで、観客は彼女を応援したくなるわけか。
でもそこで待っていたのは、先輩アシスタント、エミリー。
このイングリッシュ・アクセントのお姉ちゃんに目がいってしまう。
もとは「後輩」または「二番手」アシスタントで、先輩がいなくなるのをずっと狙っていたに違いないエミリー。
鬼(ってゆうか悪魔)編集長がパリに連れて行くのは一番手で、毎日コートとバッグをしまわせるのが二番手、というはっきりとしたランク付けがある職場ですからね。
二番手じゃつらい毎日です。
自分の名前だって覚えてもらえず、前任者の名前で呼ばれるんだから。
晴れて自分が「一番手」となって、つらい仕事は後輩のアンドレア(ハサウェイ)に押し付けることが出来るようになった!と喜ぶのもつかのま....
エミリーは後半踏んだりけったりで、そこがまた同情をさそう。
メリル・ストリープ演ずる編集長は、皆さん絶賛するとおり、というか本気が入っていたのか、若い娘どもに容赦ない皮肉が痛快。
すっぴんで登場するアイディアはストリープ本人からでてきたそう。
あそこでも本気で同情を誘って、14回目のアカデミーノミネートになったと読む。
この映画、ティーンの女の子向けの映画だと思ってたら、結構色んな人が見ている。
ヘレン(私の同僚、机が隣の24歳、)の彼氏は、職場で「新米」というだけで、「エミリー」というあだ名がついたらしい。
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原題:THE SCIENCE OF SLEEP /LA SCIENCE DES REVES
私の愛する
『エターナル・サンシャイン』の監督、ミシェル・ゴンドリー作品ですよ。
やっとみられましたよ。
メキシコの王子様、ガエル・ガルシア・ベルナールくんの流暢な英語を、あんなに長く聞いたのは初めてで、もうお腹いっぱいです。
時々混じるスペイン語のこぶしとあわせて、彼のイングリッシュも素敵でうっとりしました。
そしてフランス語もしゃべってるし。
ついでにイタリア語もいけるらしい。
(ロマン語系は似てるからひとつ覚えれば簡単とはいうけれど。)
だいたい英語しか話せないのはアメリカ人くらいだ、といいますしね。
ガエル氏のバーサティリティーがこれでもか、と紹介される作品。
今回は内気で夢見がちだけど、イラストの才能があって、「大惨事カレンダー」なるものを作っている変わった青年、ステファン。
隣に越してきた女の子ステファニー(シャーロット・ゲンズブール)に恋するが、その友達のほうが可愛いといったり、通りがかったように見せかけて、実は隣のアパートの住人であることを必死に隠してみたり。
実際あんなにイイ男が、あんなに不器用なわけないでしょうが。
とおもいながらも、ベルナールとゲンズブールのコンビは、不思議なケミストリーがある。
ちょうど『パンチ・ドランク・ラブ』とか『アメリ』にも似た、変わったもん同士の恋なのですね。
惹かれました。
フェルトづくりのお船とか、セロファンでできた水とか、工作好きなふたりは小学生のような心を持っているところでつながっていて、ぴったりなのだが、肉体は大人だから、子供のように純粋にはいかない。
また映画では、青年の夢が現実よりもリアルになってきて、セクシャルなテーマーももちろん出てくるし。
電動シェーバーが、ゴキブリみたく動き出すのはMatrixみたい。こわい。
どこまでグロくなるんだろう、と心配になってきたけど、そこはミシェル・ゴンドリー監督なので、ポップ/サイケ/メルヘンな仕上がり。
アニメと合成の世界に、ガエルくんの熊の着ぐるみ姿や、ビートルズのようなバンド姿、ドラムのたたき語りなど、彼のファン向けミュージック・ビデオみたい。
脇役の、ヨーロッパの人々、とくに主人公の同僚たち、いいキャラでしたね。
もっとヨーロッパの作品、みるべきだな。
ハリウッドよりも、キャラの微妙な味付けが魅力的なのだ。
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原題:
Me Myself Iオーストラリアのコメディ&恋愛映画。
チック・フリック(女性向け映画)を愛するシネマガールのなかでも一押し。
トニー・コレットと並んで好きなオーストラリア人の女優レイチェル・グリフィス主演で、『ミュリエルの結婚』でもコレットと共演してたこともあり、Netflixで借りてみました。
仕事バリバリのキャリアウーマンが
Mr. Right(本当の愛)を見つけようと奮闘するうちに、不意な事故からパラレル・ワールド(もうひとつの世界)に入りこんで、結婚して幸せに暮らす自分と遭遇する...
