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ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 (2009)
Sat.01.01.2011 Posted in 犯罪・ミステリー
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hornets nest
原題:Luftslottet som sprängdes / The Girl Who Kicked the Hornet’s Nest

新年明けましておめでとうございます。

昨日2010年もあと30分になってしまっていて、2010年に見た映画のレビューは2010年中に書かなくては、と思いながらパソコンに向かっていたのですが、この映画いつみたのか多分11月ごろだったかあまり内容も覚えておらず、そのうちにお腹が猛烈に痛くなってきて、ただお腹を下していただけだったのですが、妊娠中なのでちょっとパニクッってトイレの中で新年を迎えてしまったシネマガールです。

思えば2010年はぜんぜん映画ブログもできず、オスカーがどうなったとかという記憶もまったくない、シネマガールと名乗るのも恥ずかしい年でしたが、2011年はさらにプライベートで目まぐるしく忙しくなりそうで、ブログもさらにゆっくりやっていくことになります。

そんないい加減なブログですが、たまにチェックしてくださる方々、今年もよろしくお願いいたします。

ことしはまず、True GritとBlack Swanをみてみたいですね。あとクリスチャン・ベイルとマーク・ウォールバーグのボクサー物。

そんなことより『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』ですね。

あー、いったい何が良かったのだろう、この映画。

面白かった小説が映像化されているのを見たかっただけだったので、比較的原作に忠実なドラマを見て満足。取り立てて言うべきことはないのにレビューを書いてるのは三部作全部書いておかないと、という義務感です。すみません。

やはり小説の印象がつよいと、何が映画に反映されていたかあまり思い出せないわけで、映画はひどかった、というわけでもなく、印象はポジティブでした。

第二作目よりはプロットが複雑じゃないのでわかりやすく、リズベットが瀕死の状態で収容される病院の病室が自分の想像とぴったりかさなっていて、デジャブでした。

小説の原作者はものすごいリサーチをしたようで、スウェーデンの警察やらFBIのような組織の歴史が詳細に渡って説明してあるのですが、とにかく退屈でわたしは思いっきりすっ飛ばし、映画ももちろんすっ飛ばしていましたね。

作品の終わり方は原作と微妙に違います。

それはリズベットとブルムキヴィストの関係が映画ではもっと淡白なのを反映しているようです。

あー、次はもっと面白かった映画のブログをかきたいですね。

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ミレニウム2 火と戯れる女(2009)
Mon.13.12.2010 Posted in 犯罪・ミステリー
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millenium 2
原題:Flickan som lekte med elden/ The Girl Who Played with Fire

このミレニウム3部作、本を読んでしまうとそのインパクトが強くて、映画の印象は多少薄くなりがちで、とくにこの第2作目がそうです。

第二作目ではリズベットの過去が明かされ、彼女の探偵劇、復讐劇がはじまる。

小説は二作目が一番内容が濃くて面白いのだけど、あまりにも多くのことが起こり、多くの登場人物がでてくるのを2時間の映画にまとめてるところにムリがある。

だから映画だけを見ている人にとって、こんなに速い展開でわかる人がいるのかな?というのが漠然とした感想。


余談ですが、この原作の作者はスティーグ・ラーソンというスウェーデンのジャーナリストで、この三部作の契約を出版社とした直後に心臓発作で亡くなってしまっている。

自分の処女小説が空前ともいえるベストセラーになることも知らずに亡くなり、共同執筆したとされるパートナー(ガールフレンド)は正式に結婚しておらず遺言もなかったことから、遺産を手にすることができず、小説の利益をめぐって、ラーソンの疎遠だった父&弟と争っているらしい。

先週末行ったコストコ(Costco)にもクリスマスシーズンならではの3部作ボックス・ギフト・セットが山積みになっていたし、この小説の生み出す富は計り知れない。


そんないわくつきのミレニアム・シリーズですが、第一作の終わりで小説ではリズベットがブルムクヴィストへの自分の恋心に気づき、クリスマスプレゼントを用意するのだけれどいざ渡そうとして、ブルムクヴィストが愛人エリカと仲良く歩いているところを目にし、所詮本気にしてもらえない恋なのだと、あきらめるところがあります。

これは第二、第三作へ向けて結構重要な情報で、それゆえにリズベットはブルムキヴィストを信用しリスペクトしつつも最後まで避けつづけることになるのですが、そんなおとめ心が映画の中できちんと表現されていたかわからない。

だから第二作目のエンディングの救出劇もあまりロマンチックには受け取れない気がします。


また第一作目で巨額の富を手にしたリズベットが二作目で豊胸手術を受けて、ファッションも少し落ち着かせて、「普通」になるところはあまり強調されていない。これはあんまり重要じゃないし生身の女優さんに豊胸手術させるわけにもいかないから、仕方ない。


第一作目とおなじで、映画でのなせる技なのは、素晴らしい景色。

彼女が購入した広大なマンションからの眺めをいくら小説で読んでも、実際に映像でみるのとは違います。



あと、リズベットの古い友人として元有名プロボクサーという人物が現れます。これは小説唯一の実在人物で本人が映画に登場していましたが、これが想像していたより若くていい感じの兄ちゃんだった。本人なのだからそれはそうでいいのでしょう。

小説と同じく、終わり方は全面的に「次回へ続く」で、第三作目をみないとケリが着かないようになっています。



それにしても、日本語版での登場人物の名前は、スウェーデン語に近くしてあるに違いありませんが、英語だとリズベットはリズベス、ブルムクヴィストはブロンキヴィストという感じで読むのですが、スウェーデン語はドイツ語に近いゲルマン系なのか、映画をみていてやっぱり英語読みに近いんじゃないかとおもった。


そして日本語版の小説はフランス語からの翻訳だとウィキペディアで知り、だから「バーガー女史」が「ベルジュ女史」になっているわけかなと、どうでもいいことだけど気になりました。

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ミレニウム1 ドラゴン・タトゥーの女(2009)
Sat.20.11.2010 Posted in 犯罪・ミステリー
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dragon tattoo
原題:Män som hatar kvinnor/The Girl with the Dragon Tattoo

この映画の原作(3部作、英語版)を8月半ばから読み始めて、ほぼ一ヶ月に一冊というノロノロペースで読み終わり、映画もついに3本見終わった。
本を読んだ理由は

  1. 私の周りの人がみんな読んでおり(うちの旦那、会社の同僚多数など)、口をそろえてすごい面白いという。
  2. 3冊ともすべてNYタイムズのベストセラーにランキングされていてる。
  3. 映画も公開されている。

というわけで、英語なので時間はかかったけど途中かなり夢中になって時間を忘れて読んだところもあり、なかなかスリリングな良い本だった。

全編通しての一番の魅力は主人公リズベット・サランデルのキャラクターに反するハッカー能力。

彼女は20代半ばで、身長150cm以下、胸はぺちゃんこ、短髪、服装はパンク。

(映画ではもっと“ゴス:Goth”だった。でもペチャパイで小柄なイメージのぴったりな女優さんをちゃんと選んでおり、さらにもっと筋肉質だったところは、動きの機敏なボクサー、というキャラに信憑性をもたせていました。)

見た目はティーンエージャーなうえ、高校もまともに卒業せず、補導歴もあるような一般社会からすると問題児なのだけど。。。

実は映像的記憶能力があって、天才的ハッカーで、愛用のマック・パワーブック一台で、人の身辺情報なんかを盗むのはチョチョイのチョイ。

他人と親密な付き合いを避けるタイプ(自身の内向的な性格と過去のトラウマから)というところもいい。

主人公が美人で、社交的で、人気者だったりすると、一歩引いてみてしまう。

人付き合いが苦手ゆえに彼女の非凡な才能を知る人は殆どいなくって、常にワイルドカード的存在なので、敵に追われる立場にいても、ハッキングのスキルを駆使してヴァーチャル上では敵の裏を搔いているところ、ハッキングってこんなこともできるの、というところが痛快で、読んでいてグングンすすむところでした。


そして彼女の秘密(ハッカーとしてのスキルなど)を知る数少ない人物の一人が、雑誌「ミレニウム」の敏腕ジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィストで、『ドラゴン・タトゥーの女』の主人公はむしろ、ブルムクヴィストといえる。


