スポンサーサイト
--.--.--.-- Posted in スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ヴィッキーの長男
Wed.28.06.2006 Posted in シネマガールの日記・アメリカ生活
4 comments 0 trackbacks
schoolbldg
banner_02.gif

3月ごろ、ヴィッキーというシングルマザーの同僚のエピソードを二、三しましたが、その後彼女はどうなったのか、という質問がどしどしと来た、わけではないのですが、またここに少し語ろうと思います。

(前回までのお話:【ボルチモアのシングルマザー】【ヴィッキーのハードな教訓】【シングルマザーはどこへ】

ヴィッキーのアパートからパラサイト達(居候)も去り、DJをやっているステディな彼氏もなかなかいい奴で生活も落ち着き始めた頃だった。
お昼休みに近くのストアに出かけたヴィッキーから電話がありました。

「シネマガール。私の息子が行方不明になったと連絡があったの。学校にもデイケア(学童保育や保育園のようなもの)にもいないのよ。今から警察に行くわ。どうしていいか全く分からないわ。」

声は思いっきり泣いていて、「息子さんが無事だといいわね」と言うくらいしかなかった。

翌日会社に来た彼女は怒った様子で、
「息子は学校が終わる頃を見計らって家に帰ってきたわ。警察の言うとおりだった。学校サボって友達とホッケーしてたらしいわ。」

彼女の長男クリスは小学校2年生。7歳にして学校を抜け出して遊びほうけるとは末恐ろしい。
クリスは以前ものすごいウソをついたことがあった。

週末を父親(=ヴィッキーの元夫)の家で過ごしていたときに、椅子を投げたかなんかで、父親にたいそう叱られて、根に持ったのか「お父さんに悪戯された。おしっこしているときにおちんちんを触られた」と母親に告白。

ヴィッキーは社会福祉事務所やら警察やらに電話し、助けを求めた。どこも真面目に取り合ってくれず、相当苦労しながらやっと警察での事情聴取に取り付けた。

彼女の元夫はアル中で、定職についていない。
暴力的で、クリスの首を絞めようとしたことや、下の赤ちゃんを手荒に扱った前科もある。
ヴィッキーは元夫が2週間に一度子供に会う権利を持っていることが苦痛でたまらなく、今回の事件で心配が一気に頂点に達した。

しかしクリスはまだ6歳と10ヶ月で、判事の前で証言する年齢(7歳)に達していないということで、2ヶ月待たなくてはならなくなった。

その間、クリスの云ってることが二転三転しはじめ、ヴィッキーが強い調子で問いただすと、泣きながら「あれは本当じゃなかった」と白状。父親に濡れ衣を着せていたのだった。

幼児への性的虐待の罪を父親に着せるなんて、普通の6歳児が考えるようなことではない。

そして、先日の学校サボり事件。そのあいだ何をしてたのか、その話も二転三転する。ホッケーを一緒にしていたという友達はちゃんと学校にいたことが分かると、別の友達の家でテレビゲームをしていたという。その話も結局はウソ。

警察はヴィッキーに「大人の第三者による不誠実な行動も考えられる」といったそう。誰かが少年を家に連れ込んで何かをしたかも、というわけ。

ヴィッキー曰く、クリスは超一流の嘘つきだそうだ。人の目を真っ直ぐ見て平気でウソをつく。

私は「狼に食われた少年の話はしたの?」といったら「そんなのとっくの昔にしたけど、全然きかないのよ。」という。
学校をサボったりしてると、ある日突然誰かにさらわれても、だれも探しに来ないよ、と云ってあげたいけど、効き目ないのかな。

ヴィッキーがクリスを2、3度会社に連れてきたこともある。まだ小学校2年生ということもあって、小柄でかわいい少年というイメージ。

でも私が通うテコンドー教室に来る13歳くらいの反抗的な少年にも似ていた。特に目つき。もうすぐああなるのかな、と思うとこの先不安です。

ヴィッキーはこの長男のことで学校に呼ばれるのにほとほと疲れていて、仕事も身に入っていない様子。
今日も彼女は会社をやすんだ。そのことについては次回へつづきます。

P.S.前回、内縁の夫に顔を撃たれたヴィッキーの従姉のお話をしましたが、4月末に生命維持装置をはずし、亡くなったそうです。

いつも応援ありがとうございます!【人気ブログランキング北米 】
スポンサーサイト

« ヤング・フランケンシュタイン (1974) | Home | ショップガール(2005) »

comments

うわ。。。。

なんかね、言葉がウマく出て来ないよ。。。

すんごく歪んだ子供なのね。
自分の父親を陥れようとするなんって、フツーではあまり考えつかないけど、、彼にとったらそれは「仕返し」だったなんて。うえ~~。。 
この先どんな子に育ってしまうんだろう??
そういう子供を救済するプログラムみたいなのは無いものかしら。。。

おおヴィッキー!

あの気になるヴィッキーちゃん元気でしたか?

パラサイトがいなくなってもいろいろたいへんな事がふりかかってくるんだなあ。
クリスもまだ7歳だから、ウソをついてよいとか悪いとか、善悪の観念がまだ育ってないんだろうなあ。育てるなら今だ!ヴィッキー!!

フランス映画の「コーラス」(仏語わからず・・・ Les Chorustes?)は見ましたか?素行不良の子供たちがいる学校に、はげの音楽教師がやってきて、コーラスを教えるという話なのだが・・・
子供って単純だから、小さいうちならもっといい影響を受けてコロッといい子になる可能性も持っているはず。

ヴィッキーにもがんばってもらいたいし、クリスもイイ男に成長してもらいたいなあ。

★きゃんでぃーさん

そういう子供たちを救済するプログラム、ボルチモア市やメリーランド州には探したけどないそうです。問題(犯罪)をすでに起こした子供に対してはあるけれど、それを防ぐための寸前まできてる子供たちには手立てがない。
ということでヴィッキーは、お隣のペンシルバニア州に引っ越そうかと思ってるらしいです。そのことについてまた書きますね。

★ちばさん

ヴィッキーの子育て、大変そうです。もうクリスに対して厳しいのなんの。だからクリスも意地になって反抗するんでしょうね。反省させるために部屋の隅に立たせて手を頭の後ろで組んで上げさせるんです。会社に連れてきてやってるのを見たのです。クリスは絶対将来ハンサムになると思う。マトモに高校出てちゃんとした大人になって欲しい、と願うばかりです。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

topBack to TOP

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。