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摩天楼を夢見て(1992)
Fri.06.01.2006 Posted in 人間ドラマ
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Glengarry Glen Ross今日は何位かな?banner_02.gif

原題:Glengarry GlenRoss
Sycoさんから『アメリカン・スプレンダー』の記事に戴いたコメントで、「ダメ人間映画」という新カテゴリーを習った。この映画はその範疇なのかは分からないけど、主演の故ジャック・レモン氏の演技はデスパレート(絶望)さにおいては群を抜くと思う。

舞台はうさん臭い土地投資会社「ミッチ&マーリー」の営業事務所。雨が降る夜とその翌朝の二日間で、登場人物は営業マン(アル・パチーノ、ジャック・レモン、エド・ハリス)とそのボス(アレック・ボールドウィン、ケビン・スペイシー)。オールスター・アンサンブル・キャストですな。

アレック・ボールドウィンは殺してやりたいくらい嫌味で傲慢な本社のボス。ケビン・スペイシーは小者だけどやっぱり嫌味な中間管理職。トップセールスマン、アル・パチーノ。ケツを叩かれながらの窓際ジャック・レモン。仲間を出し抜こうとするエド・ハリス。立場それぞれだけどみんな醜い。仕事が嫌いだけど、かつてバブルの栄光が忘れられず、姑息なセールストーク、詐欺まがい商法、仲間への裏切りなんでもやる。

ちなみに、合計でF-ワード(F*CK)が138回、S-ワード(SH*T)が50回でてくるそう。マフィア・犯罪映画以外では珍しい。追い詰められて、絶望的なセールスマンの雄たけびなのだろう。

特典映像によれば、全米のセールスマンはこの映画を見てセールスピッチのやるべきこと、やってはいけないことを習うそう。ABC(Always Be Closing、常に契約を結べ)、AIDA(Attention, Interest, Decision, Action、注目、興味、決定、行動)などの安易なスローガンも、巷のセールスマンの間では常識なんだそうです。

ピューリッツアー賞受賞の演劇が原作のこの作品、とことん渋くて地味で、演技で魅せる映画といえる。そんな映画が好きな方、トライしてみて欲しい。アーサー・ミラーの「セールスマンの死」に続くような作品だそう。(去年2月に亡くなったミラー氏の作品、観たことありません。)

ちなみにこの邦題は「最悪邦題大賞」をあげたいくらい。 “Glengarry GlenRoss” というのはお話で出てくる「良い物件」と「悪い物件」の固有名詞。

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comments

これ、観た事ありません!

俳優の顔ぶれが凄いじゃないですか!!
さっそく、レンタルリストのキューに入れました!!
『摩天楼を夢見て』の邦題はなんとも...。
マイケル・J・フォックスの『摩天楼はバラ色に』にあやかろうとしたのかしらね。
『バス男』といい、『NY式ハッピーセラピー』といい、邦題をつける人っていったい...。

★Sycoさん

キューに入りましたか。嬉しい。いろんな人にお薦め映画を見てもらうブログの本来の目的達成!
「摩天楼はバラ色に」にあやかった感はありますね。でも舞台がNYCというだけで、こちらの作品とはジャンルも質も異なるような。Sycoさんのレビュー楽しみです。書き捨てでもOK!(笑)

『NY式ハッピーセラピー』

いま、ネットで調べました。
どうやったら "Anger Management" が "ハッピー" なんかい!

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