映画ではもう少しリズベットの出番を増やしていました。



ブルムクヴィストが敏腕ジャーナリストから、裁判に負けて落ちぶれてしまったところから物語は始まるのですが、彼の決定的キャラクターである熟女キラー的な要素は映画では抑えられていて、片っ端から中年女と寝ている、ということはなく、かなり堅実なキャラとなっている。

そして彼の愛人の一人、「ミレニウム」編集長エリカ・ベルジュの存在が映画ではかなり薄く描かれていて、これはかなり嬉しい。

このエリカ・ベルジュはウザイ以外の何者でもないのに、かなり彼女について多くのページが割かれていて、読みながら「こいつはいらないよねー、だれか殺してくれないかしらー。」とうちの旦那に漏らしていたものだった。

さて、この『ドラゴン・タトゥーの女』ですがミステリー的には『犬神家の一族』形式です。地方に住む豪族の家にやってきた主人公が、殺人事件の解決を頼まれ、怪しげなファミリー・メンバー一人ひとりを分析していき、最後はあっと驚くどんでん返し。

原作は600ページ以上で密度の高い内容だけど、映画はうまくメインのストーリーをさらーっとかいつまんでテンポよくできていて、3部作の中では一番完成度が高かったんじゃないかとおもう。

テンポ上、話の順序やストーリーのディテールが変えてあったりするけれど、既婚のエリカ・ベルジュとその夫公認の愛人であるブルムクヴィストの友情、とかどうでもいい話がスパッときられているところは、うまい。

ストックホルムの町並みや、地方の景色は想像したよりも綺麗で、映画ならではのなせる業。

でも、リズベットの強姦(拷問?)されるシーンはガガーンと見せ付けられて、サラッとすっ飛ばせないところはキツイところではありました。


あとは展開が速すぎて、本を読んでいない人はこれでわかるのかな?という点。

それはあとの第2作、第3作ではかなりはしょりすぎな気が。

それはまたあとで。




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シャーロック・ホームズ(2009)
Mon.09.08.2010 Posted in 犯罪・ミステリー
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holmes

原題:Sherlock Holmes

また2ヶ月経過後の更新。

まったく映画みられていない。

ブログの書き方も忘れてしまいそうな今日この頃です。

5月に日本へ里帰りしたとき、全日空の最新型777にのりました。

エコノミーでも小型モニターつき、オン・デマンド(いつでも何でもみられる)で、映画、テレビ番組、ビデオのチョイスも豊富で、いつもならたぶん往復10本は見ていただろうと思われましたが。

子連れではそうはいかず(旦那もいたけど)、この「シャーロック・ホームズ」を見ようとしては中断されの繰り返しで、たぶん10回は繰り返しただろうか?

プロットはぜんぜん複雑でないので、このリピートは辛かったです。早送り機能はうまくいかなかったし。


ブログに記録するためにも頑張ってみたけど、記憶に残るところといえば、Foxのテレビ番組「HOUSE」の主人公キャラは、ホームズがベースなんだな、とわかったこと。


瞬時の洞察力で、相手の正体、状況、バックグランドなんでも読んでしまうあれも、Houseの専売特許の、相手に失礼なほどざっくばらんな態度も、ホームズがオリジナルで、友達のウィルソンはもちろんワトソン君がオリジナルなのでした。

ホームズ物は読んだこともテレビシリーズも見たことないので、原作に忠実なのかわかりませんが、ジュード・ロウのワトソン君は19世紀のコメディっぽさに爽やかさ融合していて、好印象。ダウニーJrとの息もぴったりだった。

悪役のブラックウッド卿の女性を殺す儀式の目的とか、人を操る怖さとか、説明不足。

レイチェル・マクアダムスは少し役者不足。

次回作につなげる終わり方は、ホームズ物のお決まりなのか知らないけど、コテコテの様式美でダウニー・Jrのアップのスケッチで終わり、もよいスタイルだとおもう。

イギリス英語だったけど、日本語字幕があって久々にそっちを追ってしまった。


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その男ヴァン・ダム(2008)
Tue.08.09.2009 Posted in 犯罪・ミステリー
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JCVD
原題:JCVD


お久しぶりです。

久しぶりに映画を2時間ぶっ続けでみたのですが、少ししんどさを感じました。

というのもこの映画ほとんどモノクロ状態で(カラーなんだけど)、フランス語で、地味なんです。


フランス語だから英語字幕で、やはり日本語字幕ほど早く読めないし、それで2、3度眠くなって寝てしまいました。

それも有名なタクシーのシーンとヴァン・ダムのモノローグのシーンで。


ハリウッドで世界的アクション俳優となったあと、年をとってスティーヴン・セガールとともにジョークになってしまったヴァン・ダムのカムバック作品。インディ系。ということで期待しすぎてしまい、寝てしまったの、反省です。

47歳になってアクション、スタントも昔よりキツくなって、顔はクリント・イーストウッドのように皺しわになってて、ストーリー上では離婚して娘の親権裁判で負けて、ボロボロになったヴァン・ダムが故郷のベルギーの町に帰ってきて、銀行強盗に巻き込まれるのですが、そこで純粋に人質を救おうとし、自分も死にたくなくて、強盗たちを説得しようとするヴァン・ダムの真剣ないきざま。


ストーリー的にはまあまあ。

そして落ち目で47歳のヴァン・ダムが、ちょっとカッコよくみえるのは、母国語のフランス語を話してるからだとおもう。

ハリウッド映画では英語を話さざるを得なくて、フランス(ベルギー?)訛りの英語はけっこうバカにされる材料になりやすい。

アメリカほど、他の国のアクセントに寛容じゃない国はなくて、それだからシュワルツネッガーとか、みんな訛りを真似してバカにするんだとおもう。(サタデーナイトライブとかで)


そんなアメリカ、ハリウッドにたいするアンチ精神も伝わってくるような作品なのだそうです。




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ナッシング・バット・ザ・トゥルース(2008)
Tue.14.07.2009 Posted in 犯罪・ミステリー
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nothing but the truth
原題:Nothing But the Truth


プレイム事件をもとに脚色されたミステリー。
脚色されてあるので、本当にあった話とは展開が違ってきます。


現実では、CIA工作員の奥さんをもつ元海外大使が、新聞のコラムにブッシュ政権への批判(イラクがもつとされる「大量破壊兵器」について)を書いたら、嫌がらせに奥さんのCIA工作員という身分をばらされてしまった。

奥さんの情報はCIAの限られた職員と政府高官しか知らないから、それが副大統領のチェイニーが絡んでいたかいなかったかでいろいろもめて、結局チェイニーの部下が辞めて終わったというのが、プレイム事件。


本当はもっと複雑で私もよく知りませんでしたが、詳しくはウィキペディアを読んでみて下さい。


映画では最初、ジャーナリストであるケイト・ベッキンセールがどこからか極秘情報で海外大使の奥さんがCIA工作員であることを知って、大スクープとなる記事を書く。

そこに工作員であった大使の奥さんとベッキンセールは子供が学校で同じクラスというつながりが絡んでくる。

これで誰が情報を流したかお察しの方も多いかと思います。


ストーリーは実話とは離れて、ベッキンセールが黙秘権を使って情報筋を証言しないことから、法廷侮辱の罪で逮捕されて刑務所に入れられてしまうところがメインになっている。

美人で知的なジャーナリストが、刑務所の犯罪者の皆さんからいじめられたり、子供が面会に来ても怖がられたり。

挙句には結婚生活も破滅していきながらも、刑務所で1年を過ごして、ジャーナリストしての「情報源はバラさない」姿勢を貫き通す。

CIA工作員の身分を明かすことは連邦犯罪なので、それを明かした人の名前を明かさないことが罪となるのかならないのか。


ベッキンセールを追求する検察官をマット・ディロン。
大使妻・CIA工作員をベラ・ファミーガ。


ベッキンセールと並んで主役を張るのかと思われたファミーガは前半であっさりと出てこなくなっちゃうんですが、彼女の演技のほうがよかったです。

トリビアを読んだら、FBIの捜査でポリグラフ(嘘発見器)にかけられるシーンがあって、本物のFBI捜査官がやってきて撮影に参加したら、ファミーガは演技している間、嘘をつき通してもポリグラフに引っかからなかったそうです。


こんな映画去年上映してたなんて知りませんでしたが、ビデオスルーだったのかも。
地味だったから。





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ルックアウト/見張り(2007)
Wed.27.05.2009 Posted in 犯罪・ミステリー
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the lookout
原題:The Lookout

