シネマガールのえいが日記 − プラス ワシントンDC郊外での日常

原題:The Other Boleyn Girl
日本行きの飛行機で最後に見たのがこれ。
劇場でもあんまり売れてそうになく、評判も悪かったんだけど、機内上映にしては楽しめた。
ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンが姉妹で、二人して親のためにイギリス国王ヘンリー8世へ取り入る「道具」になるお話で、そのドロドロさ加減がおもしろいの。
ヘンリー8世は最初の王妃を離縁したことによってローマ教会から破門されて、イギリス国教会を作った、ということで有名なんですが。
知らなかったのはこの王様、奥さん、愛人、妾など9人(あるいはもっと大勢)の女をとっかえひっかえして、そのうち何人かは捨てられて処刑されてるんだって。
そして貴族たちは国王の気を引くために、手段を選ばなくって、娘や奥さんまでも差し出すんだわ。
貴族の娘、メアリー・ブーリン(スカーレット・ヨハンソン)は既婚の身なのに、ヘンリー8世に気に入られてしまって、王妃付きの侍女になる。
独身だったアン・ブーリン(ナタリー・ポートマン)は親の策略で自分が国王を落とすはずだったのが、妹が国王の妾になり、懐妊したことで、怒りまくる。
国王の妾ではなく、正妻になるぞ!とみずから決意を新たにしたポートマンは、妹が妊娠中で安静にしているあいだにあの手この手をつくしてかかるわけです。
ここで描かれるヘンリー8世は、強くて、カリスマ性もあって、なかなかのイイ男で、スカーレット・ヨハンソン(妹)は純粋に恋に落ちるようになっている。
いっぽうポートマン(姉)は、なかなかの悪女、ビッチ振りも板についていて、悪役になってます。
じらして落とす戦法で王様に挑んで、いいところまでいくんだけど...
実話を基にしたお話でも、いろいろと創作のところもあるんだろうな。
とにかく昔のことですからね。
会話の一つ一つは、現代にも通じるようなものもある。
姉妹がヘンリー8世と関係持つようになったのは十代だったらしくて、ついでの彼女たちの母親もかつてはヘンリー8世の愛人を務めてたらしい。
やっぱドロドロ。
そしてポートマンの生んだ娘がのちのエリザベス1世になる、とつなげているところがにくい。
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原題:Rescue Dawn
皆さんお元気ですか?お久しぶりです。
クリスチャン・ベイルの新作をいち早く紹介したくて、パソコンに向かっております。
本作品は独立記念日にニューヨークなどでの限定公開、今週末全米公開のホヤホヤですよー。
って勇んで見に行ったら、年配の方々で映画館が埋め尽くされていました。
30代の私たちが一番若かったような。
ベトナム戦争のテーマはもう古くなってきてるのね。
戦争を知らない子供たちに、もっと戦争映画をみなさい!
といいたい。
でもベイルのお姿を充分堪能できる幸せな2時間だった。
今回はラオスで捕虜になった米軍パイロットの役。
泥だらけになったパイロットのジャンプスーツ姿で、拷問にあったり、ミミズを食べたり、ジャングルの藪をナタで切り分けて何日も歩いたり。
「レスキュー」ってからには最後には助かるんだろうな、と思ってみても、なかなかスリリングで飽きない。
竹や草で組まれた捕虜収容所につれてこられ、二人の先輩アメリカ人捕虜に会う。
2年も前からここにいる、共にパイロットだという。
2年前、というとアメリカはベトナム戦争が始まる前から干渉していたのだ。
捕虜としての生活はかなり悲惨だ。
寝ているときは全員が足かせをし、手錠でお互いつながれているので、誰かが寝小便、寝ウンコしても動けない。
ベイルの捕虜ぶりは板についてて、たくましい。
とってもワイルドで「生き抜く」意欲、パワー。
パワーなのよ。すごいのは。
栄養失調とか関係ないのよね。
これってどっかでみたような、、、と思ったらスピルバーグの
『太陽の帝国』だった。
あの頃は子供だったけど、虫をタンパク源だといって食べていたベイル少年の面影はそのままだ。
そして痩せの無精ひげ姿は
『マシニスト』を思い出す。
エンディングも含めてややハリウッド的な感はある。
このジャングルからの脱走を大脱走とするか、とくとご覧になって判断してね。