なんかチープなコメディーだわね。
『世にも奇妙な物語』もどきで。
ストーリーラインも実際にチープかもしれない。
でも気に入ったのだ。
レイチェル・グリフィスはうまいしかっこいい。
主人公のパメラは、12年前にプロポーズされて断った彼氏に未練を持っている。
あいつは完璧な彼氏だった。
何で断ったんだろう!
あの時彼と結婚していたら、幸せな生活が手にいれられたかもしれない...
出だしは『ブリジット・ジョーンズの日記』に似ています。
「オール・バ〜イ・マ〜イセ〜ルフ〜♪」の歌もかかるし。
タバコすってお酒飲んで、お母さんから「あんたいつまで一人でいるのー」とかしょっちゅう電話がかかってくる調子で。
でも途中から、『スラインディング・ドア』にも似た、もうひとつの私の物語がはじまる。
パラレル・ワールドの「結婚してる自分」と立場を入れ替わってみたらどうなるか?
あの時あの人と結婚していたら....
あの時あの人と結婚してなかったら...
シングルの人も家庭を持ってる人も、面白く見れると思う。
パラレル・ワールドでは、すべてが反対で既婚の友達は独身になっている。
仕事で知り合った、素敵だけど奥さん子供もいるハンサム男も独身になってて、でもでも自分は結婚してる....
「二兎追うもの、一兎もえず」、「隣の芝生は青い」。
昔の人はよく言ったものです。
いろいろ展開はありますが、最後がものすごくポジティブで、「あー、私も家をもっと綺麗に掃除しよう!」と思う今日この頃です。
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原題: Japanese Story
トニ・コレット主演のオーストラリア映画で、日本が題材になっているにも関わらず、日本の
allcinemaにも載っていず、日本では全くの無名作品かもしれない。
地味だけどオーストラリアの赤い土や、サボテンや、埃の舞う砂漠が美しく、コレット女史の演技も健在の佳作である。
彼女が演じる主人公は、ショートヘアの似合う「男勝り」系の地質学者。
日本から来たビジネスマンのガイド役を任されて、仕方なくSUVを走らせオーストラリアの砂漠へ向かうが...
助手席に座る日本人男性は(西洋人と比べると)華奢でフェミニンな感じの体つきに、トヨエツっぽい顔つきの三十男。
スーツケースをコレットに持ってもらったりして、ひ弱な男子という感じが前面にでたキャラクター。
この男子を演じるツナシマ・ゴタロウという俳優は誰だろう?
流暢な日本語を話してて、英語は日本語訛りでしたが、日本で活動中なのでしょうか?
どなたかご存知でしたら知らせてください。
もしかしたら歌舞伎役者かもしれない。ツナシマ・ゴタロウも別名かもしれない。
さて「男勝り」のオーストラリア女と、「フェミニン」な日本人男性のペアがお互いに不満を持ちながらも、砂漠のど真ん中で遭難しそうになり、力をあわせなくてはならなくなる。
そんなこんなで二人の距離は急接近して...
というありきたりの展開でしたが、二人のケミストリーが読めなかった私は、ビビリました。
日本人男性とオーストラリア女性のカップルが起こる確率って低そうじゃないですか?
ラブシーンは「ブロークバック・マウンテン」を見たときよりも複雑な、どう感じていいか分からない気分になった。
どう見ても「狩猟民族系の力強いお姉ちゃん」と「農耕民族系の力弱いボク」のカップルで、終始そう見えるように脚色してあるけど、その違いを乗り越えて理解しあう、というところにテーマがあるようです。
日本人男が「砂漠」のDesertを「デザート」のDessertと発音するものだから、コレットがなおしてあげて、それで仲良くなるのだから、可愛いものですね。
さてさて、お話の展開は意外です。
だからここまで。
日本人とオーストラリア人の文化やお国事情、立場の違いそれを乗り越えて二人の人間が分かり合う貴重な体験。
思いっきり華奢な男でも、オーストラリア女性にとってセクシーに見えるときがあるんだな。
それはセンシティブなところかな?純粋なところ?