主人公が自分の責任でどんどんどつぼにはまっていくんだけど、最後はどうにかなるんだろうなとわかりつつ、そのどうにかなる過程がまあまあ楽しめた日曜の夜でした。

主演は3rd Rock from the Sunではコドモだったジョセフ・ゴードン-レヴィットくん。

彼はヒース・レジャーを幼く、ひ弱にした感じがするなーとおもったら、『恋のから騒ぎ』で共演していましたね。

今回は過去に誤って交通事故を起こし、同乗していた友人たちを死なせてしまった学生で、脳障害があって、いちいち何でもメモしないと忘れてしまうし、心理的トラウマもひきずって悩んでいる。

死亡事故を起こしたにもかかわらず、刑務所暮らしでないのは、親が金にものを言わせて雇った弁護士のおかげなんだろうね。

ストーリーはなんとなく『レインディア・ゲーム』のようであり、雰囲気は寂しい田舎の雪景色がなんとなく『ファーゴ』。


でも映画を一味変わったものにするのは、盲目のルームメート、ルイス(ジェフ・ダニエルズ)です。

盲人というのは、凡人が見逃すポイントを見透かす能力がある、というパターンで、この人が意外な方法で、ヨーダのごとく主人公を導いていくのが見どころだったとおもう。


障害を負った繊細な若者の心理とか、DVDのメイキング・オブでゴードンーレヴィットくんが真面目にしゃべってたけど、詰まんなかった。

ストリップ嬢のアイラ・フィッシャーも、この人はコメディのほうがあってる気がする。


もっと、ジェフ・ダニエルズのキャラがみたかったな。


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永遠のこどもたち(2007)
Sat.07.02.2009 Posted in 犯罪・ミステリー
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orphanage
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原題:El Orfanato/The Orphanage

ホラー、ということで旦那は最初から見るのを拒否してたけど、私はなんとなく見始めたら最後まで観てしまって、だまされた感もなく、良質のミステリーだなーと思いました。

よく『アザーズ』(ニコール・キッドマン主演)と比較されてるようで、そんな雰囲気は確かにあることはある。

古い屋敷の持つ怖い雰囲気とか、突然尋ねてくる老婆とかね。


子どもがある日突然姿を消してから、母親が半狂乱になりつつもあきらめずに探し続ける、というパターンはよくありがちで、さて子どもは一体見つかるのか、どうやって取り戻すのかとかの展開で、ストーリーの良し悪しは決まってくると思います。

たとえばジュリアン・ムーアがやった『フォーガットン』は最悪だった。
今やってるアンジェリーナ・ジョリーの映画もそんな感じなのかなと想像していますが。

それで、この映画はどうかといったら、仮面パーティーの怖さなどのヨーロッパ映画のセンスを感じつつ、イマイチ主人公の母親に感情移入できずでした。

主演の女優さんはキレイでなんとなく倍賞美津子似の好印象だったのに、子どもがダメで。(知り合いの姪っ子の写真に似た顔してて、事情あってその姪っ子に好印象がもてないので、、、)

だから、あまりお母さんと子どもの絆が感じられず、夫からも孤立してまで固執するものなのか。

私は母親ではないので分かりませんでした。

最後は演出のギレルモ・デル・トロの 『パンズ・ラビリンス』式で、複雑な終わり方でしたね。

あれはあれでよいのでしょう。

スペインで興行成績第一位に上がったというくらいの傑作らしいです。


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ヒットマンズ・レクイエム(2008)
Mon.05.01.2009 Posted in 犯罪・ミステリー
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in bruges


原題: In Bruges


マイナーだけど秀作。

脚本を書いた人(監督兼らしいです)はきっと思考が深い人です。


ロンドンの殺し屋が二人、ひと仕事したあと、ボスより「ブルージにて待機」の命令をうけてどこだか知らずもベルギーのブルージという町にやってくる。

ブルージは中世から保存された歴史的建造物の多い街並みが多く残り、メルヘンな雰囲気もありつつ、特に夜はゴシックで、ダークな恐ろしさもあるところなのが物語りのキー。


ブルージに着いて、若い殺し屋(コリン・ファレル)と年配の殺し屋(ブレンダン・グリーソン)がどこに行くでもない会話を繰り広げるのが、嵐の前の静けさのようで、タランティーノのギャングもののようで、笑えるのだけど、怖い。

若い殺し屋「なんでこんな掃き溜めのような町にいなきゃいけないんだ」

年配の殺し屋「みろ、この建物は1100年建造だぞ。むかしは病院だったんだ。」

若い殺し屋「頼むからビールを一杯どこかで飲もうよ」

年配の殺し屋「この教会はイエスの血が保存されてるんだぞ」



年配の殺し屋のほうが、なぜか歴史や宗教に造詣が深く、彼の導くままに訪れる鐘楼、美術館での宗教画なんかが、あとでやってくる展開やら結末に投影されている。

特に、『ステーション・エージェント』に出てきた小人がでてくるのですが(うまい俳優!)、やっぱり要注意です。

オチをいわずにこの映画のうまさを伝えたいのですが、難しい。


あとでトリビアを読んだのですが、ブルージという街は、カトリックで言われる「煉獄」という最後の審判を受ける場所をあらわすそう。

納得です。


殺し屋がそれぞれ犯した罪について、悩んで、最後に裁きを受ける場所、ということかな。


オープニングの、教会の建物の外側につく彫刻にも意味がありげ。
巻き戻してみてみよう。



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Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007)
Tue.23.09.2008 Posted in 犯罪・ミステリー
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mr brooks
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原題:Mr. Brooks

これもちょっとまえに、湖のキャビンでのお泊り会のときにみました。
ぜんぜん更新が遅れていながらも、思い出したように書いてみます。

見たものは記録に残したい。それだけです。

キャビンに泊まったのは会社の女の子達4人(私含め)と旦那陣二人(うちの旦那ふくめ)でした。あと犬二匹。

黒いラブラドールと茶色いピットボールで、みんなになついて可愛かった。
(また後日写真のせますね。)

女子らがヒラリー・スワンクの『PSアイラブユー』をみると言い出したので、旦那達と私は別部屋で『Mr.ブルックス』をみました。

あとで考えたらどっちでもよかったかも。
とくに可もなく不可もなく、友達と見るのには無難だった。

というのはあんまり怖くなかったから、私にはちょうどよかった。

『Mr.ブルックス』とはケヴィン・コスナーが演じる連続殺人犯で、BTK(ハニバル・レクターのモデルとも言われた連続殺人犯。数年前に逮捕。)からヒントをえたのかとおもう。

普段は会社経営で成功し、地元でも人気があって家族思いのよい父親なのだけど、彼の内面に住むアルター・エゴがでてくると、いはゆる殺人中毒症のようになって、見知らぬ誰かを殺すわけです。しかもぜったい追跡されないように。

アルター・エゴはウィリアム・ハートで、この人がブルックスをやったらよかったんじゃないかな。

コスナーはずっとまえの『パーフェクト・ワールド』でも「悪役に挑戦」とか言われてたけど、殺人はするけど結局根はいい素朴な男になってて、悪役になりきれないんだよね。

今回も同じで、悪いのは自分じゃなくてウィリアム・ハートだと言ってるような、コスナーの限界をみました。


もともとの企画では3部作で、これから娘が殺人鬼になるような予定だったらしいけど、一作目がうまくいくか分かる前に3部作を考えるのもちょっと...とおもう。


デミ・ムーアは『素顔のままで』のストリッパー役の頃の軽い感じのままで、歳だけとっていた。

ホリー・ハンターがやったらサマになるような、中年美女刑事路線だけど、存在感が薄い。

『セックス・アンド・ザ・シティ』のサマンサの彼氏が元旦那というところでヤバかった。


最後にああ、奥さん役はCSIに出てる人、とわかってよかったです。



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その土曜日、7時58分(2007)
Mon.21.04.2008 Posted in 犯罪・ミステリー
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原題:Before the Devil Knows You're Dead

家族崩壊のおはなし。

批評家の評判がとってもいい割には、すごく滅入るストーリーで、なんの救いもなくて、ヘビーだったわ。

『フィクサー』のようなどんでん返しもないし、『ノーカントリー』のようなユーモアもない。

旦那と二人で、で、なんだったの????
とブルーな気持ちで寝に入りました。


フィリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク、マリッサ・トーメイ主演。
ファンなら必見かもしれない。
とくにトーメイふぁん。


