

原題:Lars and the Real Girl
日本の某サイトで、この映画のこと「何が言いたいんですか?っていう感じの映画でした。」というコメントがあって、それにちょっと憤(いきどお)りを覚えた。
どう感じようと勝手だけどさ。
こんなに可愛らしい映画はないのに。
人の心の傷とか知る由もないひとなのね。
主人公のラーズ(ライアン・ゴズリング)は過度に内気で、他人と交わらない。
そんな男がある日ネットで買ったダッチワイフ「ビアンカ」の虜になる。
といっても、セックスが目的じゃなくてちゃんと洋服を着せて車椅子に乗せて「布教活動で外国からやってきた、足が不自由で英語もあまり話さない彼女」として付き合うことが目的なの。
信仰深い彼女を思って、自分の兄夫婦の二階の部屋に彼女を泊めることにし、一緒に食事したり、教会やドライブに連れて行ったりする。
お母さんが自分の出産時になくなっているとか、色々なトラウマがあって他人に心をひらけなくなっているラーズを、主治医はその「架空の彼女ごっこ」が、トラウマを克服しようとしているんじゃないかと思い、そのまま見守ることにする。
したがって兄夫婦、教会の人々、ラーズの同僚、はては町中の人々が、「ビアンカ」ごっこに乗ることになる。
ラーズを演じるライアン・ゴズリングは外見はもちろんいい男だけど、口ひげがコミカルで、妙に純粋で、可愛らしくて、町の人々がサポートする気持ちがわかる。
ちょっと間違うと非情にキモい、変態野郎になりかねないキャラだからね。
まあシリアスな感動ものっぽく紹介してますが。全体的にはコメディ仕立てで、ダッチワイフのビアンカが登場してからは笑いっぱなしだった。
ビアンカをみて反応する人々の微妙な反応が笑えました。
とくに兄夫婦の最初の表情。
兄役のポール・シュナイダーが絶妙いい味。
『エリザベスタウン』に出てるそうで、ヘレンがこんど貸してくれるそうです。
そしてパトリシア・クラークソン。名女優ですね。
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