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クジラの島の少女 (2002)
Wed.17.05.2006 Posted in 人間ドラマ
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原題:Whale Rider

ポスターから想像したのは、小学生の女の子向け映画だったけど、ところがです。なかなか優れた映画でしたよ。シネマガール病み上がり第一弾、ラッキーでした!

舞台はニュージーランド、マオリ族の小さな浜辺の村。主人公の少女は酋長の孫娘として生まれた。しかし一緒に生まれた双子の男児と母親は亡くなってしまう。

悲しみにくれた少女の父親は、クジラに乗ってこの地にやってきたといわれる伝説の酋長パイケアの名前を少女に与え、村を去る。

未来の継承者を見つけて育てなければいけない祖父と、パイケアの名を受けた少女。おじいちゃんは伝統を重んじ、勇気ある男児にリーダーの座を継いで欲しいし、女の子は先祖から受け継がれた自分の名前と、自分の血統を信じ、アイデンティティを悟りはじめる。

主人公のパイケアを演じるケイシャ・キャッスル=ヒューズを発掘したのは『ピアノ・レッスン』でアンナ・パキンを発掘したキャスティング監督だそう。

キャスティング監督は撮影場所の近所の小学校で彼女を見つけてきたらしいけれど、この映画の90%の魅力は彼女が作り出しているといっても過言ないくらいだから、ホント、またもよくやった!!

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オーストラリア人の父と、マオリ族(ニュージーランド)の母を持つこの若き女優には、すでにカリスマがある。そんでもって演技力も並ではなく、最年少でアカデミー主演女優賞ノミネートされているのにも注目です。


この映画を見て、つい思い出してしまったのは、大相撲大阪場所で女性知事が、知事賞を優勝力士に手渡すために土俵に上がることができず、代理人を立てなければならなかったいきさつです。

これは日本での女性天皇を迎えるかというイシューとも共通する、伝統をどう守るかというテーマで、色んな場所で起こっていることと思う。それも今じゃなくたって、歴史を通して繰り返し考えられていることなのでしょう。


この映画でも、女の子が族のリーダーを演じ、カヌー艦隊の指揮を取るシーンを撮るにあたり、魔よけのための儀式がスタッフとローカルのマオリ族によって行われたそうです。伝統を破るって良くも悪しくもセンシティブなことであるようだ。

それにしても、この邦題は城みちるの「イルカに乗った少年」を思い出して笑ったのは私だけかしら。
パイケアちゃんは本当にクジラに乗ってしまいます。それは「風の谷のナウシカ」を見てるような、救世主的な感じでした。

実際のシーンは何十マイルも沖でクジラ型潜水ロボットに乗っかり、相当怖い思いをした、とキャッスル=ヒューズちゃんは語っていた。

マオリ族で思い出したのは10年以上前の『ワンス・ウォリアーズ』
こっちの方はかなり暗くて、ショッキングだけど、やはり秀作です。機会があったらチェックしてみて。

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comments

ハイジ!

Whale Rider見ましたよ~!
主人公のパイキアちゃんがアルプスの少女ハイジにそっくりな明るい素直な子で、よかったです。ナウシカにも通じるものがあるかも。
オーストラリアにもNZにもまだ行ったことありませんが、マオリやアボリジニなどの伝統も興味がありますね。
あのクジラに乗るシーンは本当に海で撮ってるんですね!クジラ型ロボットっていうのも、すごい!!

★ちばさん

パイケアちゃん、可愛かったよねー。ハイジかぁ。そういった感じもするね。ハイジはもうちょっと肉好きが良いような気がするけどあれはアニメかしらね。そうそう、ニュージーランド行きたいです。マオリ族って結構貧乏でスラム化してるところもあって、影の部分もあるみたいです。『ワンス・ウォリアーズ』という映画がその物語なんです。興味があったら見てみてください。

マオリ族

そうっすか。マオリ族ってアメリカのインディアンと同じような状況なんですね。

やっぱ少数民族ってたいへんなんだなあ。
また、先進国の中にいるということで、余計現代文化が楽だって思っちゃったりとか、いろいろあるんですねー。
でも逆に「スローライフ」を目指す人もいるわけで、そういう人たちがもっと少数民族の文化に入っていったら・・・ 難しいのかな?

★ちばさん

アメリカのインディアンに近い状況かもですね。マオリ族のスラム化は結構タブーなトピックらしいです。結局は富める者が略奪して始まった占領の歴史、ということなのかもしれません。

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