以下ネタバレもあるので、見たい方は読まないでね。


出だしは小太りのホフマンとM・トーメイのベッドシーンで、トーメイはボディダブルなんじゃないかしらと思うくらい、動きが激しいです。

40過ぎには見えないトーメイの裸体を見せる箇所はほかにも小出しにあって、ファン用のアーカイヴ的には重要な作品のかもしれない。


そしてホフマンとホークは兄弟だと明かされますが、全然似てない。
兄ホフマンは頭は多少切れるけど不細工で、ホークは頭は悪いけどハンサムという設定らしい。

二人はコカインに走ったり、会社のお金に手を出したり、養育費を滞納したり、どんどん首が回らなくなって、ある日強盗を企てます。

それも両親がやってる小さな宝石店を襲うというのだから、ショボい。

両親には保険金が入るから平気だし、誰も傷つかず、みんな勝ち馬という能天気なアイディアは、救いようがないよ。いったい誰がそんなこと考えるんだろう。


あとは、簡単な仕事だと思ったら、どんどん事態が手におえなくなっていくパターン。


まあ先がよめそうなんですけど、ストーリーは過去に戻ったり同じシーンが違う人の視点で描いたりでややこしいのが、批評家さんたちにウケたのかな。


ホフマンが会社で、退社した社員の給与を二人分じぶん名義で受け取ってたのが、一人で内輪ウケしました。

横領の手口では典型的で、クライアントの監査では、そこを調べるようにいつも言われるからです。


ホフマン、ホーク、トーメイみんな救いようがないほど情けない奴らで、魅力なかったなー。
みんな良い俳優なのに。

とくにホフマンは同情の余地なかったなー。


みなさん、まあ、他の映画をあたってください。


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ザ・バンク・ジョブ (2008)
Tue.15.04.2008 Posted in 犯罪・ミステリー
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the bank job
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原題:The Bank Job

今日は確定申告の締切日でした。

うちの会社では午後から近くのレストラン・バー(Champs)で打ち上げパーティーがあり、そのあと4時ごろから同僚の女子4人で映画をみにいくことに。

くわえて火曜日は5ドル75セントでお得な日だからね。

でもって会社のパートナーのおじさん(この人が凄いキャラなの)一人も来ることになって、ラッキーにも全員のチケット買ってくれましたよ。

映画館は他に一組のカップルしかいず。
マチネー(昼の部)だからこんなもんです。


でも最初からあらわなヌードの連続で、パートナーの横に座った子はちょっときまずそうで、でもおっさんはみんなの顔覗き込んできて、「会社の女の子たちにポルノを見させられるとはなー」とかのたまってました。

映画をチョイスしたのはヘレンちゃんで、みんなにこいつが悪い、って指差されてたよ。というか指してたのは私ですが、『ザ・バンク・ジョブ』はグッドチョイスだよ。


実話に基づいた、70年代のロンドンの銀行強盗の話で、つい最近までイギリスの政府が報道規制していた内容らしい。

強盗の黒幕は当局で、雇われた強盗たちはうだつの上がらない捨て駒のはずだったんだけど、予想のほかリーダーが切れる奴だったのだ。

そして襲った貸し金庫の中身をごっそり持ち帰ったら、お金や宝石以外に、なんだかわけのわからないものがたくさんあって、それをめぐって汚職警官やら、組織犯罪のボスやら、政界の大物やらが絡んで、強盗たちを追いかけてくる。

大物のなかには王室もいるところが、いかにもイギリスです。

マーガレット王女は濡れ衣だったら映画の製作会社訴えてるだろうから、本当なんだろうなぁ。

なにが、ってまあ映画をみてのお楽しみ。

主演のジェイソン・ステイサムは今回も思ったけど、『ソプラノ・哀愁のマフィア』のジェームス・ガンドルフィーニを痩せて少しいい男にした感じがする。

ヘレンは彼をえらく気に入ってる。


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イースタン・プロミス (2007)
Mon.10.03.2008 Posted in 犯罪・ミステリー
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eastern promises
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原題:Eastern Promises


予告編でだいたい、ほんとうは誰がいい奴で、誰が悪い奴か、予想が付いたけど、実際もその通り。

予想外なのはヴィゴ・モーテンセンの全裸でのアクションで、あそこのシーンだけ浮くほどのインパクト。
50歳であれだけ肉体を見せられるのはよいことだけど、ちょっと痛々しいよ。血みどろだし、刺青もやたらとあって、もう少しカットしてもいいわ。

ストーリーはもっと壮大でダークな感じを勝手に想像しちゃってて、みてみるとコンパクトに、登場人物も少なめで、シンプルだったのは分かりやすくて好感が持てました。


あとやっぱりヴィゴのロシア語、ウクライナ語はネイティブが聞いたらあれ、なんかヤバイのか、いけてるのか、凄く興味あります。
『キル・ビル』のユマ・サーマンみたいだったら残念だね。

そんなことが気になったり、ロシア語がエルフ語に聞こえたりの、映画に集中してなかったです。

『わが心のボルチモア』のサムおじいちゃんがロシアのレストランオーナーでしたね。
口ひげがないと違ってみえるし、今回は若く見えたな。

ナオミ・ワッツは特徴のないニコール・キッドマンという感じがした。

可もなく不可もなく。そんな作品。




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ゴーン・ベイビー・ゴーン(原題)(2007)
Fri.29.02.2008 Posted in 犯罪・ミステリー
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gone baby gone
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原題:Gone Baby Gone


ベン・アフレックは俳優業を速やかにやめて、監督一本に絞るべき。

そして弟のケーシーはやっぱりベン兄貴よりも数段うまい役者だ、そのまま頑張れ。

ケーシー、声のトーンがロウキイだからか、味がある喋りをするんだよね。

『ジェーシー・ジェームスの暗殺』の時はクリーピーな男だったけど、今回は好感の持てる主人公を堅実に演じてて、悪くない。


子どもが誘拐された母親役の女優(エイミー・ライアン)のホワイト・トラッシュぶりも凄かった。
この人もしゃべりでキャラクターを表現の人だわ。

ブルックリン出身だけど、オーディションはボストン訛りでやって、ベン・アフレックが「で、ボストンのどの辺出身なの?」と聞いたそうです。


地元出身のアフレック兄弟が、ボストンの労働者階級の方々の住む地域を市民の目線から撮ったミステリー。

女の子が誘拐されて、モーガン・フリーマンが警察官で、ってパターンは過去に何度かあった。
そう、アシュリー・ジャッドがでてきそうな。

そして女の子はもどってこなくて、「ミスティック・リバー」的なふんいきもあり...

でも今回は一味も二味もちがう。

二転、三転するツイストがあるのよ。

そして、考えさせられるのです。いろいろと。

アメリカの社会全部を反映する問題が一気に押し寄せてきて。
へこんでしまいましたよ。


<ネタバレ>


ストーリー的に、思ったのは結局ケイシーがクビを突っ込まなければ、誰も死なずにすんだんじゃないか?と。
それはわかんないかもね。どうだろう。どう思います?




同僚のヘレンも、この映画は「Awesome Freaking Movie」と絶賛していた。
今回はアメリカ人と意見があったよ。よかった。



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フィクサー(2007)
Tue.19.02.2008 Posted in 犯罪・ミステリー
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michael clayton
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原題:Michael Clayton


面白くない映画つづきだったので、久々の感動。
評価はバブル気味かも。

でも多くは語りません。(って手抜き?)
ストーリーは、ちょっとずつ状況が分かってくる、なかなかのじらし方で、最後は痛快ともいえて、まあ楽しみに見てください。

ジャンルとすれば、ラッセル・クロウの『インサイダー』とか、ジュリア・ロバーツの『エリン・ブロコビッチ』にも似た、社会派、大型民事訴訟ものともいえる。

そして『ザ・ファーム、法律事務所』にも似た法律事務所ものとも言う人がいますが、焦点は事務所じゃなくて、弁護士。

しかもクルーニー扮するマイケル・クレイトンじゃないんだよ、焦点は。

精神分裂を患う敏腕弁護士(トム・ウィルキンソン)がキーなの。

イギリス系の映画によく出るウィルキンソンは狂ったおじさんがうまい。

この人の分かりやすい代表作はバットマン・ビギンズ(悪役)、エターナル・サンシャイン(医者)です。
そう、あのおじさんですよ。わかります?