興味深いです。
P.S.日本っぽいBGMとして、沖縄風の歌が流れていましたが、効果的で英語圏では評判が良いようです。本土の民謡だと暗すぎるのかも。
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原題:The Goonies
日曜日の夜、東京からヴァージニアに戻ってきました。
飛行機でやってた映画は、どれもイマイチで、やっぱり「ハウス House」の三本立てが一番良かった。
これから、「House」にはまるかも。
「CSI」よりもキャラクターが生き生きしてて、身近に感じられるのです。
「グーニーズ」は中学生のとき映画館まで観にいった映画で、ちょうどアメリカの映画にはまりかけてた頃だったので、果てしない羨望の目で見ていたのを思い出す。
子供同士で、宝探しに出かけちゃうなんて、アメリカはすすんでるな、という思いですね。
あとは、あの中国人の少年キー・ホイ・クワンにもほのかな憧れを抱いたもんだった。
自分と同じアジア人なのに英語ペラペラだし、活発そうでやんちゃそうなのが、異性への憧れというよりも、「あんたみたいに、あたしもなりたいよ」という感じです。
今回、飛行機で眠けまなこでみたからいけなかった。
「グーニーズ」なつかしかったけど、恐ろしくつまらなかった。
ガキどもがワーワーわめいてて、神経に障ること極まりなかった。
特にあの太った“チャンク”くんのしゃべりは勘弁して欲しい。(笑)
憧れのキー・ホイ・クワンくんの声も甲高くって、テープを早回ししたような声はビックリしました。(笑)
調べたら、クワンくん、ベトナム生まれで、北京語、広東語、ベトナム語を流暢に話し、今は“ジョナサン・キー・クワン”としてマーシャル・アーツの振付師として、ハリウッドでご活躍のようだ。
ストーリーは、昔みたときは、洞窟での冒険シーンの印象が大部分だったけど、実際に洞窟部分は1/3くらいでしょうか。
洞窟に入るまでが結構ながくて、ドタバタなのが、眠くなった理由です。
男の子中心の「グーニーズ」なのだが、二人いる女の子のファッションがキツくて、80年代の香りが懐かしい思いはしました。
主人公のマイキーはのちの『ロード・オブ・ザ・リング』のサム役、ショーン・アスティンなのですが、当時としては彼の演技は凄かったのかもしれない。
マイキーの一途(いちず)で、純粋で、冒険好きなキャラクターはやっぱり好感がもてるし、カワイイ。
子供達の心をつかんだことは今観ても納得しました。
アスティンはその後、ハリウッドの子役として悩んだことを本に書いたらしいが、「自分をスター扱いしている」として批判されていた。
今回の「グーニーズ」。
映画というものは、いつ観るかで印象も全く変わるものだな、というよい例でありました。
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原題:Un long dimanche de fiançailles /A Very Long Engagement
『アメリ』の監督とオドレイ・トトゥのコンビで、フランス本国で大評判だったという映画。
シネマガール的にはまぁまぁ。
手の混んでいる作品で見ごたえはあった。
今回は舞台が第一次世界大戦時の戦場、フランスの田舎、パリ、と入れ替わり立ち代わりで、映像も美しく豪華〜。
列車がね、田園地帯を走るんですが、CGで、ぐるぐるっと上空から撮影したかのようなシーンが、キレイで迫力があります。
かなり時間とお金がかかってるんだろうね。
トトゥは撮影時29歳ぐらいだが、20歳前後という設定はさすがにちょっと無理がある。
一つ年上のはずの婚約者がぜんぜん幼い「坊や」に見えちゃって(役者も実際に8才年下!)それが目立った。
童顔の男を持ってきたのは失敗だった。
トトゥの髪型、服装は『アメリ』の路線と一緒で、可愛いです。
だからキャラクターも同じにみえてくるけど、可愛いから許そうか。
30を過ぎたらそれも通じなくなってくるかな、と彼女の将来を危惧してしまうんだけどね。
そんでもってナレーションの入り方も『アメリ』とそっくり。
同じ監督なんだなー、とすぐ分かります。
違いはというと、ミステリー部分の複雑さでしょうか?
何しろ登場人物が多くて、戦場の兵隊さんたちはみんな同じに見えるし。
フランスの名前って覚えにくいし。
難解な展開で、字幕読むのも辛くなってきて、途中完全にストーリーを見失いました。
でも大まかなストーリーは明白なので私レベルでも最後は予想がつきましたよ。
しいて言えばさいしょのプロローグのところで兵隊さんたちの名前とキャラクターをちゃんと覚えておくと、後で面白くなってくるでしょう。
戦場場面は『プライベート・ライアン』、『ハンバーガー・ヒル』レベルでグラフィックなので、ご注意!
