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潜水服は蝶の夢を見る(2007)
Wed.15.10.2008 Posted in 伝記
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the diving bell and
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原題:Le scaphandre et le papillon, The Diving Bell and the Butterfly

脳溢血で全身麻痺状態になって、でも意識ははっきりとしてて、左目のまぶただけ動かせる状態を、主人公は潜水服のなかに閉じ込められている状態に例える。

いくら自分の内側から叫んでも、周りには聞こえないって、なんて恐ろしい状況だろう。

右目のまぶたは自分で閉じられないから、縫ってしまいましょう、とかいって、医者が勝手にひと針ずつ縫っていく様子なんて、とってもホラーです。

サッカーの試合をテレビで見てたのに、点滴を代えに来た男がスイッチを消してでていってしまって、「消すなー」といくら心の中で叫んでも伝わらないし。

そんな疑似体験たっぷりのカメラワークなんだけど、後半主人公が「自分を哀れむのをやめる」と、色使いも美しく、出てくる女性はみんな美女でブロンドで(これが誰が誰だかわかりにくい)、ワンピースが蝶のようにひらひらとしてて、海は美しくて、主人公の自由な心の遊び心も面白くて、素晴らしい映像です。

ちょっと趣味のいいミュージックビデオのような、シュールで爽快な感じになってくるんだけど、ああいうテイストはフランスならではっぽいですね。

彼がプレイボーイで、名編集長で、家族をないがしろにしていた頃のフラッシュバックがところどころで入り、脳溢血になるシーンが最後になるところも、なるほどな、うまいなーと思う。


私がもし左目だけ動かせる状態になったら、彼のように正気を保てないとおもうし、本なんて絶対書けないし、やっぱり死にたいとおもうかな。

40歳超えて、赤ちゃんのようにお風呂に入れてもらって、どう思うだろう。
それが回復の傾向はなくて一生続くなんて。

本にはもっと詳しい心の思いが描かれてるはずで、是非読んでみたい。
お見舞いに来てくれた友達への感謝。
まばたき言語を書き取ってくれた編集者の女性への感謝。
家族への感謝。
そしてお見舞いに来てくれなかった愛人への寂しい気持ち。


この映画をみた次の日に、私は点滴で軽い麻酔をするちょっとした手術を控えていて、なんだか思いきり感情的になってしまいました。

もし何かの間違いで二度と目が覚めなかったらどうしよう、とおもって、旦那に「何かあっても生命維持装置ははずさないでね。必ず戻ってくるから」といってしまい、旦那を心配させてしまった。


でも人生明日何があるか分からなくて、だから今を精一杯生きようと思えるんですね。


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