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原題:Letters from Iwo Jima
昨日みたので、感想をわすれないうちに。
クリント・イーストウッドの渋い視点が、日本のわびさびの世界にマッチしたんだな、とふと思った。
日本人の微妙な表現の仕方とか、わかってるみたいだ。
日本語わからないのに、どうやって監督できたのかしら?
どうみても日本の視点から見た日本の映画なんだけど、そこに一歩下がった客観的で押さえ気味なテイストがいい。
ハリウッドの、「ここで泣けよー」的な演出あるじゃないですか。
あれがあると、絶対に泣きませんよ。意地でも。
はからずも今回、ウルっときたのは、看護していた捕虜のアメリカ兵が死んで、ポケットにあった母親からの手紙を伊原剛志がみんなに読んで聞かせるところ。
なんでもない「昨日、犬たちが悪さをして...」という日常をしらせる内容に聞き入る日本兵たち。
敵に対して「鬼畜米英」とか歪んだ情報しか与えられてなかった彼らが、敵も自分たちと全く同じ状況にいることを知る瞬間。
家族のために戦っているのは自分たちだけではなかったのだ。と思いきや、爆音がして、また戦闘態勢にもどる兵士たち。
パン屋だった兵士(嵐の二宮くん)が、軍にサンドイッチやパンを没収され、次にはパン焼きの道具も撤収され、しまいに自分まで招集され、この島で死ねといわれる、と話すシーンも印象的。
彼には、生まれたばかりの娘がいて、娘に会うまでは死ねないという強い意志をもって、銃弾の音がやまない戦場を走る。
『父親たちの星条旗』とちがって、日本人の主人公を、渡辺謙演じる栗林中将と、一番下っ端の兵隊(パン屋)にしぼったのは、アジア人の顔を区別できないアメリカ人へ向けた配慮なのかしりませんが、効果的だとおもう。
うちの旦那は、二宮くんをえらく気にっていたし。
実はわたしも「二宮くん」と呼びつつ、ジャニーズの嵐のメンバーで演技派で有名、なんてこと全然しらなかった。
素朴な顔つきと、古風な演技。
信じられますよ、彼が戦前パン屋をやってて。
召集令状がきたときに、丁寧に「ありがとうございます」と言うところ。
悲しいです。
アメリカではこの映画、大都市限定で公開されて、そのあと地方にも来たみたいだけど、批評家の評判がいいわりには、アメリカ人は見ていないような気がする。
大げさなパフォーマンスとハッピーエンドがお決まりのハリウッド映画大好きアメリカ人たちのなかで、お金払って見に行く人もすくないだろう。
字幕はめんどう、とかいって。
でもあの映画をアメリカ人に見てほしいな、とおもった。
さて、栗林中将について気になって、
ウィキペディアでしらべてみた。
そして娘にあてた手紙の引用がありました。
「お父さんは、お家に帰って、お母さんとたこちゃんを連れて町を歩いている夢などを時々見ますが、それはなかなか出来ない事です。たこちゃん。お父さんはたこちゃんが大きくなって、お母さんの力になれる人になることばかりを思っています。からだを丈夫にし、勉強もし、お母さんの言いつけをよく守り、お父さんに安心させるようにして下さい。戦地のお父さんより」
これでわたし、泣いてしまいました。
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原題:Flags of Our Fathers
お久しぶりです。
映画見るのも久しぶりで、こんな独りよがりのブログもスラスラかけなくなってる今日この頃。(一時間以上かけてこれかいてます。)
これからは週一本は必ず書こう、というのが目標ですんで、たまにのぞいていってくださいね。
さて、本当はクリント・イーストウッドの『硫黄島からの手紙』の方が見たかったのですが、まだDVDでてなくて、こっちを借りました。
『硫黄島−』はアカデミー監督&作品賞ノミネートされてますね。
ハリウッドが描く日本人には興味あるし、ケン・ワタナベ主演だし、これはみないと。
予告編からだと、日本語の響きがきれいなので、たとえ『ラスト・サムライ』とか『SAYURI』のように歪曲(美化?)されようと、まあみてみようじゃないの。早くDVDでないかな。
『父親たち−』はアメリカ側からみた硫黄島での戦いで、レベルとしては「佳作」、「落ち着いた映画」。
イーストウッド、スピルバーグの肩書きがなかったら、もう少し上をいったであろう、ともおもえる。