ジョディー・フォスターがチョイ役ながら、大胆(!)なシーンもあり、注目されていないけど一見の価値ありかも。
彼女、ネイティブ並のフランス語を披露しています。
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原題:Lovers of Arctic Circle / Los Amantes del Circulo Polor
スペイン語なのでメキシコの映画かと思ったら、スペイン映画でした。
『ヴァニラ・スカイ』のオリジナル版『オープン・ユア・アイズ』と同じ監督の作品。主演の俳優フェレ・マルチネスもでている。
幼いオットーとアナ。二人とも名前のスペルが前後からよんでも同じ。
(OttoとAna)
「上から読んでも下から読んでも山本山」みたいな感じ。
そんな偶然から始まって、二人は数々の偶然によって結ばれていく...
主人公の二人、オットーとアナは小学生、高校生、大人の三組の役者が演じてる。子供時代がいちばん可愛くて共感がもて、男の子が特にキュートでしたねー。昔日本にもあんな子役がいたなぁ。長渕剛のドラマにでてたような。
だけど、ティーン、大人になるにつれ二人の雰囲気が陰気になってくる。女の子は前髪バサッの「ヅラ」が気になりました。
小さな二人の恋を追っていくストーリーは、可愛らしい出来事や、思春期や青春の思い出などのエピソードが散りばめてあって楽しく、胸踊ります。あと、二人は義理の兄妹なので、ちょっと近親相姦的なイメージがあって、こんなのいいのかなー、と思わせたり。
陰気で近親な二人でも設定や、お話が、「偶然」をテーマに巧く出来ているんですね。
それぞれのストーリーが少年と少女の立場から語られる、ちょっと変わった演出なのです。
オットーの名前の由来はおじいさんが助けたドイツ軍のパイロットからで、やがてオットーもパイロットになる...
そして老年となったドイツ軍パイロットはオットーの未来に関係してくる...
ヨーロッパの映画って、アメリカのハリウッド映画に慣れると難しいんだなー。で、見だすと、しっとりと落ち着いてて、景色や建物はきれいだし、インテリアの趣味も地味でよいし、もっと観たいなーと思うんだよね。
これからまたヨーロッパの映画が多くなるかもしれません。
この映画の結末は、「うーん。なんだろう。」というカンジでした。
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原題:Like Water for Chocolate, Como agua para chocolate
原題ですが、メキシコの言い回しで「チョコレートを溶かす湯ほど熱い情熱と性的欲求」という意味だそうです。
メキシコの20世紀初頭。なんともゆったりとした牧場とスペイン語の言葉が心地よい雰囲気のいい世界でした。
実際住んだら、革命なんかで盗賊に遭ったりして、大変だったろうと思うけどね。
牧場主の未亡人と3人の娘。
そこには信じられない伝統があって末娘は親の面倒を死ぬまで見るので結婚したり子供を作ってはいけないのだ。
末娘の主人公ティタはばあやにキッチンで育てられたので、料理上手。
色んなスパイスを混ぜて作るソースがメッチャ旨そうで、自分も頑張ってチキンの薔薇ソース煮つくっちゃおうかと思うほど。
母親はビッチです。実は継母なんじゃないか。
ティタを奴隷のように扱い、ティタの初恋のボーイフレンドと一番上の姉を結婚させる。
官能的な映画と思いきや、全然エロじゃなかった。美しいです。
メキシコの女優さんたちもハリウッドと違って豊満で腰や背中の肉が魅力的。
気になったのは主人公ティタがオノ・ヨーコに似てたこと。
絶対似てるよ。見てみてください。
ティタの初恋の相手ペドロは甘いマスクだけど、仕事は何やってるんだろう?しかも髪型がどんどん収拾つかなくなってって変〜。
長女と結婚した後牧場に移り住んでいたから、牧場をしきってるにしても、サザエさんのマスオさん状態で、可愛らしいですね。
でも、自分のことを愛していながら、自分の姉と結婚する男を許せるだろうか?しかも、結婚理由が「そうすれば君の近くにいられる」だそうです。女たらしか、甘いのか、アホなのか。
次女は妹ティタの味方で、美人だけど、一番情熱的で革命に参加しに飛び出していってしまう。カッコいいです、彼女。しかも豊満な肉体をさらけ出し、荒野を駆けるのだ。さすがラテン〜。
