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アメリカン・スプレンダー(2003)
Tue.03.01.2006 Posted in 伝記
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American Splender
原題:American Splendor
新年明けましておめでとうございます。みなさんよい年を迎えられましたか?私は31日、1日と2日続けて動物園にいくというアホなことをしました。その件については後で書くとして、ブログは3日あけるとなんだか書くスピードが遅くなってます。ランクも転落しまくってるようで、今日は挽回、頑張るぞ。

今日は当たり(!)映画。「サイドウェイ」のポール・ジアマッティが実在のアメリカのコミック作家、ハーヴィー・ピーカーの半生を演じる伝記&コメディー。インディペンデント系で、「サイドウェイ」、「ナポレオン・ダイナマイト」、「40-Year-Old-Virgin」にも共通する、冴えない男のラブストーリーでもある。

初めから終わりまで変わった構造の映画。主人公がコミック中の世界を歩き回っていたり、BGMのジャズがうるさかったり。だから退屈したのか一緒に観ていた友人の一人は寝てしまった。自分も導入の部分はあまり注意しないで観てしまった。

途中でシワガレ声のオッさんがいきなりしゃべりだすインタビューが頻繁に入って、またまた混乱する。が、このオッさんこそ、実際のハーヴィー・ピーカー(コミック作家)本人なのです。そしてこのジャズBGM、コミックの世界、オッさんのインタビューが自然とジアマッティの演じる本編に馴染んで、面白くなってくる、という不思議な構造。

オハイオ州クリーヴランドに住むピーカーは病院のカルテ整理係。(これって、いい年した男にとってはものすごくイケてない仕事)クリーヴランドというのは寂れた感じの労働者階級の町で、全米でも有数の「滅入る(Depressed)雰囲気」の都市なのだそう。(クリーヴランド在住の方御免。)そんな町での自らの滅入る生活をマンガにしたのが「アメリカン・スプレンダー」。
Hervey
ハーヴィ・ピーカー本人

もちろんピーカーは漫画なんて描けないので(そんなところもルーザーっぽくてナイス)、棒人間のようなスケッチを元に友人コミック作家に絵を描いてもらい、出版することとなる。それが全米で当たり、ピーカーはコミック作家の仲間入り。なのだが、相変わらず病院でカルテ整理をする生活は変わらず。寂しい独身生活も変わらず。

そんな時、読者の一人である漫画オタクの女性がピーカーに手紙を書き、交流が始まり、結婚に至るところからこの物語は面白くなる。(寝ていた友人も、この頃から目が覚めてゲラゲラ笑い始めていた。)ピーカーのキレイ事を一掃する毒舌、シニシズムが炸裂し、コミック本だけではなく、テレビ番組出演での本人の人気も上昇。それとともにドラマティックな人生の展開もある。

彼のコミックは1987年のアメリカン・ブック・アワードの自叙伝部門を受賞している。日本でこそサラリーマンや主婦向けの漫画は当たり前だが、スーパーヒーロー中心のアメコミ界では異質な存在だそうです。

さて主演のポール・ジアマティ。お父さんはイェール大学学長で、大リーグのコミッショナー就任直後5ヶ月で亡くなった、バートレット・ジアマッティ。ポール自身もイェール大学大学院演劇科卒業のインテリ俳優。しかし本人はいたってロー・キィで、「サイドウェイ」以降の人気にも関心がなく、落ち着いているところがまた素敵。これからも注目の俳優さんです。

去年11月にはじめたブログですが、みなさんのお陰で新年を迎えることができました!【もしよろしければ、ここを一日ワンクリックお願いします! 】 banner_02.gif
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comments

Love Losers

シネマガールさん
あけましておめでとうございます。
『アメリカン・スプレンダー』、『ゴーストワールド』と、私の大好きなジャンル『ダメ人間映画』のレビューで嬉しいです。
特にこの『アメスプ』は、観たあと暫く放心状態でした。
自分の年齢とともに、ますますダメなおっさんに弱くなってきている私です。

★sycoさん

「ダメ人間映画」私も大好きです!しかもダメ人間のおっさんを演じるのって難しいと思うんです。それだけにいい役者さんが多くて、人生の悲哀、社会の矛盾なんかがにじみ出た奥深いパフォーマンスが見れる気がします。「アメスプ」の後、友人二人と一緒に、「こんなに面白い映画だとは知らなかったね」と話していました。あと味も良かったのがポイントでした。ブシェミとジアマッティ、これからも見逃せません。

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