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イカとクジラ(2005)
Sun.04.12.2005 Posted in 人間ドラマ
4 comments 1 trackbacks
Squid and the Whale
原題: The Squid and the Whale
ハリーポッターが興行収入3週だか4週連続首位を走るなか、アメリカで話題のインディ系映画を見てきました。

1986年、ニューヨーク。高校生のウォルトと小学生の弟フランクは、両親と4人でブルックリンに住んでいた。ある日両親から「別居することになった」と告げられて、兄弟二人は両親の二つの家を行き来することになる。多感な時期に家族がバラバラになっていく中で、兄弟それぞれが、現実を受け入れようと奮闘したり、凹んだり。

いい映画だった。笑っちゃう場面も多いけど、やっぱり悲しい、しみじみ系で、ツボに見事ハマりました。物語は脚本・監督のノア・ボーンバッハの自伝で、自分が育った1980年代の様子と、4人家族がバラバラになっていく日々をちょっとノスタルジーを入れながら、でもかなり赤裸々な描写で伝えている。日本のドラマで「家族ゲーム」っていうのがあったけど、似たような家族崩壊がテーマ。

でも、日本や、アメリカも郊外ではありあえない、ニューヨークの中流階級の雰囲気がこの映画の最大のエッセンスかもしれない。その当時のブルックリンの様子、地下鉄の駅の名前や位置関係なんかがわかると、より臨場感もあり、味わいも違っただろうに!悔しいな。

また自分はピンク・フロイドというのを聴いたことがあまりなくて、ピンとこなかったけど、一緒に見た友人によれば、主人公が歌ったり、サウンド・トラックとして流れるHey Youという歌は、当時懐かしいヒットで、歌詞の内容も映画にフィットするんだそうです。

80年代のノスタルジーと言えば、テニス・プレーヤーの名前なんかも懐かしかった。マッケンロー、コナーズ、ビヨン・ボルグ。弟のフランクがテニスを習う先生の名前は”アイヴァン”。イワン・レンドルへの連想を狙ってるのかも。このテニスの先生、久々登場のウィリアム・ボールドウィン。なかなかいい味出していましたよー。

評判のインディ映画だけあって、登場人物全員いい味。父役のジェフ・ダニエルズはいつもと雰囲気全然ちがい、あんまり好かれないような役を好演(?)。ああいう役は難しいと思う。とことん自己中心的で、コントロール・フリーク。母役のローラ・リニー(「ラブ・アクチュアリー」)も知的で、繊細で、愛情にあふれ、葛藤するお母さんのはまり役だとおもう。自分は彼女に感情移入しました。男性陣はジェフ・ダニエルズに共感するのかな?

子供二人を演じたジェシー・アイゼンバーグ(「ヴィレッジ」)とオーウェン・クライン(ケビン・クラインとフィービー・ケイツの息子だそう)も恐るべし。アイゼンバーグは夜のトーク番組では、温厚で愛想のいい、そんでもってジョークも冴えてる好青年だった。「ヴィレッジ」ではどんな役だったのか、全然思い出せないけど。そして弟くん、クライン・ジュニア。言葉遣いの悪いのをお父さんから受け継いでしまったコドモ、可愛くて、怖かった。
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なんだかつらつらと書いてしまったけど、マトモなリビューになってないなー。好きな映画だと、余計ダメなんです。マトモな解説を読みたい方は【ツボヤキ日記】さんの素晴らしいリビューを参考ください。http://ameblo.jp/tuboyaki/entry-10006670348.html#cbox
P.S.
この映画で新しい言葉を覚えた。これって差別的な意味が入ってると思うけど、結構効果的な言葉だった。

Philistine(ペリシテ人)

コンサイス英和辞典
[史]ペリシテ人。(古代Philistiaの住民、イスラエルの敵);(無教養な)、俗物、物欲だけの人。

American Heritage
1.A member of an Aegean people who settled ancient Philistia around the 12th century b.c. (紀元前12世紀ごろPhilistiaに定住したのエーゲ人)
2a. A smug, ignorant, especially middle-class person who is regarded as being indifferent or antagonistic to artistic and cultural values. b. One who lacks knowledge in a specific area. (a.独りよがりで、無知で、特に中流階級の人々。芸術や文化的な価値に無関心か敵対的であることで知られる。b.特殊な分野の知識に欠ける人物)

映画ではウィリアム・ボールドウィン扮するテニスコーチのことを指す。でもペリシテ人だろうが、自分を理解していて、それを受け入れて、リラックスした彼はカッコよく見えた。

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comments

はじめまして!

こんばんは、ツボヤキです。
どうもコメントまでいただき有難うございます。思わず拝読させていただき、嬉しくてTBを沢山させていただきました。同じような映画の傾向にはは~~~っと平身低頭です。有り難い!
こちらは邦画や洋画の一部、アジアの一部は試写で拝見する事がありますが、基本的には新作は見たい!と思ったものや、人様がどう非難しても勝手に惚れ込んだものをアップしているだけです。11月30日の項目で書いておりますように、ただただミーハーの映画ファンでいたいだけです。
ですからひと足もふたあしも先にご覧になれるのが本当に羨ましいデス。
今後ともどうぞご教授ください!ペコリ

追伸:ボルチモ、ですか。。。嗚呼~そうなんですね。思わず「ダイナー」までTBしようとしている自分が可笑しかったデス。こんなにTBさせていただくのは数ヶ月振りなのです。いけないのがありましたら削除、全然構いませんよ。多謝!★

もう見てきたんですね

あー、早く見たいんです、コレ。最近プライベートが忙しく(ご承知の通り)、今週末は全然ヒマがありませんでしたが、是非近々見たいと思います。シネマガールさんのレビューは読みやすくて、視点が的確ですよねー。いつもうまいなーと感心して読んでますよ。ピンク・フロイドのHey You、小鳥ちゃんも大好きです。新たな単語の説明も興味津々。タメになります!!(笑)

ツボヤキさん

コメントありがとうございます!こちらこそ、詳しい情報を参考にさせていただいて、頭が下がる思いです。ツボヤキさんのブログはきちんとした正統派リビューのお手本ですよね。私もご覧のとおりミーハー映画ファン一直線です。これからもよろしくお願いします。

小鳥ちゃんさん

こんにちはー。早速のコメントありがとうございます!小鳥ちゃんさんにお褒めいただけるとは、光栄の極みです。あんまりネタバレにならないようにしてるんですが、バレてますね。小鳥ちゃんさんの詳しくて突っ込んだリビュー、楽しみです。プライベートの方、充実されてるようで、いつも楽しみにしてます。いつも余裕なところがイイですね。

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■The Squid and the Whale ザ・スクイッド・アンド・ザ・ホエール

■The Squid and the Whale ザ・スクイッド・アンド・ザ・ホエール(原題)●「離婚してください…」簡単に言えることではない、と思うがそれを口にしなければならない場合もあるのだと身内の経験で想像する。しかし、そこに子どもがいた場合であれば事情も異なっただろうな


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