正直、この映画エンディングは嫌いでした。そうでもしないと虫がおさまらない、ともいえるけど。どうですか?ちばさん。
川崎さん、鎌倉さん、Yonkers, NYさん、Tennesseeさん、京都さん、ありがとう!→
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原題:Man In the Moon
『キューティー・ブロンド』のリース・ウィザースプーンのデビュー作で、初恋、姉妹の友情がテーマ。
オスカー女優となった彼女だが、14歳の頃はティーンになったばかりで顔も体も小さくて幼くて、可愛い。
走り方がモロ小学生だし、童顔だけど、川で泳ぐシーンでは女性の丸みを帯びた腰を披露していました。お尻も一瞬見えちゃってたけど、さすがにボディ・ダブルではないと見た。
50年代の南部の農場が舞台に、エルビス好きなお転婆さんのウィザースプーンは、隣の農地に引っ越してきた3歳年上の青年に恋心を抱くようになる。
南部だから昔も今もあまり雰囲気は変わらないのか、50年代というより80年代っぽかった。あんまり時代考証にお金かけなかったみたいです。
さて、主人公のリースちゃん、ひと気のない山の中、川泳ぎ友達なんだとかいって、青年と二人きりで遊ぶうちに急接近。
リースの目はハート型状態なのだが、青年はもっと成熟した彼女の姉の方が好きで...
ってお話ははっきりいってツマンナイです。相手役の青年がボーイ・バンドっぽいヤサ男なのは仕方ないとしても、後でドロドロしてくるのが嫌。
ところが、リースのお父さん役がテレビの『ロー&オーダー』のマッコイ検事(
サム・ウォーターストン) で、「おとうさーん」って言いながら走っていって抱きつくリースちゃんと親子そのものだったところで、ほろり、とまでは行かずもまぁ、ハートフルっていうんでしょうか?
同じ1991年の作品で、小学生の
イライジャ・ウッドくんと
ソーラ・バーチちゃんの出ていた『
愛に翼を(Paradise)』の方が、ハートフル加減が良い感じでしたね。こっちはもっと無邪気でかわいいの。当時夫婦だったドン・ジョンソンとメラニー・グリフィスがちょっと鼻につくけど、シネマガールの隠れお薦め。だったらそっちのリビューかけよな。私。
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原題:Take the Lead
ニューヨーク市の公立高校の授業で社交ダンスを最初に教えた、実在のダンス教師
ピエール・デュレインを
アントニオ・バンデラスが演じる。ダンスもの好きのシネマガールは、「$3映画館」で土曜日の午後からお年寄りに混じってみてきました。旦那も連れて。
ちょっと前に見たドキュメンタリー
『ステップ!ステップ!ステップ!』ではニューヨークの公立小学校の社交ダンスのクラスが紹介されてましたが、これは高校バージョン。ここの高校生たちは上手くなるのが速すぎて、面食らいました。実はダンサーなんじゃないのか、と疑うくらい。
「問題あり」で「反省部屋」に送られた生徒たちは、最初社交ダンスの音楽が耐えられない。デュレイン先生は生徒たちの得意なヒップポップの要素も取り入れながら、ワルツ、フォックス・トロット、ルンバ、タンゴ、スウィングを教え、生徒たちは瞬く間に上達。仕舞にはコンテストに出場し、みんなの喝采を浴びる。
ストーリー、演技共に
『ダーティー・ダンシング』よりもベタだった。
旦那に「こんな映画に連れてきてご免ね」と詫びたら、「結構面白かった」というので意外。下手に出たのがよかったのか。
複線となる生徒の家庭内事情の描写が妙に感傷的だなと思ったら、やっぱり監督が女性だった。男女差別的な発言ですが、女性監督のそういうところ苦手なんです。サクッと描いてくれるほうが心に訴えかけられるのよね。
生徒役の俳優たちは実はダンサーではなかった。事実、バンデラスと同様にデュレイン氏から直々に社交ダンスのレッスンを受けたそうです。ダンスのシーンは迫力あるけれど、演技??だったのでダンサーかと思っちった。
アントニオ・バンデラスの笑顔は相変わらずです。もう少し迫力のあるカリスマ的な役がいいな。ダンス教師を侮辱する気はまったくありませんがね。
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