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リベリオン-反逆者(2002)
Wed.14.12.2005 Posted in アクション
4 comments 0 trackbacks
Equilibrium
原題: Equilibrium
初のアクション・ムービーの紹介です!
今回も邦題が気に入らないのだけど、”Equilibrium”って発音できないので、仕方がないかな。頑張って、「イクア・リ・ブリウム」っていくらいったってアメリカ人に通用しないしね。どなたかコツを知ってたら教えてください。

この映画をマトリックス(アメリカ人は ”メイトリックス” と言ってる)のパクリと呼ぶのは間違っています。しいて言えば「『メイトリックス』と『マイノリティー・リポート』を足して2で割った、低予算アクション・ムービー」か。(笑)

監督と製作者のコメントを聞いていたら、「安いセットをいかにエクスペンシブに見せるか」を常に狙っていた、そうです。お金を使わなくても、テイストのよさでいい映画をつくれる、そういう例のひとつだと思う。

物語は世紀末もので(実際は21世紀半ば?)、第3次世界大戦後の設定。ナチスやコミュニストを連想させる統制体制のもと、人々は争いごとの原因である「感情」を抑制する「プロジウム」(ProzacとValiumをあわせたネーミングだそう)という薬の投与を強いられながら、無機質な生活をおくっている。

ナチスやコミュニズムっぽい雰囲気を出すために、撮影の大半は旧東ドイツのベルリン近辺で行われた。セットを作る予算がないので、東欧の競技場や地下鉄、空港を使って、近未来のモノトーンな世界を作り上げたわけです。

主人公プレストン(クリスチャン・ベイル「バットマン・リターンズ」)は聖職者(Cleric)と呼ばれるゲシュタポのリーダーで、武道やら拳法やら、銃の扱いのダントツ達人。薬を拒否するアンダーグラウンドの「反逆者」たちを探し出してはその場で処刑するのが日課。だが、ある日、薬を打ちそこなったまま出勤することになり、感情を取り戻す自分に気がつく。

クリスチャン・ベイルの肉体に気をとられて、危うく見過ごしそうだったけど、機械人間のような無表情の状態から、感情が湧きでるのを押さえ、とまどう段階への変化が絶妙です。ここが大根役者キアヌ・リーブスとの違いか。(キアヌファンの方、御免。)キアヌは「メイトリックス」であんまりしゃべらないからよかったんだと思う。黙ってると「絵」になるタイプ。

脇役に、ショーン・ビーン(「ロード・オブ・ザ・リング」)、エミリー・ワトソン(「レッド・ドラゴン」)、ウィリアム・フィッチュナー(「コンタクト」)、テイ・ディッグス(「シカゴ」)と、低予算ながら役者に恵まれている。主演のベイルも含め全員が役に徹して、映画の世界を作り上げようとするタイプなのも、ハリウッドの典型から外れているところ。

そして映画をそう知らない人でも、「これって他の映画にあったな」と思われる要素がたくさんだけど、二番煎じの気がしなかった。パクリというよりオマージュだと思う。服装が「マトリックス・リローデッド」と酷似なのは、監督によると偶然だそうです。両方とも宗教の要素を入れているから、自然な成り行きだそう。「マトリックス」の方が2003年で後だしね。パクリじゃありません。

19世紀のカトリックの助祭をイメージして作られた黒づくめの衣装はカッコいいです。基本は日本の詰め襟、学ラン(しかも「長ラン」)なんだけどね。スターが着るとなぜか"プラダ"っぽくてスタイリッシュ。「白」の衣装もあるんだけど、それはブルース・リーへのトリビュートです。

肝心のアクションも悪くない。クリスチャンの銃さばきはロボットみたいで、コミックっぽい。そして「マトリックス」にも負けないキック・アス・シーンがあります。彼はダンスの経験があり、マーシャルアーツ(武道)の型を覚えるのも早く、撮影も一発で決まったそう。彼は車の運転も上手いらしい。寸止めをやらせたらピカイチだそうです。

最後に、ここでも犬が可愛かった。動物って癒されるなー。

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コミュニストといえば中国っぽい感じも出ていた。人々が地味な服をきて集団で「ガンカタ」(この物語のユニークな武術)をするところは、太極拳をする中国の朝の公園の雰囲気です。美術品やら骨董品を破壊、焼却するところは文化大革命を連想させる。まだ見たことないのだけれど、「1984」という映画へのオマージュが強いそう。他には「スターウォーズ」、「市民ケーン」、などにも影響を受けたらしい。

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comments

意外!でも素敵!!

アクション映画の紹介とは、シネマガールさんも奥深いですね~。しかも愛情一杯感じられるレビューに、つい小鳥ちゃんも借りてみたくなっちゃいました。キアヌへのコメントも絶妙!カテゴリーにSFもあるということは、これからそっちも期待できるということですね。早速ネットフリックスで探してみます!

☆小鳥ちゃんさん

NETFLIXやってらしたんですねー。私もガッコが冬休みに入って再開しました。「天国の日々」、キューに入れました!Equilibriumですが、くれぐれも期待しないで見てくださいねー。気に入ってて力の入ったレビューになってしまいましたが、所詮マイナー作品です。SFは、スターウォーズぐらいしか観ないんですが...がんばります。

これって、シネマガールさんがうちにDVDを持参してくれて、一緒に見たやつですよね?全く期待していなかったわりには、『けっこうよくできてる!』と感心した覚えがあります。確かに目新しい内容や特撮はないのに、最後まで面白く見れたのは、監督と役者がいいからですね。(当たり前か。)個人的には、コミュニズムというより、戦前・戦時中の日本っぽい雰囲気が感じられました。日本刀とか出てくるし、あの『完全管理社会』のモデルには日本も入っていると思います。全体主義というと、他人事のように思われがちですが、ちょっと前の我国なんですよね。

☆ak1998 さん

そうかー。日本がモデルかぁ。そうですね、個人を押し殺し、集団のハーモニーを優先するところは、昔の日本のようですね。特撮も、ワイヤーワークは一切なしで、宙返りシーンは競技ダイビング出身のスタントマンを使ったそうです。そうそう、このDVDはJ君が借りてきたんですよ。そのあと気に入ってしまって何度も見ています。(笑)

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