この人の冒頭のセリフからして、混沌としてて、でもなんか素晴らしく頭のいい人が気が狂うとこうなるんだろうな。

もちろん、クルーニーの魅力も満載。
ポーカー好きのクルーニー。
サイド・ビジネスに失敗して謝金でクビが回らないクルーニー。
弁護士なのに、面倒な汚れ物処理ばかりしてる、クルーニー。


アカデミー・ノミネートだけど、地味だから受賞はないかも。

日本ではゴールデンウィーク公開だそう。

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オーシャンズ13(2007)
Sat.19.01.2008 Posted in 犯罪・ミステリー
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oceans 13
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原題:Ocean’s Thirteen


会社の同僚ヘレンちゃんに借りました。

彼女とは映画の趣味は大体一緒なのだけど、大抵いつもはこういうコテコテのハリウッドを貸してくれるのだ。
タダだからありがたいことです。

ちなみにヘレンは一回り年下の24歳。
そんな彼女に世話になりっぱなしな私です。



オーシャンズ11と12をあまり真剣に見ていないから、誰がオリジナル11人のメンバーで誰が12人目、13人目なのかさっぱりわからないというか、どうでもいいわ、というかんじ。

しらべたらジェームス・カーンの息子がでているけれど、似てないです。
そしてアル・パチーノを始めゴッド・ファーザーへのオマージュがわんさか出てくるんだけど、軽いんだ、これが。

だいたい、出演してる豪華キャストの一人一人の背景を把握しつつ、ハリウッドの友達関係などが見え隠れするのを楽しんでもらおう、という意図がとっても反則な気がするよ。

ジョージ・クルーニー、ブラピ、マット・デイモン以外がやったらつまらない会話ばかり。
それを分かってて見る映画なんですね、これは。

まあ前半かったるくて何度もDVDを挫折した「12」と比べて、舞台がベガス一本槍の「13」の分かりやすくなってたことは確か。

悪者はアル・パチーノで、彼のもつカジノはオープニングで相撲のトーナメントやったり、日本酒で乾杯したり、日本がよくでてくるけど、いつもああいうのがハリウッドのいわんとする「コンテンポラリー(現代的)」なのかと思うと可笑しいです。

あとは、ブラピがG・クルーニーの部屋に尋ねてきて、オプラをみてたところを取り押さえたところ、笑った。

そのあと、ブラピまでがオプラに釘付けになって、二人で感涙してるところはベタだよね。

これもクルーニーとブラピの実生活にありがち、と思わせるようなエピソードで、そういうのがツボの映画なんだよ。
すきじゃないね。


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ノー・カントリー(2007)
Sun.16.12.2007 Posted in 犯罪・ミステリー
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No country for old men
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原題:No Country for Old Men

これ見たかったんですよ。
旦那が「ファーゴよりダークなコーエン兄弟の新作が面白そう。」というし。

なんだかんだで、公開日にはいけませんでしたが、
ついにみました。


まずはじめに、ファーゴ的な、ふんいきのオープニングで、和みました。

あっけないくらい冷淡で残酷な殺人のシーン。

ローカルな人々の淡々とした日常のあいさつ程度の会話。

これ、南部(テキサス)訛りはファーゴのミネソタ訛りとはかなり違うんだけど。
しゃべり方がまったく同じだ。
コーエン兄弟的、ダイアログなんだね。いい感じ。


そして、トミー・リー・ジョーンズ演じる保安官は、F・マクドーマンドのテキサスバージョン。

かと思いきや。違う違う。


主人公は、カウボーイ姿の中年男だ。

テキサスの荒野で狩猟中、麻薬のディーラーの死体10人くらいと麻薬、大量の現金を発見する。

そこからさらに発展する事件のかおりを察知しながらも、現金を奪い、どつぼにはまっていく。




2ミリオン入ったバッグを持つ主人公に、何人もの追っ手がせまり、そこからストーリーはスリリングに、バイオレントに、エスカレートしていくんですが。


なんてったって怖かったのが、キラー(殺人犯)役の男。

anton


登場人物の名前はアントン・シュガー、というが、私はキラーと呼びたい。

この人のしゃべりも、顔も髪型も、ジーンズ姿も怖い。

キラーのインパクトが強くて、ラスト・シーンのトミー・リー・ジョーンズの影も薄かったわー。
(T・ジョーンズも好きなんだろうね。カウボーイ役も使い古されてきたのにまだやるのは。)


原作に忠実、ということですが、「現実はおとぎ話でもなく、ハリウッドのハッピーエンドでもない」というメッセージなのかな。


後味がわるいというのとは違う。
なんと感じていいのか、人生はランダムなんだなー。
善人も悪人も運もランダム。

それがテーマかな。


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閉ざされた森 (2003)
Sun.22.07.2007 Posted in 犯罪・ミステリー
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basic

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原題:Basic

隣のデスクのヘレンちゃんがDVD貸してくれた。
ちょっと変わってるから、といういわくつき。

レンジャー隊(陸軍のエリート)の訓練中に二人の兵隊を残して、5人が行方不明になる。
残りはどうなったかを問いただすと、二人とも全く違う証言をする。

担当の女性捜査官に元軍人の麻薬捜査官(トラボルタ)がヘルプにくる。
尋問のエキスパートらしく、トラボルタは一言も口を割らないレンジャー隊員と雑談をし始める。

出演:
ジョン・トラボルタ
サミュエル・L・ジャクソン
コニー・ニールセン
テイ・ディグス
ジョヴァンニ・リビシ

こんだけの顔ぶれなのに見逃していたのはなぜだろう、とおもったら、ものすごく出来の悪い軍事ミステリーだった。
どおりでね。
もしかしたらDVDスルーだったのかも。

『ア・フュー・グッド・メン』を『羅生門』仕立てにした感じはいいですけどね。

最後のどんでん返しが許せませんでした。
しかもハリウッド式のなぁなぁさ加減がもう私腹がたった。

そんなに複雑にしなきゃならんかった理由がまるでわからない。

最初の20分くらい面白くってウキウキ見てしまった自分を恥じます。

久々のブログでネガティブなリビュー。
次はいい映画にめぐり合えますように。


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アメリカを売った男 (2007)
Fri.22.06.2007 Posted in 犯罪・ミステリー
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breach

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原題:Breach


ヴァージニアに戻ってきました。

この作品は帰りの飛行機でやっていて、思わぬヒット。

アメリカでも有名な(らしい)2001年のスパイ事件を基にした、サスペンス。

ストーリー的にはアル・パチーノとコリン・ファレルの「リクルート」と似てるかな。(あっ、ネタバレ。)

でも、役者はこっちの方が一枚も二枚もうわて。
だってクリス・クーパー(『アメリカン・ビューティー』とか『アダプテーション』とかいろいろ)だもの。
パチーノの怒鳴りっぱなし演技とは比べ物にならない。


しかしFBIの捜査官(エージェント)になるって、大変なことらしい。

最近、渋い作品によく出るライアン・フィリップ演ずるエリック・オニール(ライアン・フィリップ)は犯罪組織の張り込みなどの下積み中の若手捜査員。

そんなオニールに思わぬ昇進の辞令がくる。
これが上手くいけば捜査官になれる、と。


勤続25年の、ベテラン特別捜査官ロバート・ハンセン(クーパー)のアシスタントとなるのが任務だが、実際はハンセンの行動を逐一上層部に報告するための配置だった...


