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フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白 (2003)
Thu.22.06.2006 Posted in ドキュメンタリー
6 comments 0 trackbacks
fog of war
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原題:The Fog of War: Eleven Lessons from the Life of Robert S. McNamara

ベトナム戦争時代にアメリカの国防長官を務めたロバート・マクナマラが85歳になって、戦争と共にあった人生を振り返る。エリートなんだなと分かる語りっぷりだけど、比較的分かりやすいインタビューだった。

DVDにはフランス語やスペイン語に混じって、日本語の字幕もあって、さらに助かりました。特に戦争用語は難しいからね。

【あらすじはこちらから。下にロールダウンして参照】

インタビュー全体は大学で国際政治のクラスをとっていた頃に教科書で読んだような内容だった。だから途中難しくなってくると眠くなるんだけど、なかなか面白いインタビュー。(なんで面白いのに眠くなるんだよっていわないで。疲れてました。)

時には涙しながら熱く語るので、散々戦争でアメリカ政府に力を貸してきたけれど、結局は僕は平和主義者なのだよ、なんて言い分もふんふん聞いてしまう。彼の挙げる11の教訓はもっともらしいし、イラク戦争への批判めいたようにも聞こえてきます。

「一晩で10万人が亡くなった東京大空襲は、間違っていた。でも戦争には何が正しくて何が間違っているというルールがないのだ。」

第二次世界大戦でメイルという上官の「勝てば官軍。勝たねば戦犯」というポリシーが、すべての爆撃、原爆投下に帰する、というところは単純すぎる気もする。

ベトナム戦争では泥沼化し始めた頃、ジョンソン大統領に撤退するように何度も助言したのに、大統領は聞き入れなかった。だそうで、最後に自分の責任について聞かれると、きっぱり「語りたくない」というところがアメリカ人だな、と思いました。

きっと、彼の「答えたくない質問には答えない」の法則をラムズフェルド長官も使ってるよね。

以下はドキュメンタリーを構成する、戦争の11の教訓です。

1.Empathize with your enemy.
(敵の身になって考えよ)
2.Rationality will not save us.
(理性は助けにならない)
3.There's something beyond one's self.
(自己を超える何かのために)
4.Maximize efficiency.
(効率を最大限に高めよ)
5.Proportionality should be a guideline in war.
(戦にも‘釣合い’が必要だ)
6.Get the data.
(データを集めよ)
7.Belief and seeing are both often wrong.
(目に見えた事実が正しいとは限らない)
8.Be prepared to reexamine your reasoning.
(理由付けを再検証せよ)
9.In order to do good, you may have to engage in evil.
(人は善を成さんとして悪をなす)
10.Never say never.
(決して「決して」というな)
11.You can't change human nature.
(人間の本質は変えられない)


一つ一つの教訓とあてはまる実践の例が、ホント、アメリカの大学の教科書っぽい。教科書って、実践やエピソードが散りばめてあって結構面白いのです。また大学に戻る気はさらさらありませんが。

第二次世界大戦、キューバ危機、ベトナム戦争、とおどろおどろしい映像が効果的で、反戦のメッセージを込めつつ、マクナマラが後に世界銀行でで貧困のために尽くしている、と紹介するところ、難いですね。

ケネディー、ジョンソン大統領とマクナマラの電話の会話も聞けるし、歴史好きの人にはさらに興味深いでしょう。

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comments

すいません~涙

Careergirlさん、すいません。。頂いたコメントを誤って消してしまったのですが、記事中に書いていたランキングが反映されない方の情報、まだ見てないままだったのです。再送していただくことはできませんか??Careergirlさんおっしゃるように、なんだか変なのでは、と思うので。。。すいませんがよろしくお願いします!!

面白い

これ予告出てた時から興味持ってました。
マクナマラ長官って絶対名前聞いたことあるよね。超大物。こんな人のインタビューが映画になって皆が聞けるっていうのはすごいことだと思う。本も出てたかな?

「戦争には何が正しくて何が間違っているというルールがないのだ」
「勝てば官軍。勝たねば戦犯」
というのは、うちのだんなさんに言わせると、どんな戦争においても共通する考え方だそうです。日本も南京で同じことしているし、今も世界で起きてるどの戦争も大義名分を主張している方がえらそうにみえるという。

私は反戦派ですが(環境も汚れるし)、戦争をやろうと考える世界の政治家はどういう考え方をしているのかっていう点で興味があります。

マクナマラ長官ほどの大物が、人生終盤になって、過去を振り返って自分の考えをさらけ出すっていうのは本当にすごいことだと思う。世の中に出れば賛否両論いろいろ受けるわけで。逆にそういうところがアメリカ人的なのかな?

★ちばさん

この映画の予告観たことあったんですか?私知らなかった。アカデミーで長編ドキュメンタリー賞獲ったのに。ちばさんはこういったインタビューにも興味があるんですね!マクナマラは自分の一言が及ぼす影響が大きくて、責任については語れない、といってましたね。君はどんなことになるか分かってない。みたいな口調でした。ちばさんの感想もききたいです!

★fujikoさん

Careergirlさんのブログと間違えていらっしゃったんですね。スミマセン、シネマガールで。後ほどそちらにお知らせのコメントしますね。

ごめんなさい!

ひえーーーごめんなさい!!!!!!!
許してーーー。。。。
あまりにショックだったので、、、
ところでsuggoiくだらない映画Nacho Livre見ました??馬鹿っぽくて笑えました。

★fujikoさん

Nacho Livre笑えましたか。映画館でいつかボランティアで呼び止められて、Nacho Livreの予告編をパソコン画面で見せられて、どのシーンが面白かったか、役者を知ってるかなどのアンケートをしました。乾杯(トースト)しましょう、といってトースト食べてるのが笑えましたが、そのシーンはあったのかな?

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