先週の金曜日、全米公開の「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」は初登場で興行収入一位。$67ミリオンで、2位の「シリアナ」、3位の「ハリー・ポッター」を抑えてぶっちぎりの独走でした。日本では3月公開予定。
朝のニュースでは、興行成績の悪かったハリウッドの「救世主」的な扱いをされていた。C.S.ルイス原作の子供向けファンタジー作品だけど、かなりキリスト教的要素が入っていて、敬虔なキリスト教信者からも絶大な支持があったよう。ついでに、クリスチャン・ロックとかクリスチャン・ポップのビジネス、マーケットの伸びも勢いいいらしい。アメリカには多いです、熱心なクリスチャン。
先週末見に行こうと思ったけど、試験の勉強が忙しくて行けませんでした。その代わり、ケーブルでやってた「メイキング・オブ・ナルニア国物語」を見て我慢。撮影の舞台裏、特撮の種明かしなどは、「ロード・オブ・ザ・リング」のメイキングのデ・ジャ・ブ。それもそのはず、同じニュージーランドの特撮会社WETAが手がけてるわけです。特撮や舞台装置などでオスカーを3つも4つも獲った、リチャード・テイラーがまた出てました。
主人公の四人の兄弟姉妹は「なるべくリアリティのあるキャラクターを」ということで選ばれて、結構クセあり。だけど慣れるとチャーミング、というタイプだろうか。可愛かったのは狼たち。ニュージーランド政府の許可を取って、アメリカから連れてきた狼なんだけど、人間慣れしていて、どう撮ってもしっぽをフリフリ嬉しそうで、CGで修正し、白い魔女の手下らしく獰猛に見せたそうです。
なんだか一時間ものメイキングみてたら、映画も半分観たような気分で満足。こうなったらビデオが出るまで見に行かなくてもいいかな?とレイジーなシネマガールでした。
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原作「ナルニア国ものがたり」は、今回映画化された「ライオンと魔女」を含め、全部で7作品ある。ディズニーは、シリーズ2作目「カスピアン王子のつのぶえ」の映画化も決定しており、2008年夏の公開予定。 (CNN.CO.JPより)
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