今回のクーパーの役どころがまた複雑で、クリーピーです。

人を分析する力はFBIでも群を抜くベテラン捜査官だが、裏ではネットでポルノサイトを運営している。

奥さんとのベッドシーンを盗み撮りして流したりして。

また昼間は教会に毎日行くほどの敬虔なカトリック信者、という一面もある。

もうクーパーにぴったり。


そして本当の容疑はロシアへの機密情報譲渡。

実物のハンセンの顔をウィキペディアでみたけど、クーパーの方がもっと怖くて信憑性ある。


ハンセンと渡り合うライアン・フィリップの得意技は「逆ギレ」です。

ちょっと疑われそうになると、切れてみるのが一番なのだ。
なんかそこまで怒るのもワザとらしいともおもったんだけど。


脇役のローラ・リニーとゲーリー・コールも落ち着いててマル、なのが嬉しい。

情報のドロップ場所として出てきた公園は、うちから近いらしいので、
こんど探しにいってきます。


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ロード・オブ・ウォー(2005)
Sun.03.06.2007 Posted in 犯罪・ミステリー
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lord of war
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原題:Lord of War


同僚ヘレンが貸してくれた。
彼女はものすごい数のDVDを所蔵してるらしい。
彼氏がコレクターなのだ。
DVD集めるのが好きな男子って多いですね。


ポスターが気持ち悪くて、この映画は公開当時見る気がしなかった。
銃弾やら武器やらのモザイクづくりでできたニコラス・ケイジの顔。
武器がミミズや蛇に見えて、ダメだー。
考えただけでも鳥肌。


五人の実在する武器商人たちのインタビューを参考につくられたキャラクターが、ケイジの演じるユーリ。

ウクライナからの移民、という設定だけど、弟を演じた、ジャレット・レトも含めて、ウクライナ人にも移民にも見えない。

あのふてぶてしいキャラクターはアメリカ人だよ。


とおもいつつ、ストーリーはテンポよく、知らないことを色々おしえてくれた。


世界中で武器を売買する商人たちの最大のクライアントは、アメリカ政府だった。

中古の武器があまってしょうがない先進国(とくに国連常任理事国)の政府と、武器がほしくてしょうがない発展途上国(特にアフリカ)のあいだを取り持つのが、陰の武器商人たちなのだ。

小者時代は苦労するが、一度政府をクライアントにすれば怖いものはない。


奴らの違法な取引をインターポールの捜査員、イーサン・ホークが執念をかけて追い詰めたって、すぐに釈放されてしまう。(ネタバレ、ご免)

なんてったって、米国大統領がバックについてるわけだから。


武器商人ケイジにも愛する妻(ブリジット・モナハン)、息子、弟(レト)がいて、色々なドラマもあるが、その部分は読める展開であります。


むしろ、アフリカの軍事独裁者との英語のボキャブラリーに関するやり取りが面白い。

独裁者「私をロード・オブ・ウォー(戦争の支配者)と呼ぶ者たちがいるが、それは多分きみだろう」

ユーリ「それはウォーロード(将軍)のことですね」

独裁者「ありがとう。でも私の呼び方のほうが好きなんだ」

って私が日本語にすると、あまりおもしくない。


あの独裁者(イーモン・ウォーカー)の部分が気に入りました。


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コンフェッション (2002)
Thu.03.05.2007 Posted in 犯罪・ミステリー
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confessions

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原題:Confessions of a Dangerous Mind


『ER・緊急救命室』のジョージ・クルーニー監督デビュー作品。

なぜか借りてしまった。
あんまり面白くなさそうと分かってて観始めたら、結構面白い。

レトロな世界を撮るハリウッド映画のなかでも、遊び心が旺盛で、テンポもいい。

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』風のテンポがもっと劇場っぽいというか、毒々しいというか。


クルーニーが『オーシャン11』つながりの有名どころ(J・ロバーツ、B・ピット、M・デイモン)を友情出演させたりは反則っぽいが、ドリュー・バリモアの恋人役がかわいいのでそのままやり過ごしました。



ゲームショー(『ゴング・ショー』という70年代の実在の番組)でお茶の間の人気者となった司会者兼プロデューサー(チャック・バリス)は実はCIAの秘密工作員で、ゲームの勝者を連れて海外旅行に行きながら、裏の任務を行っていた。


チャックはある日、ベルリンでの任務についていた。
壁の地下を通って、東側でのスパイ活動中にソビエト側に捉えられてしまう。

あわや殺されると思いきや、西側と東側で人質交換が行われ、国境で引き渡される。

国境のゲートでチラッと見えた相手側の人質は実は....


チャック・バリスの告白はどこまで本当なのか、映画でもわからない。

そして主人公(サム・ロックウェル)、演技は上手いけど魅力的じゃない。
なんで全裸をうつすのかわからない。

そして後半はいきどころのない恋愛と、失業でスローになる。
一気に退屈。

それがチャック・バリス人生そのものだったのかもしれない。


70年代に「セックス」は放送禁止用語だったため「ウォピー(whopee)」って呼んでたの、初耳だった。




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ジ・イリュージョニスト(原題) (2006)
Tue.01.05.2007 Posted in 犯罪・ミステリー
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the illusionist

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原題:The Illusionist


会社の人がDVDを貸してくれた。
ずっと観たかったので、タダで借りられてラッキー。
最近そういうのが多いです。


さてミステリー仕立てなので内容には触れないでおきます。

19世紀オーストリアのウィーンが舞台で、(エドワード)ノートンはマジシャン(手品師)。

彼はテクニックを身に着けるマニアみたいで、かなり特訓して多くの場面のマジックを自身でこなしている。


手品といえば、去年同時期に公開の『プレステージ』と似たテーマといわれている。

もう一本「手品系」としてはウディ・アレンの『スクープ』というのもあるらしく、3本まとめて同じ手品師が指導監修しているそうです。

話それましたが、この映画、あまり印象に残らなかったです。

ノートンの相手役のジェシカ・ビールの演技がカタくて素人で、19世紀のコスチュームものには辛いんじゃないかと。

去年「もっともセクシーな女性」にジョリーを破って選ばれてましたけど、彼女にインパクトがない。(すくなくとも私には。)
(今年は「セクシー」、ドリュー・バリモアが選ばれたそうで、一体何が基準で選ばれてるのか疑問。)

で、また話がそれましたが、この貴族のお嬢様役、先に選ばれていたリブ・タイラーが辞退したからの代役だそうです。なるほどね。



ミステリーは警部のポール・ジアマッティが途中から観客を先導して解いていく方式で、わかりやすい。

というか、ずいぶん前から結末が見えてしまう人が多いとおもう。

所詮「マジカル」な世界のどんでん返しだから余計な事は詮索せずに、みたみてください。

『ユージュアル・サスペクツ』風なエンディングは、クリス・ノーランとはいえちゃちい気がしました。


これでエドワード・ノートンの作品はデビュー作『プライマル・フィア』以外全部みてることになる、という意味合いで、観てよかったです。





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ザ・プレステージ (原題) (2006)
Sun.12.11.2006 Posted in 犯罪・ミステリー
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prestige

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原題: The Prestige


ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベイル、スカーレット・ヨハンソン出演の19世紀もの。
公開した週末は初登場一位で、IMDBでは8.1。

期待を膨らませてしまったので、結果は、うーん、まぁまぁかなぁ。
(みなさん、くれぐれも期待を膨らませすぎないように。)

全体を通して、暗いロンドンの雰囲気がうっとおしくて、そこに暗い復讐合戦をもってきて、ますます暗いです。


H・ジャックマンは『ニューヨークの恋人』でもそうだったけど、背が高くてヴィクトリア朝時代の衣装が似合う。

シルク・ハットをいまどきあそこまで違和感なくかぶってられるひとはそうはいないよなー、と思いながらみていました。
普通なら、仮装というかジョークになるよね。

と同時に、当時のロンドンは、あんなに手品師達がしのぎを競っていたのだろうか?と素朴な疑問も浮かんでくる。
「ガラスの仮面」を読んでて、「演劇界ってこんなに注目されてたっけ?」と思うのと似ています。

ジャックマンとベイルのライバル関係の描き方は観客を煙に巻くような感じだ。
「観客」とは映画のストーリーの中の観客と、私たち両方です。

だまし、だまされ、「いい奴」と「悪い奴」が入れ替わる構成は、注意深く追っていかなければ、置いていかれそう。


出演豪華キャストだが、シネマガール一押し俳優C・ベイルは今回は無難に終わっていた。
むしろH・ジャックマンの芸達者ぶりが地味に効いていたなぁ。
(ネタバレ:一人二役、上手い。)