エンディングのピアノがぽろぽろ奏でるテーマ音楽が、耳にのこるところは、『ミリオン・ダラー・ベイビー』だ。(笑)
そもそも私は戦争映画が嫌いなほうじゃないので、バイアスか相当かっています。
みなさん「プラトーン」、「メンフィス・ベル」を覚えてらっしゃいますか?
登場人物がみんな同じような髪型、服装で区別がつきにくいながらも、兵士一人一人のキャラをつかみながら、はかない若者の散ってゆくさまを観る、のが悲しくも楽しい。不謹慎だけど、そんな感じで私は戦争映画を観てしまいます。
最近では「プライベート・ライアン」、「ブラック・ホーク・ダウン」なんかもハンサム&いいキャラ俳優目白押しで、そういった路線が好きな方にはたまらないでしょう。
いくつかの戦争映画にかぶって出てくる兵隊専門系の俳優が多くて、「毎度おなじみ」感も盛りだくさんで嬉しい。
ただ、戦闘シーンはCGを取り入れてどんどんリアルになってる気がする。
思わぬところ、タイミングで色んなものが吹っ飛ぶ、吹っ飛ぶ。
姿を見せずに襲ってくる日本軍の撮り方も、サスペンス的で、画期的だ。
たまたま星条旗を立てる作業を手伝った、そして戦争を生き残ってしまった主人公たちも、イケメンで、悩ましい。
戦争キャンペーンに借り出されて、嫌なんだけど、旗をもう一度立てるパフォーマンスをして、観客に笑顔で応えて手を振って、でも戦場でのトラウマが日々襲ってきて、酔っ払うしかなくなって....
ニコラス・ケイジの『ウィンド・トーカー』に出てきたネイティブ・アメリカン俳優(アダム・ビーチ)は、最後に出てきた本人の写真にも似てたし、かなりの熱演で、ホロホロっと泣かされるところ多々あり。
現在イラク戦争から帰ってきて負傷後の後遺症、精神的なダメージで悩む兵士をまったく理解しない軍上層部、政治家へ、この映画をみろー、といいたい。
ブッシュ&チェイニーはみてないだろうなぁ。
だいたい、戦争っていうのは、戦争に行かない奴らがおっぱじめるものなのだ。
そうじゃなかったら起きないよ。
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原題:Hiroshima
米・日・カナダ合作のテレビドラマ。
「ヒロシマ」という題名だが、広島や、被爆者を描くというよりは、そこへ至るまでのアメリカ政府、日本政府の動きを追った、歴史モノ。
FDR(フランクリン・ルーズベルト大統領)が脳溢血で亡くなって、トルーマン副大統領が緊急で大統領に就任したのが1945年4月12日。
そして8月15日、日本のポツダム宣言受諾まで、原爆が広島と長崎に落とされるに至った経過を追う。
注目はアメリカの映画と日本の映画が半々に交差するところ。
特に日本部分は日本人の監督が撮っていて、役者も松村達雄、井川比佐志、などなどベテランぞろい。日本人から見ても逸脱した第二次世界大戦映画といえます。
構成も面白いです。
俳優が当時の大統領(トルーマン、そっくり!)や、日本の首相、昭和天皇などを演じ、再現するシーンに、当時関わった人々の証言インタビューと、数少ない当時の映像をうまく組み合わせて作った ドキュメンタリー + ドラマとなっているところ。
ドラマ部分がセピア色で撮ってあって、古いフィルムの映像とブレンドしてます。
どれが現実で、どれが再現なのか違いが分からないほど。
アメリカと日本の政府の様子が交互に描かれているのも面白い。
英語で言う Both side of Story (両者の視点)が公平に扱われている。
原爆投下はやはり戦争を終えるのに不可欠だったのか?
この映画をみても意見は分かれるだろう。
でも強烈なメッセージとして受け取ったのは、戦争を繰り返すのはおろかだな、ということ。
早く戦争やめないかなー。
全くアメリカは何をやってるのだ。
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原題:The New World
久しぶりに劇場で見てきた映画をご紹介!(日本では5月のGW公開予定。)
この映画は万人向けではないかもしれないけれど、しみじみとした良い映画で、シネマガールは気に入りました。観にいってよかった!
2000人のオーディションを経て選ばれた新人クオリアンカ・キルヒャーが、17世紀ごろ、現在のヴァージニア州一帯に勢力を誇ったネイティブ・アメリカンのポウハッタン族酋長の娘、ポカホンタスを演じる。ポカホンタスについては
【Wikipedia】を参照。

