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エンロン/ザ・スマーテスト・ガイズ・イン・ザ・ルーム(原題)(2005)
Thu.13.07.2006 Posted in ドキュメンタリー
2 comments 0 trackbacks
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原題:Enron: The Smartest Guys in the Room

先週の水曜日(7月5日)に心臓発作で死亡した、エンロン創立者、ケン・レイにちなんで借りてみた。

2001年のスキャンダル以来、ケン・レイは2004年に起訴され、今年の5月に有罪が確定、10月に刑期も確定し牢屋に入るところだった。

そんな状況での急死、ということで自殺かな、と疑ってしまうのは私だけ?投獄後を憂いて生きるに耐えられずの心臓発作だったのかしら。極秘で安楽死の薬を飲んだとか。

映画自体は長いバージョンの「60ミニッツ」(CBSのテレビ番組)を見てるようだった。どうりで「60ミニッツ」好きの旦那が薦めてくるわけだ。

映画館にお客が入るのかな、とおも思える硬い内容に、分かりやすい音楽をBGMに展開するドキュメンタリー。

エンロンを破綻に追いやったキーマン数人に焦点を当てて、当時を知る社員やアナリスト、記者などのインタビューで綴るバブルのストーリー、はやはり眠くなりました。本物の60ミニッツだか、Foxでやったエンロン特集よりは人物中心でわかりやすかったけどね。

初めて知ったのは、10年ほど前のカリフォルニア州でのエネルギー危機と大停電は、実はエンロンが金儲けのために起こしたものだったということ。

これを見たら殆どの人、というかカリフォルニア住民はみんな腹立つんじゃないか。

エンロンが発電所に働きかけて、メンテナンスのためとかなんとか言わせて工場をシャットダウンし、電力の値段を吊り上げてから売る、ということをしていたのだ。そのときの電話が凄いです。

「カリフォルニアのお爺ちゃん、お婆ちゃんたちから大金巻き上げて30歳までに引退するぞー」「山火事で送電線が燃えた?燃えろ!燃えろー!」なんてトレーダーの会話が録音されていたのだ。

カリフォルニア電力危機のあと、当時の知事は事態を収拾できないとして追い出され、代わりにシュワちゃんが知事になった。

シュワちゃんの登場と、ブッシュ大統領とケン・レイが仲良かったり、大統領選挙でのエンロンからの貢献、などなど、そこらじゅうに胡散臭い政治との絡みがみえたりする。

さらに、今は潰れた会計事務所アーサー・アンダーセンや、メリルリンチをはじめとする大手証券会社の数々もみんなでエンロンのバブル事業に加担し、巨大な利益を得ていたわけで、後になってみんなで「そんな悪いことをしてたなんて知らなかった。裏切られた」と平気でのたまい被害者づら。


この映画の元になった本を書いたのは、雑誌「Fortune」の記者べサニー・マクリーン。
彼女はなんと私と同じ1971年生まれなのです。凄いなー。尊敬!

bethany mclean
べサニー・マクリーン


有名アナリストを始めとする誰もがエンロンは最優良企業と言って「買い」を薦めていた2000年に「エンロンの株価はバブッてないか?」という疑問を投げかけた記事を書いた。

彼女は当時CEOだったジェフ・スキリングにインタビューの電話をかけて、「財務諸表の数字が合わないけど、エンロンは実際にどうやってお金を稼いでるの?」という単純な質問をしたら、物すごい剣幕で怒られたそう。

そして、彼女には経理の知識が不足していて、聞いている質問の意味が分かっていないようだ、といわれた。

実際痛いところを突かれたCEOスキリングは彼女を打ち負かそうと、CFOを含む経理のスタッフをニューヨークに送りミーティングを行ったが、彼女の経理知識のほうが上をいっていたそうだ。

当時30歳にも満たない小娘にしてやられたエンロン。
彼女曰く、エンロンのような状況は珍しいケースではなく、人間だからどこでも起こりうること、だそう。
現金が入ってくれば人間悪いことにも目をつぶるのだ。

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comments

消費者金融

エンロンの話ってなかなかドラマチックなんですね!エリン・ブロコビッチみたいな切れ者の女の子ってアメリカ的にはヒロインなんだろうなー。

エンロンの電話の会話が、日本の消費者金融の人みたいで笑えます。笑っちゃいけないか。世の中いろんな事を企んでいる人がいるもんだのう。

★ちばさん

そういえば、エリン・ブロコビッチにも比較できるかも!いえてます!

日本の消費者金融ってそんな感じなんですねー。映画ではその電話での会話が目玉だったらしいです。テレビゲーム感覚で、停電を起こしてプライスを吊り上げて儲けてたので、人に対してという意識がなかったみたい。恐ろしいですね。

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