S・ヨハンソンは最近出すぎのような気がして、食傷気味です。

マイケル・ケイン、いつまでもその調子で頑張ってほしい俳優。

特筆すべきはD・ボウイ演じるニコラス・テスラという実在の発明王。

この人怖かったし、(召使のアンディー・サーキスもこわかった)どんな人なのかさっそくウィキペディアでチェックしてみた。

メインストリームから外れている天才、というカンジで興味深い人物だ。
暇があったら上のリンクから日本語をクリックして読んでみてください。

D・ボウイ、実物とそっくりです。
出てきたときから、映画が終わるまで彼とは分かりませんでした。


ちょこっとだけど、『コヨーテ・アグリー』のパイパー・ペラーボが頑張っていた。
NJ出身の彼女の英国訛りは、S・ヨハンソンの安定しないイギリス英語より板についている。


ストーリーとしては、お話の最後の、「種明かし」、または「どんでん返し」の部分で、「それをやっちゃぁ、おしまいよ」(寅さん調)と思ってしまったので、「まぁまぁ」の点数しかあげられなかった。

SFなのか、ミステリーなのか分からないの、これ。


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ディパーテッド (2006)
Mon.06.11.2006 Posted in 犯罪・ミステリー
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departed

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原題: The Departed


香港映画『インファナル・アフェア』のハリウッド版リメーク。
日本ではお正月公開だそうです。

リメークが決まったと聞いたときは、なんで作り直さなあかんのか、香港バージョンで十分面白いじゃないか、と憤りを覚えたものでした。

リメークって大概オリジナルを超えられないし、オリジナルへの冒涜だと思うし、見るもんかとおもったり。

でも旦那の「リビューで褒められてるし、見たい」っていう意見に同意して午後のマチネー(割引時間帯)に行って来たけど、一人$7.50もしたのはちょっと割高だったかも。

かつては$7.50っていったら夜の正規料金だったもんだなー。
ずいぶん値上がりしたなと感じます。

で、結果ですが、面白かったです。
2時間半の上映時間は長いけど、あっという間と思わせるところはすごい。

あと、ローリング・ストーンズの「ギミー・シェルター」を使われると弱いのだ。
あの女性ボーカルの響きがとっても悲劇的な叫びに聞こえて、「インファナル」ってカンジでてるし。

オリジナル見てるので、分かりやすいと感じた。
ハリウッドなりに砕いてあるからかもれない。



キャストの、マット・デイモン(アンディ・ラウ役)とレオナルド・ディカプリオ(トニー・レオン役)だと、デカプリオに軍配だな。

これってA・ラオよりもT・レオンに軍配あげたのと同じ理由かしら?

スーツ着て、えらそうなエリートづらの腐敗刑事よりも、粗末な服装に無精ひげのアンダーカバーの刑事のほうがセクシーだ。
男の哀愁がムンムンですもの。

という点で、ディカプリオは悪くなかった。
押さえ気味ながら、アンダー・カヴァーの苦悩に満ちた表情も信憑性あった。
トニー・レオンのほうが大人の色気があるけど、演技としては『ギルバート・グレープ』以来の名演技という、私の中ではいいポジションに戻ったぞ。デカプリオ。


オリジナルの『インファナル・アフェア』ではでてこなかった、マーク・ウォールバーグの役も光っている。
この人の早口は難易度たかいです。
彼のしゃべりは字幕キャプションつけてまたぜひ見たいところ。

その他、J・ニコルソン、A・ボールドウィン、M・シーンの脇役も豪華だし、ハズレなしである。


オリジナルを見ていない観客は、ギョギョっとする場面がいくつかあって、かなり反応しておられた。

前もって、「くるぞ、くるぞー」とわかってしまう私たちでもギョっとしたり。

最後の最後はハリウッドなりのどんでん返しがあって、すっきりと映画館を去れるようになってます。

お楽しみに。


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女と男の名誉 (1985)
Mon.23.10.2006 Posted in 犯罪・ミステリー
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prizzi

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原題: Prizzi’s Honor

ジャック・ニコルソンがイタリア系の殺し屋を演じる、恋愛・コメディ・マフィア映画。

『ゴッドファーザー』よりも軽いタッチが80年代によく似合う。

これって、コメディ?なに?展開がよくわからないわーっていう始まりだけど、後半巧妙なつくりになってきます。
そして終わり方がちょっと唐突で....怖い。

ことりちゃんさんからの紹介です。


キャスリーン・ターナーが懐かしかった。
『ローズ家の戦争』、『ロマンシング・ストーン』とか最盛期のころ色っぽくてコメディ上手だったな。
彼女はどんな役をやってもキレがあって豪快なのが素敵。
最近めっきり出てこなくなったけど、この人の『シリアル・ママ』もお薦めですよ。


マフィア・ファミリーのヒットマン(殺し屋)ニコルソンが、結婚式で出会ったラヴェンダー色のドレスの女に一目ぼれする。
彼女が同業者とは知らずに…

ちょっと『Mr.& Mrs.スミス』みたいな気がするけど、『Mr.…』まだみてないのでどうでしょう。


時代(世代?)が違うのか、冒頭のニコルソンとK・ターナーが出会ってすぐに恋に堕ちて結婚するくだりがなんだか私には説得力ないのです。マフィアってそんなに簡単に結婚を申し込んだりするのかなぁ。

ターナーはマイケル・ダグラスが相手のほうがいいなぁ、とか不満があったり。(笑)

ニコルソンのブルックリン/イタリア訛りも彼らしくないので、つらい。
ちゃんとアクセントのコーチについて、ブルックリン低所得層と時間をともにして頑張ったらしいのですが。


むしろ凄みがあったのはアンジェリカ・ヒューストン。


angelica
アンジェリカ・ヒューストン


やっぱりアダムズ・ファミリーのお母さんばっちり似合うだけあるなぁ。
キレイだけど怖い。
『極道-』の岩下志麻もしっぽ巻いて逃げるような。

彼女のお父さんは往年の名監督、ジョン・ヒューストンで、この映画の監督だそうです。

この極道の娘と、おじいちゃん/ドン役が迫力の二人組であった。

マフィアのドンってちょっと太ってるイメージでしたが、この小柄なよぼよぼおじいちゃんが、『スター・ウォーズ』でいう“皇帝”のイメージをよく体現していて、ぼろぼろの歯とかも含めて怖いのだ。


ニューヨークとロスアンゼルスを行ったり来たりの飛行機が、これでもかっていうところ、このころからあったのかー。
『スナッチ』、真似してますね。


マフィア映画好きの方どうぞ~。

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グリフターズ/詐欺師たち (1990)
Sat.23.09.2006 Posted in 犯罪・ミステリー
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grifters
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原題: The Grifters

古いけど、キューザック狙いで借りました。
「詐欺師たち」ってサブタイトルがそのまんまの説明でいいですね。

結末ですが、ハッピーエンドじゃなくて、単純にがっくりきた。
そこまで引っ張っておいて、それはないんじゃないの、と。

でもこれは犯罪映画で、フィルム・ノワールで、みんなが地獄に落ちていく定めのお話らしい。
コメディタッチではじまるから油断してたら、最後はドロドロで、疲労感がどっと押し寄せてきた。

当時24才のキューザックがアンジェリカ・ヒューストンの息子役。
母親が14才のときに生んだという設定で、二人とも詐欺師なのだ。

A・ヒューストンってえらく凄みの効いた顔した怖いおばさんなので、このお母さんとのギリシャ悲劇のような近親相姦的関係はただただ怖い。

アネット・ベニングはキューザックの年上のガールフレンド役。
実は大物狙いの詐欺師で、キューザックをパートナーにと引き込もうとする。

ベニングはこの映画でファンへの大サービスとばかりに脱いでます。
軽薄で小ズルイおねえちゃんの演技も巧い。
あの頃はやったタイトスカートが似合ってるしね。懐かしい。


キューザックは無難な役回り。
二人のインパクトの強い女性を受けるのにはちょうどいいです。
でも彼じゃなくてもいい感じ。

始まりのクレジットの部分は1930年代を意識したBGM。
さいしょのシーンでは70年製の車ばかり出ててくるLAの風景。

時代設定が不明のままだが、キューザックが現れると Bennigan's (庶民的なチェーンレストラン)に入っていくところで、現代(90年代)だな、ってわかる。

そういうギャップに惑わされましたが、製作側は狙ってやったそう。
何を狙ったんだろう。


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ラッキー・ナンバー・スレヴィン(原題) (2006)
Fri.22.09.2006 Posted in 犯罪・ミステリー
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lucky number slevin
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原題: Lucky Number Slevin

『ブラック・ダリア』ではマズかったジョシュ・ハートネットの起死回生作品。

ニューヨークの友人を訪ねてきた主人公(ハートネット)だが、留守の友人に間違えられ、組織犯罪の闘争へと巻き込まれていき...