クオリアンカ・キルヒャー
彼女が助けたとされる、イギリスの入植者ジョン・スミス(ヴァージニア州を命名した)にコリン・ファレル。長髪にヒゲとゲジ眉でいつもよりもメチャクチャ「濃い」です。

コリン・ファレル
そして、『バットマン・ビギンズ』のクリスチャン・ベイル。役はタバコ栽培ビジネスのために後にヴァージニアに入植、ポカホンタスと恋に落ち結婚したジョン・ロルフ。入植者のユニフォーム姿のベイルはファン必見。

クリスチャン・ベイル
物語はイギリス人たちが大きな船でやってきて、後のジェームスタウンに最初の植民地を築くところからはじまる。静かだったネイティブ・アメリカンたちの生活が侵され、変化していく様子が彼らの視点から描かれる。
前半はポカホンタスとジョン・スミスのロマンスがメイン。言葉の通じないところから始まる恋愛は、自然と調和して生きるお姫様の不思議な魅力とそれに惹かれるスミスを映像と音楽メインで描いており、そんな長いシーンはうっとりするあまり、眠ってしまいそうになった。(笑)

映像と詩的なナレーションでの語りは、監督テレンス・マリックの
【「天国の日々」】の延長にある作風です。クオリアンカ・キルヒャーはペルー人の父とスイス系アメリカ人の母をもち、ハワイで育った15歳。
この映画の大半が、彼女の明るくてイノセントな魅力に支えられている映像なので、プレッシャーも相当だったと思うが、監督との相性が良かったとのこと。

ネイティブ・アメリカンの種族に捕らえられたスミスが、彼女に命を助けられ、部族の中で数ヶ月過ごすところは、「ラスト・サムライ」に似てるかも。
スミス(ファレル)がアメリカを去り、クリスチャン・ベイルが登場するところから、目の保養的にはワクワクだったです。ポカホンタスを優しく見守るやもめのジョン・ロルフからは切なさが伝わってくる。新しいベイル発見。いい役者だね。
ロルフとの結婚後はポカホンタスはレベッカ・ロルフと改名。それは彼女がネイティブ・アメリカンの生活をやめ、英語を話す文明人として、入植者の一員として生活する、という変化でもあり、ポカホンタスの不思議な魅力が少しずつ消えていくのが感じられる。

コリン・ファレルよりクリスチャン・ベイルの方が絶対ハンサムだし、いい役者だし、といくら思っても、ポカホンタスの心は初恋に向いていて、なんだか複雑な気分。
ネイティブの服(動物の皮でできたタイトなワンピース)を着て、サラサラのロングヘアに裸足の彼女の方が、イギリスのコルセットにロングスカートにアップにまとめた髪に靴を履く彼女よりもスピリットフルだったのが、悲しく思い出される。
アメリカに住んでいる自分としては、この国の歴史の始まりがネイティブ・アメリカンたちの平和な生活の終わりだったんだ、思い知らされもするストーリーである。
‘ポカホンタス’は「遊び好きの戯れる少女」という意味のニックネームで本名は「マトアカ」。この映画で彼女が「ポカホンタス」と呼ばれることはないのです。
ポウハッタン族のメインキャラクターにウェス・ステューディ。
【「ラスト・オブ・モヒカンズ」】で、ヒューロン族の‘マグワ’を演じた彼が出ていたのが嬉しい。

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原題:Hotel Rwanda
一年越しで観たかった映画をやっと見た。いい映画で見てよかったです。平和ボケしてて、贅沢で、ジコチュウの自分が恥ずかしくなるけれど。ホアキン・フェニックス演じるカメラマンが「恥ずかしい (I am so ashamed.)」というシーンがあって、ホント、「アイ・アグリー」でした。
フランス語訛りのドン・チードルは家族を愛し守ることに一心のコモン・マン(平凡な男)を体いっぱいに表現してて、最高に良かった。映画会社はデンゼルやらウェズリー・スナイプス、ウィル・スミスを使おうと思ったらしいが、予算の都合でやめて正解。
フツ族vsツチ族の紛争、大量虐殺、UNの無力さ加減など、悲惨で滅入る内容ばかりだけれど、主人公のポール(チードル)とその家族を中心にみる物語は分かりやすくて、感情移入しやすいです。不必要な残虐なシーンはなく、ほのぼのするところも多くてそれだけに、ほろほろきました。「シンドラー」よりも泣きポイントがあからさまでないのも良かった。
ルワンダの紛争は終わったが、同じようなことがスーダンやコンゴで今も起きている。そういう事実に少しでも多くの人が目を向けるようになるように、そういう願いが込められた映画です。
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原題:Good Night, and Good Luck 先週映画館に見に行った、アメリカで公開中の映画。
この映画はちょっと難しかった。全編白黒で、『シンドラーのリスト』を思い出した。白黒ゆえのクラシカルな雰囲気とBGMのジャズで、雰囲気を楽しんだ映画といえる。監督:ジョージ・クルーニー といえば、『ER』でブレークした(オリジナルキャストの一人)白髪交じりの中年俳優、ご存知かな? (この人のバットマンはひどかった。) 製作、監督兼任で、ちゃっかりと主人公の相棒役での出演もこなしているのは、芸達者だ。
舞台は赤狩りが盛んだった頃の米国のブロードキャスト業界で、政府の根拠のない違法な赤狩りを追及するジャーナリスト、エドワード・マーロウの姿を描く、といったストーリー。 白黒とはいえ、当時の裁判、国会喚問の様子は本物の映像が使われているし、1950年、60年の象徴と思われるタバコをいたるところで吸うブロードキャスト業界の描写などなど、渋くてお洒落な映画です。
ところが、クルーニー監督の狙いは現在のブッシュ政権への批判が込められているという噂。 ホワイトハウスのスキャンダルやイラク戦争の泥沼化が批判を浴びている今を象徴する、旬な映画かもしれません。
オスカーにノミネートされれば日本で公開も近いでしょう。
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