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職場でドラマ
Sat.03.02.2007 Posted in シネマガールの日記・アメリカ生活
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1月にブログをお休みしている間起きた出来事。


アメリカの会社では、たまにハッピーアワーというのがありますよね。

日本でも同僚やら上司やらみんなで仕事の帰りに、居酒屋とかに繰り出す、

あれのアメリカバージョンです。

たいていこちらではスポーツ・バーかなんかに行きますね。

2週間ほど前に、うちの会社で、費用会社もちのハッピーアワーがありました。


自分は行かなかったんですが、大勢参加して、何人かは3軒はしごしたそうです。


アメリカの場合、特に郊外では、みんな車で移動する。
だもんで、はしごしてから運転、帰宅は危険です。


その夜、自分よりよっぱらった同僚のBMWを運転して駐車場の壁にぶつけた会計士の女性もいたそう。


そんなこんなで、次の日出社しない人がちらほらいました。


自分の机のすぐ後ろのキュービクルに座る、ブレント(26歳、独身)もその一人。

そんな彼の様子は後から考えると少し変でした。

翌週月曜、出社してきた彼は、親しいキュービクル・メートのヘレンと、ひそひそ話していた。

中学生の妹が二人いて、その二人がトラブルに遭った。

英語の不達者なわたしは、よく聞き取れない会話をそう解釈していた。

そして水曜日に会社を休んだので、ヘレンに

「彼はどこにいるの」

と聞いたら

「トラブルに遭ったのよ。裁判所に行ったわ。」

という。

英語で「トラブルに遭う(He got in trouble)」というと、事情はシリアスだ。

ハッピーアワーのあと飲酒運転で捕まったのか。
ケンカでもしたのか?

すっごーく気になったけど、「で、なんで捕まったの?」とは聞けないでいた。


ブレントは次の日出社していたけど、やっぱり「昨日なんで来なかったのよー」とは聞かなかった。

聞けるくらい親しくないし、そのときから気軽に話せるカンジではなくなっていた。


その日の午後、事態は突然やってきた。

人事のお姉さん(若々しい40代)が、ブレントの机にやってきて、箱に彼の私物をかき集めている。

彼は机にはいないようだ。


人事の姉御はヘレンに「この本は彼のもの?会社のもの?」なんて聞いている。


これは明らかに、ブレントは戻ってこない = クビになった、らしい。

誰かが解雇されると、こうなるって、聞いてはいた。


本人の体面を考慮するのと、顧客情報などを持ち出さないように、クビになったあとは、机には戻ってこないのだ。


そうして、ブレントは行った。

と思ったら、一瞬オフィスに現れて、箱の中身を全部自分のポケットに入れて、

「僕は大丈夫だよ。」といって、出て行った。


ブレントの顔を一瞬みたら、泣きそうな顔をしていた。


彼が行ってしまったあと、ヘレンに「どうしたの?何か悪いことがおきたの?」
と聞いたら、

ヘレン「クビになったのよ。」

私「飲酒運転で?」

ヘレン「違う、違う。もっとヤバイのよ。ドラッグよ。」

「ハッピーアワーのあと、夜中にワシントンDCまでドラッグを買いに行って、警察にとめられたときに、かばんにコカインとマリファナがあるのが見つかって。」

「しかも、何袋も小分けにもってて、薬物所持と、売買目的の所持の二つの容疑がかかってるのよ。牢屋行きもありえるわ。」


その日の夕方、パートナーのF氏がブレントの机にあった必要なファイルを取りに来た。

R氏は私に

「いまみんなにアナウンスのEメールを出したよ。彼は依存症があってね。悲しいけど、ちゃんとクリーンになりなさい、って彼に言ったよ。」

そして、「彼の机の方が広くて窓もあるから、君、移ったら?」っていうのだ。

なんか、そんな、移るって、ちょっと急?
切り替え早すぎない?



しかし、人って分からないものですね。
ブレント君が薬物依存症だったんなんて。
人当たりのいい、長身細身の、ハンサムな男の子だった。

いつまでも親と住んでいたのが気になったぐらいか。


いつか、彼は2カラットくらいするダイヤのピアスを耳の上のほうにしていた。


本人は外してくるのを忘れたらしく、私が、

「デッカイ Bling つけてるじゃないの~」とからかったらあわてて外して

「誰か気づいたかな?ジェイク(彼の上司)は見たかな?いやー誰にも見られたくなかった。」

といってた。

彼のダークな一面がそこに見え隠れしていたのだな、と後になって思う。


そして、今日、私はブレントの使っていたキュービクルに移動した。

広くて、明るくて快適です。


ブレントの裁判での健闘を祈りつつ。


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comments

突然でしたねぇ

ドラックは即解雇理由になりますよね。しかもディーラーまでやってたとなったら、かなりシリアス。自分でやるより転売する方が罪が重いときいたことがあります。学生だったら多少いい学校でもマリファナの匂いがするのは珍しくないですが、皆いつごろやめるのかな?

★ak1998さん

私が行った学校でも、マリファナの匂いはカレッジの寮にはつきものでした。ドアの下の隙間から匂いが漏れないように、タオルを詰めてたり。26歳になってもやめるどころかコカインへとエスカレートしていったブレント君ですが、「きっと若いからやり直しがきくわ。」といった私に、22歳と25歳の同僚は「ぜんぜん若くないわ。成長できてないんだわ。」と冷たい意見でした。

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