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スラムドッグ$ミリオネア(2008)
Mon.24.11.2008 Posted in 人間ドラマ
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slumdog
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原題:Slumdog Millionaire

先週末はこの映画、限定公開だったので、わざわざジョージタウン(ワシントンDCにある)までいって、7ドルの駐車代払っていってきた甲斐があった。

なんか一言でいうと、「いやぁ、映画ってほんとーにいいもんですね!」(故水野晴朗氏へ捧ぐ。)

映画が作り出す魔法にかかって、運命の力を信じてしまう。
すごいよ。すごいからみてみてください。


「フー・ワンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア?」というクイズ番組は日本版では「クイズ$ミリオネア」としてみのもんたが司会でやったとききましたが、そのインド版にスラム街出身の貧しい青年が出場するお話です。

まともに学校もいっていない「スラムドッグ」が、クイズの答えを全部知ってたわけがないと、いかさまの疑いがかけられて、最後の問題に差し掛かって、翌日持越しとなる夜に逮捕されてしまいます。

何で答えを次から次への知ってたのか。
青年が語り始める生い立ちに鍵があるのだ。
そしてなぜ、青年はクイズ番組にでることになったのか?


インドといえども大きな国で、言語も民族も数え切れないくらいある。
インドにイスラム教徒が多く住んでいて、ヒンズー教徒と対立していることも知らなかった。スラム街で孤児たちが生活をかけて織り成すドラマは『シティ・オブ・ゴッド』と並ぶすさまじさだ。

主人公のジャマールのようにゴミ捨て場をあさって暮らす子どもたちはかなり多いんだろう。そこで鉛や水銀などの汚染物質を吸って、病気になっていく子どもたちのドキュメンタリーを思い出させます。

そんな孤児たちを拾って物乞いをさせる組織がある。(この部分は結構みてて苦痛。)

有名なインドの列車網での生活や、タージマハールも印象的だけど、ジャマールが成長していく中、インドも着実に成長をつづけていて、現在に至ると、スラムを縫うように巨大ビルが立ち上がって、世界中からの企業が集まり、英語圏のカスタマー・コールセンターのメッカのようになっている。



しかし、メインはロマンスですよ。ロマンス。

幼馴染のラティカは、お約束どおりの美女になっていて、ジャマールとの切ない恋のものがたりはどうなるのか。


お楽しみにー。


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