テンポのよい犯罪エピソードの数々は、70年代のマフィア映画の雰囲気あり、タランティーノ風な味付けもありで大いに楽しめます。

さらに前半はコメディ、ロマンチック要素もありで時間を忘れて引き込まれた。


ハートネットの相手役にルーシー・リュウ。
これは見てみるまで分からなかったけど、予想外にいい感じなのでムカついた。というか羨ましい。(笑)

正直、あたしもルーシー・リュウになりたい、という感じ。
彼女の元気で可愛らしい “隣の女の子”(the girl next door)の演技は新鮮で、すごく若い。そこがまたムカつくのだ。


そんなことはさておいて、見どころです。
ベン・キングズレー、モーガン・フリーマン、ブルース・ウィリスの三人の融合。
これにつきる。
ヘタにコメントするのもはばかれるくらい、巧い3人だが、それぞれの良さを引き出す監督の力量もあったろう。
ポール・マクギガンはこれから注目の監督かもしれない。


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ブラック・ダリア(2006)
Sun.17.09.2006 Posted in 犯罪・ミステリー
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black dahlia
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原題: The Black Dahlia

交際が噂されるジョシュ・ハートネットとスカーレット・ヨハンソン主演のダークなミステリー。

勇んで公開日に観にいったら期待はずれ。
$9.25x2人分は高くついた。
皆さんにお薦めのリビューが書けないのが残念です。

残念な内容は以下の通り:

1.『LAコンフィデンシャル』と比較されているが、似て非なる「学芸会」に終わってる感じ。

2.特にJ・ハートネット、S・ハンソン、そしてヒラリー・スワンクの演技が浮きまくっていた。

3.ミステリーの展開やらどんでん返しやらが、みんな嫌らしく、清清しいカタルシスがない。

4.必要以上にグロいシーンもあって、観客みんな閉口の様子だった。



やっぱ、ラッセル・クロウは偉大なんだなー。ハートネットは主人公のカリスマを背負いきれていないし、最後まで応援したいキャラでもなかった。

時代柄、みんな煙草を吸うんだけど、S・ヨハンソンは普段すわないんだろう。不自然極まりない感じも気になって、ストーリーに集中できないし。

H・スワンクが最初にしゃべった瞬間には、旦那が私を見て「このアクセントはヒドイ」と文句を言ってきた。
このお姉ちゃんはやっぱり低所得層でトレイラーに住むお姉さんがハマリどころなんだろう。

唯一引き込まれたのは、殺された女優の卵、エリザベス・ショートのカメラテストのシーン。
刑事たちが後で検証するのだが、ハリウッドに憧れてやってくる女の子をミア・カーシュナーという女優が生き生きと演じていて、役者自身もそんな無名女優だった時代があったのだろうなー、と思いを馳せてみた。

しかし、この映画、評判も悪いのに、IMDBで7.1が出てたので観にいってしまったことにひたすら反省の念。
ジョシュ・ハートネットなんて若造に引っかかったシネマガール。まだまだ修行が必要であります。

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アイス・ハーヴェスト 氷の収穫 (2005)
Wed.23.08.2006 Posted in 犯罪・ミステリー
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ice harvest
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原題:The Ice Harvest

愛すべきジョン・キューザック作品。
彼はチャーミングなルーザー男をやらせたらホント、ピカイチなんだよね。

『ハイ・フィデリティ』のときもチャーミング・ルーザーだったけど、今回はそれにダークな側面と、ハード・ボイルドが入っている。

年齢がいっているから(40歳だし)、一人身男の哀愁が漂い始めたってところかな。

『アイス・ハーヴェスト』はネットでのレーティングは低いが、キューザックのファンなら必見作品!!!


john cu
ジョン・キューザック


相手役はビリー・ボブ・ソーントン。

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ビリー・ボブ・ソーントン


『バッド・サンタ』に続いて、アンチ・クリスマスものということで、こういうテーマ大好きなシネマガールのツボにはまったのでした。

クリスマスって、特にショッピングモールとかのギラギラさ加減とか、一年で一番嫌いです。

そんな私の心よりもさらにスサンでいる人々のストーリーがここにある。

カンザスのド田舎、ウィチタで、場末のストリップクラブに出入りするキューザックとソーントン。

二人は弁護士なんだけど、人生に疲れた二人はこの町から出るための計画を立てていた。

クリスマスイヴにヤクザなクライアントのお金を持ち逃げする計画だ。


ストーリーと持ち逃げ計画など細かいことを追及して観たらこの映画はだめです。
ダメな男達の会話を楽しまないと。

クリスマスだっていうのに、一緒に祝う家族のいない男達の悲しくもコミカルな姿。

特に、キューザックとその元妻の新夫役のオリヴァー・プラットは笑えます。
情けない二人の粋な友情。


platt
オリヴァー・プラット

プラットの舞台あらしといえるほど、その場を和ませるコミック・リリーフ振りが見もの。
タダの酔っ払いに、悟りの境地が入ってるなー、なんて感心することありませんか?
お酒飲めない自分が忌まわしくなってくる。
あー、私も酔っ払いたい!でも吐くのは辛そう...(笑)



紅一点のコニー・ニールセン(『グラディエイター』)はちょっと年取ったけど、彼女のカリスマなオーラは健在でした。

『LAコンフィデンシャル』のキム・ベイシンガーのような雰囲気。
もっとSleazy(安っぽい)だけど。


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コニー・ニールセン



クリスマス/ホリデー・スピリット台無しのテーマが仇になったのか、巷で過小評価されてるんじゃないかなー、と思って沢山写真を載せてアピールしてみました。

私だけかな。この映画に妙に共感してしまうのは。



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シティ・オブ・ゴッド(2002) 
Mon.21.08.2006 Posted in 犯罪・ミステリー
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city of god poster
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原題:Cidade de Deus/City of God


ハリウッド以外にも世界には面白い映画がたくさんあるのだな、とつくづく思う、そんな作品。
外国映画って字幕が大変!だけど、見る価値ありですよー。


だいたい、アメリカののヒップポップとラップでつづるギャング映画って、あきるよね。
そこへ行くと、この映画は犯罪/ミステリー、ギャング映画として、かなりの秀作。

硬派な感じの青春ものでもある。



舞台はブラジル、リオ・デ・ジャネイロの「神の街」と呼ばれる貧民街の60年代から70年代。

そこで育つ二人の少年が、一人はフォトグラファーに、一人はギャングのボスに成長していく、実話にもとづくストーリー。

冒頭から小ぎみよいボサノバやサンバのリズムがすごい。
汚ったなーいスラムがとってもカラフルに描かれているのよ。
いちど行ってみたい、とまで思うような。

そしてテンポの速い編集もミソ。
ガイ・リッチー映画のような感じで、新しくはないのですが、効果的です。

都市の隅に追いやられたような、砂塵にまみれた貧困街で、子供達は少し年上の少年達が銃でドンパチやりながら、強盗を働く姿をみて育つ。

ブラジルって銃は合法なのかい?
警察はなにやってるんだ!と思いつつ、無法地帯のスラムと、警察の腐敗が当たり前の世界にドップリつかってしまう。

そしてそれが現実なんだ、と悟らせてしまう何かがある。


スラム街出身の新人俳優を発掘してのキャスティングも見事。
特に主人公の二人はすごい。

city of god photo
フォトグラファーを夢見る少年


個人的には、ディスコやハッスルがかかる70年代のダンスシーンに、胸躍りましたね。(笑)
ブラジル人のリズム感覚ってすごいねー。
カッコいいです。

ビーチでの若者の青春なシーンも良かったな。
ブラジル人はビキニ似合うしねー。


特典映像で、実際のスラム街の組織犯罪のドキュメンタリーがあって、こっちもまた凄まじい。


city of god gun fight
チンピラの犯罪から組織犯罪へ


警察署長が正直に警察の腐敗状態を認めていて、それは貧富の差という社会の構造を反映しているのだと説明。

警察の金持ちと貧乏に対する対応が全く違うのだ。
妙に納得し、南米の根深い問題を目の当たりにさせられる、社会派の映画でもあります。


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